続・重大発表!これからの時代の健康概念とは?

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


私の産業医としての

「これからの時代の働く人の健康」対する考えです。



<体の健康管理の基本(Basics)は、「カロリー」>

 【カロリー摂取=食事】

 【カロリー消費=運動】


<体の健康管理の次のステップ(Advanced)は、「クオリティ(質)」>

 食事の質=【添加物や保存料、自然食などに関すること】

 運動の質=【目的にあった運動スタイルの構築】



<こころの健康の基本(Basics)は、「ワークライフバランス」>

 オフの過ごし方、家族サービス、旅行、気分転換など

 ~成功して幸せになるのではありません~

 ~幸せを感じることができる人が、成功するのです~
 
 (成功は客観、幸せは主観です)
 
 

<こころの健康の次のステップ(Advanced)は、「知識」>

 ストレスやメンタルヘルスに関する知識


<自己研鑽の基本(Basics)は、「自学自動」>

 読書 (オーディオブックやDVD等も含みます)

 身近な成功者(目標の人)をまねることからはじまります


<自己研鑽の次のステップ(Advanced)は、「実践:Trial and Error」>

 やってみて、そこからの”学び”で人は伸びます


いかがでしょうか?

 


これからは、安全衛生管理関連だけでなく、上記関連記事もupします。ご期待下さい!

以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

産業医から重大発表!今までの健康概念は通用しない!?

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。

今回は、

【今までの健康概念は通用しない!?】

という内容のお話しをさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。




drtakegami.comメルマガ、産業医.comブログ読者の方々によくいただくご質問(リクエスト)に、

安全衛生管理よりも、個人としての「健康管理」はどうしていますか?

というものがあります。




私の産業医としての「働く人の健康」対する考えです。

あなたのご感想もいただけますと幸いです。



国による健康対策は、以下が大まかなところではないでしょうか。
  • 体の健康対策として、メタボ健診(啓蒙、予防、早期発見早期治療)、歩け1万歩計画など。
  • 心の健康対策として、様々な法整備、4つのケア、休職者の復職奨励など。


しかし、現状は・・・
  • 生活習慣病やメタボの増加
  • 10年以上続く、3万人以上の年間自殺者 
  • メンタル休職の一般化(増加)
  • ひきこもり
  • キレる
  • 海外志向低下、留学者減少、海外勤務希望新入社員減少


原因背景として考えられることは、以下などがあげられます。
  • 一人世帯増加、晩婚化
  • IT化、24時間オンライン、
  • 社会性の変化、興味の対象は半径2mのみ
  • グローバル化、競争、コミュニケーション


このよう中で、今までの健康概念は通用しません。


健康オタクも、ポジティブ思考オタクも、自己投資オタクも、

バージョンアップ(進歩・複雑化)し続ける

社会システムへ対応できなければ、

それがストレス原因となり、健康を害します。




このような環境の中、私たちは、こころとからだの健康だけでなく、

積極的に自分を磨く必要があります(自己研鑽)。



正しい知識をもち、

実践し、

「個」としてのタフネス(resilience)を構築する必要があります。


そして、

自ら成長できる「個」
 ↓
強い社員
 ↓
強い企業
 ↓
強い日本

を産業医.comブログとdrtakegami.comは応援します。


大切なのは、
  1. からだの健康
  2. こころの健康
  3. 自己研鑽。

体の健康管理の基本は、「カロリー」。
  •  カロリー摂取=食事
  •  カロリー消費=運動
 
体の健康管理の次のステップは、「クオリティ(質)」
  •  食べるものの質=添加物や保存料、自然食などに関すること
  •  運動の質=目的にあった運動スタイルの構築


こころの健康の基本は、「ワークライフバランス」
  •  成功して幸せになるのではありません。
  •  幸せを感じることができる人が、成功するのです。
  •  オフの過ごし方、家族サービス、旅行、気分転換など
 
こころの健康の次のステップは、「知識」
  •  ストレスやメンタルヘルスに関する知識


自己研鑽の基本は、「自学自動」
  •  読書、読書、読書
  •  身近な成功者(目標の人)をまねることからはじまります
自己研鑽の次のステップは、「実践:Trial and Error」
  •  やってみて、そこからの”学び”で人は伸びます
 
あなたのご意見もいただけますと幸いです。

これからは、安全衛生管理関連だけでなく、上記関連記事もupします。ご期待下さい!

平成23年度「全国安全衛生週間」について

いつもありがとうございます。
産業医の武神です。

今回は、
平成23年度「全国安全衛生週間」について
という内容のお話しをさせて頂きます。
 
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

平成23年度「全国安全衛生週間」の実施要綱を公表
…全国労働衛生週間は、労働者の健康管理や職場環境の改善等の労働衛生に関する国民の意識を高めるとともに、職場での自主的な活動を促して労働者の健康の確保等を図ることを目的として昭和25年から行われており、本年で62回目となります。毎年10月1日から10月7日までを本週間、9月1日から9月30日までを準備期間とし、それぞれの職場でさまざまな取り組みを展開することとなっています。

 平成23年度スローガンは、5月に行われた一般公募作品からの選考により、
 「見逃すな 心と体のSOS みんなでつくる健康職場」と決定されました。
 近年、過重労働による健康障害やメンタルヘルス不調などの健康問題が重要な課題となっています。これを踏まえ、労働者自身のほか、管理監督者、産業保健スタッフが労働者の心の不調に早期に気づき、適切な対処を行うとともに、職場環境の改善につなげることにより、労働者の心の健康が確保された職場の実現を目指すことを表しています。
www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001jiz1.html

≪関連情報≫
平成23年度全国労働衛生週間実施要綱
www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000001jiz1-att/2r9852000001jj0i.pdf

以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。
 

衛生委員会、活動内容例の報告

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【衛生委員会、活動内容例の報告】

という内容のお話しをさせて頂きます。


あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



今までは名義貸し産業医状態であった企業様です。

弊社でご契約頂き、体制を整え、はや2年になるクライエントの紹介です。



この2年間、衛生委員会で行ってきたこと


1.健康管理体制の強化
健康診断は毎年1回必ず行う。受診率90%以上を目指す。
産業医にその結果をチェックしてもらい、必要に応じてまたは希望に応じて、従業員の面談を行う。
健康促進イベントの案内を行う。


2.過重労働管理体制の確立
過重労働になった従業員へ産業医による面談うシステムを確立する。
各チームのリーダー以上へ勤怠情報を共有し、勤怠管理意識の向上を行う。


3.メンタルヘルス体制の確立
各チームのリーダー以上へ社外の専門家による研修会を行う。
従業員への情報提供として、メンタルヘルス相談窓口(社内外)の掲示や書類配布による周知を行う。


4.季節のウィルス対策等の体制を確立
熱中症、食中毒の予防などについて掲示して周知を行う。
インフルエンザ、ノロウィルス対策として、アルコール消毒液を入口、トイレ内などに設置を行う。

5.地震対策、緊急時の体制を確立
地震、停電などの発生時において、現在の社内の対策を見直し、時代にあったものにする。


以上、一部ではありますが、衛生委員会を通じて、行った活動実績です。


弊社では、企業の発展だけでなく、従業員の健康の促進を心がけている企業様を応援しております。

これからも継続して、一歩一歩、働きやすい職場環境にしていけたらと思います。


あなたの会社でも、どうぞご活用下さい。



以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

ご存知ですか?「ポジティブ・オフ」

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【ご存知ですか?「ポジティブ・オフ」】

という内容のお話しをさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



「休み=オフ」を「前向き=ポジティブ」にとらえ、

休暇を取得して外出や旅行を楽しむこと

を積極的に促進する取り組みを

「ポジティブ・オフ」運動と名付け、

この夏からスタートしました。


これは、

電力需給対策としての節電と、

外出や旅行の促進による地域経済活性化の

両立を目指す取り組みですが、


長期的には、

休暇を楽しむライフスタイルや

ワーク・ライフ・バランスの実現といった

「ライフスタイル・イノベーション」に

つなげていくことを目指しており、

観光庁が主体となって、

内閣府、経済産業省とともに厚生労働省も共同して推進しています。




休業・休暇や福利厚生の制度を活用し、

従業員の外出や旅行をサポートするなど、

「ポジティブ・オフ」運動に

ご賛同いただける企業を募集しています。



賛同企業は、

観光庁ウェブサイト内「ポジティブ・オフ」のページに、

取り組み内容や企業ロゴなどが掲載されます。ふるってご参加ください。



取り組みに当たっては、下記のウェブサイトをご参照ください。



なお、「ポジティブ・オフ」運動の取り組みに当たり、

就業規則の変更を伴う場合や新たな制度を導入する場合などには、

変更届の提出や労使協定の締結など所定の手続きをとってください。

詳しくは、労働基準監督署にお問い合わせください。




以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

被災地以外の外傷後ストレス障害(PTSD)について

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。

今回は、

【被災地以外の外傷後ストレス障害(PTSD)について】

という内容のお話しをさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



3.11.のような、生死の境をさまようような経験をして心的外傷を受けると、

誰もが恐怖感や無力感を感じます。

通常、時間の経過とともに恐怖感や無力感は自然と消えていきますが
1カ月以上たってもそうした状態が続く場合、

外傷後ストレス障害(posttraumatic stress disorder:PTSD)

が疑われます。



PTSDは、被災者の5~10%が発症するともいわれています。

被災者ばかりでなく、過酷な業務に携わる救援者のPTSDも問題とも指摘されています。



PTSDには大きく分けて3つの症状があります。

1.侵入
 心的外傷を受けた出来事などについて思い出したくないのに思い出してしまう

2.過覚醒
 音などに過剰に反応したり不眠になったりする

3.回避・麻痺
 出来事について考えることを避けたり、喜怒哀楽などの感情が麻痺したりする




被災者の中でも、小児や女性、障害者や社会的弱者が発症しやすいとされています。

過去の自然災害での発症率は被災者のうち5~10%程度とのことです。



PTSDの患者は、うつ病やパニック障害などを併発することが多く、

PTSDの3つの症状に加え、そうした病気を併発している患者に対しては、

社会的支援に加えて薬物治療も考慮する必要があります。


一般的に第1選択は選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などですが、

基本的には、薬物治療は少量からはじめ、

症状の改善が見られても少なくとも1年間は投与を続けるとも言われています。


自殺願望やアルコール依存症のある患者、食事摂取や生活維持が困難な患者は専門医への紹介が必須です。




被災者ばかりでなく、救援者もPTSDを発症するリスクがあります。

とくに、自衛隊や消防、警察などの救援者達は

被災者より高い発症率が認められています。

救援活動の中で心的外傷を受けるためです。



2004年のスマトラ沖地震では、

海に打ち上げられた遺体の回収などに携わった作業員の心的外傷が問題となりました。



東日本大震災でも救援者、

特に遺体の回収や身元確認、原発事故対応などの業務に当たっている自衛隊員や警察官、消防隊員、自治体関係者

などへの精神的ケアが求められます。



一方、被災地にはない一般企業でも、注意が必要な人たちがいます。

人事や総務の災害時担当者など、

3.11.の後に通常業務以上に忙しくなった人たち、

社員の訃報などの対応に追われた人たちです。


なるべく、2人以上でこのような業務にあたることが負担を軽減するといわれています。




一般社員の場合、PTSDではないものの、

テレビなどで被災地の映像を長時間視聴して、

腹痛や頭痛、不眠などを訴える人もいます。


中には、医療機関を受診する人も出ています。

こうした人たちには対症療法が必要なこともありますが、


まずは、テレビの視聴時間を最小限にとどめること

そして、従来の日常生活を取り戻すこと(趣味やお稽古の再開)、

規則正しい生活と睡眠

を指導しています。


以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

名義貸し産業医、過去の報酬も自主返還求めらる!?

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【名義貸し産業医、過去の報酬も自主返還求めらる!?】

という内容のお話しをさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

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厚生労働省からでた海外渡航と感染症の注意

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【厚生労働省からでた海外渡航と感染症の注意のHP】

の情報提供です。


あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。




以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

5大疾病、社員のうつ病(精神疾患)に関する取り組み方

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【社員のうつ病(精神疾患)に関する取り組み方】

という内容のお話しをさせて頂きます。


あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



企業様からの問い合わせで、先週から、増えている以下話題をシェアさせて頂きます。


『厚生労働省は6日、「4大疾病」と位置付けて重点的に対策に取り組んできたがん、脳卒中、心臓病、糖尿病に、新たに精神疾患を加えて「5大疾病」とする方針を決めました。』

『これをふまえて今後の、社員のうつ病に関する取り組み方など、何か注意をすべき点があればご教示ください。』



話しだせば永遠と話せてしまいますが、

以下3点をあげさせて頂きます。


1.
法令やガイドラインでは、社員の精神疾患への

「予防」→「ケア」→「復職」

が企業に求められています。

 
あなたの会社は、

休職者の復職へのプロセスはルーチン部分が増えて、

人事部の負担少ない形になってきていますか?


予防とケアについては、

どの会社も改善の余地が常にあります。

毎年、何か新しいことを考えましょう。

 

2.
職場の精神疾患に対して、

「4つのケア」

で臨むことが求められています。


4つとは、

セルフケア、
ラインケア、
社内スタッフ(人事・保健師や産業医)によるケア、
社外資源によるケア(医療機関、リワークセンター等)

です。

 
個人的見解ですが、一番大切なのは、

ラインケアです。



3.
過重労働と四(五)大疾病の関係


残業時間が月に100時間、または、2-6カ月平均で80時間以上は、

心臓・脳疾患(心筋梗塞や脳梗塞など)の発生と

強い関係がある。

と、認識されています。

(45時間以上でも、関係があるとの認識です。)


ひきつづき、過重労働には気をつけましょう。


以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



●上記問題への対処等コンサルティングをお引き受けしております。

受けられた企業様からは、

「とても実践的だった。」

「すぐに使える気がする。」

「リスクの考え方がかわった。扱いやすくなった。」

などの声を頂いております。


あなたの会社でも、いかがでしょうか?