メンタルヘルス対策 会社の守備範囲と自殺について

会社の守備範囲を知りましょう。

 

メンタルヘルス対策として、いろいろなことが必要なことがわかってきました。

 

実際は、一部の大企業を除いて、メンタルヘルスケアの全てを事業場内のスタッフでまかなえる事業場はきわめてわずかです。

 

従って、事業場外資源といかによいネットワークを築き、活用できるかということが、メンタルヘルスケアにおいて重要なポイントのひとつです。

 

事業場外資源を有効に活用するためには、事業場外資源機関にコンタクトをとる前に3つするべきことがあります。

  1. 事業場内でどのようなニーズがあり、何が必要なのか明確にすること。
  2. 事業場外資源の役割や特徴を理解すること。
  3. どこまではできて、どこからができないかを知ること。

 

あなたの会社の人事部、衛生委員会などで、産業医の先生と相談して下さい。

 

自殺者の年次推移と年齢別自殺状況

 

会社が一番避けなければならないメンタルヘルス問題は、自殺です。
日本における自殺について、述べさせていただきます。

自殺者数の推移を見ると、平成10年以降、3万人を超えるという事態が続いていましたが、平成24年中における自殺者は、前年に比べ2,793人減少しました。

自殺者数の年次推移出典:警察庁 平成24年中における自殺の状況

 

これを年齢別男女別でみると、40代、50代、60代男性が高い数値を示しています。
職場でも家庭でも、より責任が重い世代であることがわかります。

年齢別自殺者

 出典:警察庁 平成24年中における自殺の状況

 

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