カテゴリー ‘_読者からの相談(Q&A)’の記事

そのストレスチェックEAPは従業員に不評、上司にも不評です

2014-09-24

こんにちは。日本ストレスチェック協会代表理事の武神です。

 今日は、10月15日に、ストレスチェック制度に関連して企業の人事担当者の方々を対象として行うセミナーでお話しする内容を少しシェアさせていただきます。

 

 このセミナーでは、ストレスチェック制度について現時点でわかっている最新情報をお伝えすることはもとより、企業として最低限、どのようなことを気にかけなければいけないのか、また実施しようとした時にどういう問題点が上がってくるのか、ということについてお話ししたいと思います。

 今すでに、参加者の方から是非、聞きたいというご質問を頂いておりますが、特に多いのは、いいEAPの見つけ方はありますか、ということです。また、だめなEAPの見分け方はありますか、というご質問もあります。

 

 EAPの見つけ方、見分け方というのはとても貴重だと思います。

 

 

 9月9日の時点で厚生労働省の専門検討会が、57問の質問票を標準的なものとして使っていくと言いました。もちろんEAP企業独自の質問票があって良いのですけれども、この57問のものが標準的になっていくのは間違いないと思います。

 

 ということは、質問内容によってEAP企業の善し悪しを判断するというのは、なかなか難しいということです。EAP企業側にとっては、この標準的な質問票を使うことによって、自分たちのサーヴィスを差別化しづらいという面が出てきたと思います。

 企業の人事担当者にとっては、差別化しづらいサーヴィスを使わなくてはならないわけですね。

 また、個人のストレスが、「あります」、「ありません」というのは数値化できないことですから、そのチェックテストの結果をどう評価するのか、もしくは組織のストレス環境が改善について、何をもって評価するのか、やって良かったという評価がどこにあるのか、ここら辺が非常に分かりづらいですね。

 

 ですから人事担当の方がどうしたいのかという明確な基準を持っていないと、差別化しにくい中でEAP企業を決めて、ストレスチェックテストを実施したものの、従業員には不評、上司にも不評、しまいに「あなたの選んだEAPサーヴィスは何だったの?」と言われかねません。

 

 10月15日のセミナーでは、人事担当の方にとって、何を一番考えてEAP企業を見つけるのが、自分の評価につながるのか、ということを中心にお話ししていきたいと思います。よろしければ、に奮ってご参加下さい。

 

 まだ若干、席に余裕がありますので、こちらから、どうぞよろしくお願いいたします。

 

お前の腹筋はすでに割れている!

2014-09-09

今日は、産業医の立場からのメルマガで、

【お前の腹筋はすでに割れている!】
(北斗の拳のケンシロウの台詞っぽく、読んでください)
という内容です。

毎年夏になると必ずある、
定番の産業医への相談内容についてお話しします。

***************

「筋肉をつけて、痩せるには、どうするのが一番いいですか?」

—いつまでにそうなりたいのですか?

「できれば、2-3ヶ月で」

—「・・・」

「最近広告でもやっているじゃないですか。」

—ライ○ップですね。

「はい、腹筋が6つに割れた感じになりたいんです。」

******************************

そんなわけで、今日は、
筋トレとダイエットの関係のお話です。

まず、2ヶ月で結果をだすライ○ップですが、
広告だと、筋トレ頑張っていますね。

しかし、医学的にみると、あれはきっと
【筋トレ】<<【食事管理】
でやっています。

結論から申し上げますと、
筋肉は既についています。
腹筋もすでに6個に割れています。

ただ、脂肪のコーティングのために、見えていなかっただけ。

たね明かしは、
しっかり食事管理して
分厚い脂肪のコーティングがはがれたら
あら、不思議。隠れていた筋肉が見えてきた!
という感じです。

食事管理は
摂取するカロリーは落としても、
摂取するタンパク質量は落とさない、が主体でしょう。

プラス、筋トレです。

******************************
お前の腹筋はすでに割れている
ただ、今は見えていないだけ。
******************************

abdmuscle
(そもそも、解剖学的に、腹直筋はみんな6個に割れているんです)

何でそうなるのかというと、

人間のからだには、

カラダを作る「同化作用」
と、
カラダを壊す「異化作用」
の2つのエネルギーの流れしかない
からです。

同化作用(anabolism)は、
筋肉も脂肪も含めて、カラダにつける=カラダを作る 状況です。
たくさんのエネルギー摂取を必要とします。

たくさんの運動は当然ながら、
正しい食事、質のいい睡眠(成長ホルモン等の分泌)も
必要です。

異化作用(catabolism)は、
筋肉も脂肪も含めて、そういうものを分解して=からだを壊して、
エネルギーを作っているのです。

メージとしては、食事をとれないと、生命維持のために
体脂肪や筋肉が消費されるのですね。

もちろん、人間のカラダは、この両方が行われていますが、
胸だけ同化作用、腹だけ異化作用、
とはいきません。

カラダ全体として、どっちの作用に傾いているのか
が、大切なのです。

******************************
つまり、筋肉をつけるためには
同化作用が主 である必要があります。
摂取するエネルギーは十分である必要があり

つまり、結果として、
脂肪もつくのです。

体脂肪を落とすときには
異化作用が主 である必要があります。
摂取カロリーよりも、消費カロリーが多い状態
でなければなりません。

結果として、筋肉はつきにくく、落ちやすい状態です。

******************************

筋肉ムキムキのボディービルダーの人達は、
大会のないときは、結構、肥満気味です。
大会に向けて、食事制限を行い、脂肪を落とす(カラダをしぼる)のです。
(実際は、不健康のレベルまで落とすらしいです。ここでは割愛します。)

20140813 DBG semianr

最近、もともと痩せ気味のお笑い芸人さんが、ボディービルをめざしましたね。
あれも、まずは、太ってもいいので、筋肉も脂肪もつけて、
その後
大会に向けてしぼったのです。

オリンピック競技などにもある、ウエイトリフティング。
この選手達(パワビルダー)は、
見た感じ、結構太めの人が多いですよね。

パワービルダーは、”肉体を見せるためにしぼる”必要がありませんので、
脂肪も筋肉もついているのだと理解してください。

******************************

そんなわけで、
長期的にみれば、筋肉をつけて痩せる、は可能ですが、
短期的には難しいというのが、産業医としての見地です。

結局は、何を優先したいのか? ですね。

体重を落としたいのであれば、運動(筋トレ)よりも食事管理
体型を改善したいのであれば、食事管理よりも、運動(筋トレ)
を主体とべきでしょう。

もちろん、有酸素運動をたくさんしながら食事管理をしっかりしたほうが、痩せます。
また、筋トレだけでなく、食事管理もしっかりしないと、効率のいい筋肉の発達は得られません。
興味ある方は、産業医面談にお越し下さい。

以上、ご活用頂けますと幸いです。

セミナーでは、こんな感じのご質問にもお答えさせていただきます。
あなたと、会えることを楽しみにしております。
まだ、申し込まれてない方は、早めにお申し込みください。
jsca.co.jp/2014seminar/
よろしくお願いいたします。

会社の安全配慮義務リスクを最小限にする、休職者・復職者対応の5つの原則

2014-06-11

いつもこのブログをお読みいただき
どうもありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、
【会社の安全配慮義務リスクを最小限にする、休職者・復職者対応の5つの原則】
という、内容のお話です。

ご存知のように、
休職者の対応、復職については、厚生省のガイドラインがあるのみです。
法的なルールなるものはなく、
実際の対応は、会社ごとに異なります。

しかし、
私のクライエントにおいては、以下5点は、
会社の安全配慮義務リスクを最小限にする=会社のリスク回避のため、
原則としてもらっています。

あなたの会社の参考になれば幸いです。


休職(自宅療養)が必要の旨の診断書が出た場合、部門に有無を言わさず、該当社員を休ませる。
休職の診断書には、「いつまで」の期限が明記されているべきで、されていなければ、再提出をお願いする。診断書が会社に提出された場合、すぐに産業医に見せる。


その”期限”がきれるまでに、
「引き続き休職(自宅療養)が必要」または、「○月○日以降に復職可能」
の診断書を出してもらう。
つまり、診断書上の切れ目がないようにしてもらうことが大切です。


休職中も定期的に人事、産業医とcatch upや面談(電話も可)を行う。(たいてい最低月1回)
そのために、人事担当者が連絡してもいい個人のメルアドを聞いておく。
まちがっても、会社のメルアドに送らない。社員がブラックベリー(会社支給の携帯等)を手放せなくなってしまいます。


会社としては、1日○時間、週○日、働ける状態で復職してほしいか決めておく。


復職の際には、○月○日以降、復職可能の文言が入った診断書が必要。その診断書提出後に産業医面談を行う。主治医と産業医の意見を参考に、最終的に会社が復職の許可を出す。
そのため、主治医の書いた復職の日にちよりも実際の復職の日にちが後になることは普通にあることです。
就業制限が必要な場合は、具体的にどのような就業制限がいつまで必要か、診断書にかいてもらう。


たまに聞かれる以下質問にも答えておきます。
「産業医が主治医の診断書を見て、復職の可否を判断していただけますか?」
「無理です。それでは、 YESと言えても、NOと言えませんので」

「会社としては、○月○日には通常勤務が行えるようお願いしてもよろしいですか?」
「だめです。働けるまで病気が回復することが原則です」


以上、あなたの心と体の健康管理と自己成長と、あなたの会社の安全衛生管理にも、ご活用いただけると幸いです。

メンタル休職関係のトラブルを避けるための動画シリーズのご案内

2014-05-28

いつもこのブログをお読みいただき
どうもありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、
【メンタル休職関係のトラブルを避けるための動画シリーズのご案内】
という、内容のお話です。

年間1000件近くの働く人との面談をこなしている産業医が、
調子が悪くなってきたときに知るべきこと、
メンタル従業員との面談のコツ、
休職や復職の際に押さえておくべきポイント、
コーチング・カウンセリングの方法など

人事担当者も休職者も必見の内容です。

いきなりの診断書を避け、
再休職にならない回復と、
トラブらない復職のために、

産業医が休職前・休職中・復職後の
人事も労働者もおさえておくべきポイントを
解説しています。

【お気に入りにご登録ください。companydoctor.jp/1473-2/】

産業医武神の動画シリーズ(就業中、休職前)
companydoctor.jp/youtube1/

産業医武神の動画シリーズ(休職開始から復職前) 
companydoctor.jp/youtube2/

産業医武神の動画シリーズ(復職後)
companydoctor.jp/youtube3/

産業医武神の動画シリーズ(うつ病の予防、対策)
 companydoctor.jp/youtube4/

産業医武神の動画シリーズ(ストレス対策)
companydoctor.jp/youtube5/

病気で休職中の社員に励ましの連絡をとってもいいですか?

2014-05-14
いつもこのブログをお読みいただきどうもありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、
【病気で休職中の社員に励ましの連絡をとってもいいですか?】
という、視聴者の方からのご質問にお答えします。


これは、
実はよく聞かれる質問です。

率直に言って、
答えは【簡単】ですが、
ある意味困った質問です。

基本的にはcase by caseなのです。

以下、「No」の理由を3つあげますので、
この3つに反対できれば、
あなたの場合の、答えは「Yes」となるのだと思います。


1.病状を明かすことはできないので、答えられません。すなわちNo。

2.本当の友達なら、いちいちこんな確認しますか?

3.連絡とって一番満足するのは誰ですか?


いかがでしょうか?
あなたのご質問にも、誠意を持ってお答えしています。

************************************
視聴者からのQ&A
病気で休職中の社員に励ましの連絡をとってもいいですか? 
(産業医 武神の動画 090) 
************************************

以上、あなたの心と体の健康管理と自己成長と、あなたの会社の安全衛生管理にも、ご活用いただけると幸いです。
コメント、ご質問等、お待ちしております。bit.ly/jw17lT
全てしっかり、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

家族がうつ病の薬を飲みながら働いています。休職のタイミングは?

2014-04-23

いつもこのメールをお読みいただき
どうもありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、
【家族が、うつ病の薬を飲みながら働いています。休職のタイミングは?】
という、視聴者の方からのご質問にお答えします。

こちらの動画をぜひご視聴ください。


視聴者からの質問にお答えしています。
【家族が、うつ病の薬を飲みながら働いています。休職のタイミングは?】
(産業医 武神の動画 050)


今日の相談内容は
「夫がメンタル不調で休職することになりそうです。
どうしたら良いでしょうか。アドバイスをお願いします。」
という内容です。

いただいたメールは奥様からのもので、
ご主人は以前にもメンタル不調になったことがあるそうです。

その時は休職にはいたりませんでしたが、
通院・服薬をし、
会社に時間調整をして貰って落ち着いた経験をお持ちです。

その後、2〜3年は大丈夫だったのですが、
秋頃から部署異動などの環境の変化があって、
調子が悪くなってきたそうです。

もともとは非常に良く寝る人で、
また良く食べる人だったのですが、
最近眠れない・食欲がわかないと
言いはじめたということで、
奥様の方からご主人に通院をした方が良いのではないかと勧めたそうです。

ご主人も過去に通院した経験がありますから、
素直に通院を開始しました。

理由は書いていないのでわかりませんが、
前とは違う病院・違う先生にかかることにしたそうで、
今は睡眠導入剤と軽めの抗うつ剤を飲んで勤務しているそうです。

会社では過重労働面談行われていたそうですが、
注意喚起はありませんでした。


奥様自身が自分にも何かできなかったのかなと
非常にへこんでいるとも書かれていました。

ご主人自身は職場で人のミスを被らされたり、
自分だけが沢山仕事をすることになっていて、
疲れて仕事を続けていく自信がない、
辞めたいと言っている。

主治医の意見は、
薬を飲み始めているので、
もうちょっと働いてみたらということです。

奥様としては心配だから休ませてあげたい。
どういう風にもっていけば休ませることができるでしょうか、
という内容でした。


この話を聞いてまず最初に思ったことは、
ご自身と奥様が症状に気が付いて
通院を開始しているというのが非常に良いことなんじゃないかな
と思います。

また、このような状況になったことを
奥様は気に病んでいるようですが、
ご自身を責める必要はまったくないと思います。

むしろとても良いことです。

前々回の動画で
【家族がうつに理解が無い場合、どうしたらよいでしょうか?】
(産業医 武神の動画 048)
という話をしたのですが、
それとはまったく正反対で非常に良いと思います。


私の知りえた範囲で考えますと、
まだ奥さんが休職を決めるべきではないと思います。

調子が悪くなっているのが事実であっても、
以前に通院と職場の配慮で回復したという
成功・回復体験があり、
今は通院を開始してお薬を飲み始めているわけです。

まだ職場の調整にはいたっていませんが、
いまの段階では、内服をしつつ勤務して、
状況の変化を見守るか、
もしくは会社にもう一度カミングアウトしていって、
前回と同じような環境についての配慮をしていただいて、
お薬プラス環境変化という
前回と同じパターンにもっていって、
どうなるかを見ていっても良いのではないかと思います。

また、そのあたりについて、
職場の理解、対応というのがどうなっているか
を調べてからでも良いのではないでしょうか。


ご主人が仕事をやめたいといっている
ということですが、
これは非常に微妙な問題です。

基本的に働く人が仕事が原因のメンタル不調を起こしている場合、
仕事を辞めればたいてい治ります。

辞めさせられるのではなく、
自ら辞めるというのであれば治る場合がほとんどです。


ただこれはあくまで病気が
非常に重篤になる前の段階だった場合です。

病気が本当に重たくなって
辞めさせられた感がある場合は
回復には結びつきません。

うつ病というのは
重くなればなるほど思考回路が
上手くまわらなくなってしまいますので、

思考回路が上手くまわっているときに
自分で色々考えて辞めたいといっている
のであれば「辞めれば良い」ということになります。

ですが、もう思考回路があまりまわっていないのであれば
「辞めたい」というのは一旦切り離して
「今は判断をする時と状況ではないですよ」
とした方が良い結果を得やすいです。

視聴者からのQ&A:人事担当者がうつになったとき

2014-04-02

いつもこのブログをお読みいただき
どうもありがとうございます。
産業医の武神です。

メルマガ読者、YouTube動画視聴者の人事の方から、
5年ぶりの異動をきっかけに体調不良となり、肉体的異常はなく、まさか自分が・・との状態
と緊急メールを頂きました。

一般社員よりもメンタルヘルスの知識があったから、早く気づくことができたのだと思います。この早い気づきを無駄にしないためにも、ぜひ、動画の中でできる”行動”を実際に実行していただきたいと思います。

 

以上、あなたの心と体の健康管理と自己成長と、あなたの会社の安全衛生管理にも、ご活用いただけると幸いです。
コメント、ご質問等、お待ちしております。bit.ly/jw17lT
全てしっかり、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

ストレス対策セミナーで伝えていること

2014-04-02

いつもこのブログをお読みいただき
どうもありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、
【ストレス対策セミナーで伝えていること】
について、お話します。


頼まれるセミナーで多い内容リクエストが、
【ストレス】
に関することです。

今日は、ストレスに関して、
学校どころか、普通のセミナー講師や産業医では
教えてくれない、彼/彼女たちも知らない
ストレス対策の内容を少しお話ししたいと思います。

厚生労働省、および、おおくの一般的セミナー講師や産業医は、

【ストレスとは】
ストレス要因、ストレス反応、ストレス耐性
から理解できます。

として、説明しています。

このメルマガではいちいちその内容を説明しませんが、
内容的には、間違いではありませんね。

しかし、これでは
だから何?
肝心のストレス対策はどうしたらいいの?
ということに、具体的につながらないのです。

一方、
産業医の武神流にストレスを説明すると、

【ストレス=強度(インパクト)×継続時間】
です。

ストレスの強度とは、
どれくらい予測しなかったことかとか
どれくらい、ビッグイベントが起こったとか
個人にとってのビッグイベントなのか、
誰にとってもビッグイベントなのか、
などをさします。

継続時間とは、
そのストレスが、どれくらいの期間続いてきたのか
これからどれくらい続くのか、
その予想はできているのか、
ストレスのある時間は、途切れないで続くのか、リフレッシュ時間があるのか
などをさします。


すると、それぞれに対して、
対策がたてやすくなります。

全てを想定内にしてしまう技術
ストレス”時間”をコントロールする方法
などなど、

この動画で説明しています。
ぜひ、ご視聴ください。


youtu.be/Z1zNlVMG7hg

以上、あなたの心と体の健康管理と自己成長と、あなたの会社の安全衛生管理にも、ご活用いただけると幸いです。
コメント、ご質問等、お待ちしております。bit.ly/jw17lT
全てしっかり、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

復職後の社員への対応について、上司からの質問への答え

2013-12-25

このブログをお読みいただき、どうもありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、
【復職後の社員への対応について、上司からの質問への答え】
という話をさせていただきます。

毎週、数多くのご質問や復職判定の依頼等を頂いております。
今年も、50人以上の復職に携わらせていただきました。
この分野で多いご質問は、つきつめれば、以下にまとめられます。


【復職後の上司には、病気のことを話していいか】
開示したいのならば、産業医または人事から、まずは本人に同意を取るべきでしょう。
Yesならば、メンタルの病気であったことを伝えてもOK。
Noならば、病欠だった以上は伝えられません。
(Noでも、たいていは、上司は心か体かはわかっていますので、大丈夫です。)

上司以外の人については、「病欠だった。会社の規則でそれ以上は聞くな。」が標準的な対応かと思います。
(これもまた、たいていは、現場は、心か体かは理解していますので、大丈夫です。)


【復職後の上司からのフォローアップ体制について】
復職後のフォローですが、上司または人事は、1-2週に1回は本人とミーティングをするべきかと思います。
また、クライエント企業の場合は、フォローのために産業医が面談にお伺いさせていただきます。


【復職後、○○の業務はさせても大丈夫ですか?】
産業医面談の結果、会社が復職にOKのときには、復職日前に本人と面談を設けるべきです。
そこで、○○(社内業務、社外業務、外出、接遇・案内対応等)の中で、
・最初からは自信の無いもの、やりたくないもの、NG、苦手業務はありますか?
・これを最初からやれるのであれば嬉しいというものはありますか?
と、ぜひ、復職者にに聞くことをおすすめします。
もちろん、全てが復職者の希望にはならないことはお伝えしておくべきですよね。

そして、毎週のフォローアップ面談の時に、それぞれをどう感じたか確認して下さい。
空中ブランコは、飛ばない限り、飛べるようになりません。大切なのは、安全ネットを引いておくことです。
復職後の業務も、同じように、とりあえず、やってもらって、しっかりフォローするしかないと思います。


【復職後の社員への禁句は?】
「結局その言葉を言って、満足・納得するのは誰ですか?」
を考えるに尽きます。
言った人(上司・人事)だけが満足する言葉はNGでしょう。

 

上司からのメンタル相談:メンタル休職者の仕事をカバーしてくれている同僚達には、どう説明すればいいでしょうか? (産業医 武神の動画 014)

youtu.be/YBlfK5jx8gY

以上、あなたの心と体の健康管理と自己成長と、あなたの会社の安全衛生管理にも、ご活用いただけると幸いです。コメント、ご質問等、お待ちしております。http://bit.ly/jw17lT

全てしっかり、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

復職判定で一番多い質問とは?

2013-12-18

このブログをお読みいただき、どうもありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、
【復職判定で一番多い質問とは?】
という話をさせていただきます。


毎週、数多くのご質問や復職判定の依頼等を頂いております。
今年も、50人以上の復職に携わらせていただきました。
この分野で一番多いご質問は、つきつめれば、以下にまとめられます。

「このような状態で、復職できるのでしょうか?」

もちろん、この文章の前には、
「1日数時間なら戻れると言っています」とか、
「違う職場なら戻れると言っています」とか、
「前の職場以外と言っています」
などの言葉がついています。


【以下、私の回答の一例です】
復職の可否は、「本人の改善具合」も大切ですが、「会社がどのレベルまでを求めているか」がとても大きい因子だと思います。

例えば、復職時の勤務時間にしても、
就業時間(8時間など)を勤務できる状態(→8時間の図書館通いなどを生活記録票などで確認する?)
就業時間(8時間など)を勤務できる状態の人を、6時間勤務2週間から
6時間勤務できればOK(→いつから8時間にするの?できないときは?)
など、様々です。

復職する部署については、
厚生労働省は、「基本的に同じ部署」というスタンスです。
一方、会社の判断がある場合は、異なる部署でも結構です。
「同じ部署には戻れないが、違う部署なら戻れる」というのは、個人的には基本NGです。

上記は、だいたい復職面談前に会社側に確認させていただいております。
もちろん、「とにかく復職させたいので、本人ができそうなプランをたてて欲しい」などのリクエストもありです。


前の職場以外なら復職したいという人の場合、
前の職場の人達からまだまだ逃げたいと思っているように感じます。
結局、会社から遠ざかった分回復したが、本人の内面での変化が無いように感じてしまいます。この変化なくしては、再休職率が高いと思います。ここら辺をしっかり、確認させていただきます。
(本来であれば、主治医やカウンセリングで対処しておいてくれるべき領域です。)


以上、あなたの心と体の健康管理と自己成長と、あなたの会社の安全衛生管理にも、ご活用いただけると幸いです。
コメント、ご質問等、お待ちしております。http://bit.ly/jw17lT 
全てしっかり、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

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