年収3000万以上稼ぐ人と、できない人の違い

このメールを開いていただき、どうもありがとうございます。産業医の武神です。

今日は、
【年収3000万以上稼ぐ人と、できない人の違い!?】
という話をさせていただきます。

私は、年間1000件ものカウンセリングからコーチングまで色々な産業医面談をこなしています。その中には、社員の平均年収6500万の企業から、日本の平均以下の給与の企業まで、幅広くクライエントがおります。約3万人との関わりの中で見えてきた、年収3000万以上稼ぐ人、年収1000万円でおわってしまう人、稼げない人の違い、また、できる人とできない人の違いについて、お話しています。

■参考リンクはこちら■
youtu.be/2BNuSTpJ9Wk

以上、ぜひ、あなたの心と体の健康管理と、あなたの会社の安全衛生管理にも、ご活用いただけると幸いです。
コメント、ご質問等、お待ちしております。■bit.ly/jw17lT■
全てしっかり、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

上司からのメンタル相談:メンタル休職者の仕事をカバーしてくれている同僚達には、どう説明すればいいでしょうか?

今日は、

 

 

という話をさせていただきます。

 

 

youtu.be/YBlfK5jx8gY
 メンタル休職者をかかえる上司からの相談です。
「実は一番困ってしまったのが課内の同僚スタッフへのコミュニケーショーンです。休職期間、他のスタッフが業務カバーをする事はマネージ出来ますが、休職事由について話す事は避ける必要があり(復職障害要因になり得ます)何とかごまかしたと云うのが実情です。どのように同僚にはお話しすればいいのでしょうか?」
 
以上、ぜひ、あなたの心と体の健康管理にも、ご活用いただけると幸いです。
コメント、ご質問等、お待ちしております。
全てしっかり、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

メンタル相談:30代女性、皆に精神科受診を勧められています

今日は、

 

 

という話をさせていただきます。


youtu.be/4JMI2Kt4BZ8
 よくある相談の一つが、「人に精神科・心療内科などの専門家の受診を勧められましたが、私って、そんなに病気ですか?」というものです。
 メンタル的に弱い自分を認めたくない気持ち、今調子悪くても本の一時的なものだと信じたい気持ち、相談すべき人がわからない不安などが背景にあると思います。
 年間1000件近くの産業医面談を行っている立場から、このようなときの対処法をお話ししています。
以上、ぜひ、あなたの心と体の健康管理にも、ご活用いただけると幸いです。
コメント、ご質問等、お待ちしております。
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日本精神神経学会による、職場のメンタルヘルスチェックに関する意見表明

今日は、

日本精神神経学会による、職場のメンタルヘルスチェックに関する意見表明

という話をさせていただきます。


やるのかやらないのか、ここ数年揺れ動いているいわゆる職場のメンタルヘルス健診(労働安全衛生法の変更)について、平成25年9月25日にあった厚生労働省の会議で、日本精神神経学会の理事が、ちょっとした意見を述べました。

今日はこの内容を簡単に解説し、産業医武神の意見を述べさせていただきます。
意見表明の詳細は末尾のリンクへお願いします。


日本精神神経学会の意見は大きく分けて5つです。
私なりに要約すると以下となります。

**********************
1. 会社がストレスチェック9項目検査を従業員に受けさせたからといって、メンタル疾患の早期発見につながるかのエビデンスがない。十分な対策を整えましょう。
2. 結果を従業員に直接送る=会社には送らないことは、プライバシーへの配慮からは必要だが、結局は、従業員個人の責任任せになってしまう。労働者に必要な受診を促すために啓発などの対策を講じる必要がある。
3. 希望した従業員に対して、医師による面接を提供することを会社に義務とするには、精神科診断やストレス対処法に精通した産業医の育成が必要で、緊急の重要課題である。
4. 3の結果、会社側は必要な就業上の措置をとらないといけないことについて、精神科と産業医、それぞれが、職場と精神医学にもっと見識を持つべきである。
5. 非正規労働者や産業医のいない小規模企業はどうするの?

以上のことの根拠として、
1.精神症状と身体症状は分けられないから、身体の検査(従来の定期健康診断)と、心の検査(新しいメンタルヘルス検診)をわけるのは無理がある。
2.裁判では、産業医が知り得た情報は、会社側が取得した情報として取り扱われるので、産業医がストレスチェックの結果を事業者に報告できないのであれば産業医活動は実施できない。
3.現時点でいろいろな労働者の健康に関する制度があり、複雑である。
4.職場でストレスアンケートしたって、従業員が本当のことを書かない可能性がある。
などをあげています。
**********************


以下、産業医武神の感想です、

日本精神神経学会の意見にはごもっともなものもあります。

しかし、日本精神神経学会は、意見表明だけではなく、具体的なプランを示すべきです。
ケチつけるなら、対策も述べよ、って思います。
今まで自分たちがやってこなかった、できてこなかったから、こうなってしまったんでしょ。 


厚生労働省のメンタルヘルス検診は、その内容の是非はともかく、
何かアクションを起こそうとしている厚生労働省の方々に、私は、好感を持ちます。

メンタルヘルス検診に問題があれば、実施することによりそれが顕在化します。
そうすれば、それが、もっと改善につながるはずです。

文句(ではない部分もありますが)ばかり言っている人よりは、行動する人の方が私は、好きですね。


むしろ、日本精神神経学会からは、このメンタルヘルスチェック検診に対して、産業医というシステムをどうするべき、精神科医たちはどのように対応、適応していこうというような、具体的な提言をもっと聞きたかったです。


そもそも、身体の健康の病気だって、最終的には個々人が、会社にいわないとわからないものもたくさんあります。
また、病気のことを言い出さない従業員までを、全員、面倒みなくては、というスタンスはなりたちません。
会社側は、従業員から信頼される産業医をみつければいいだけです。
会社にとっては、産業医が知り得た従業員の情報を、プライベートへの配慮を保ちながらも、必要事項を伝えてくれる理解(技術、マインド)のある産業医がますます必要と思います。



■参考リンクはこちら■

メンタルヘルス検診の基本的なことは、この動画で説明しています。



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休暇を”計画”することで、人は既に幸せになっている

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産業医の武神です。

今日は、My daily input(読書・学び・想い)として、
【休暇を”計画”することで、人は既に幸せになっている】
という話をさせていただきます。


最近の研究によると、

休暇を”計画”することで、人は既に幸せになっている。

しかも、その効果(幸せの感情)は、8週間続くとのこと。


オランダのBreda University of Applied Sciences Jeroen Nawijn氏の研究で、

雑誌、Journal Applied Research in Quality of Life発表されました。

成人オランダ人1530人を対象に、32週間の研究期間の間に、974人が休暇をとったとのこと。

この人たちの、休暇と幸せ度(happiness)を調べましたとさ。


その結果は、

「休暇が終わると、幸せは普通レベルにもどってしまう。」

 これは、納得ですね。


「休暇が楽しくなかった人は、休暇後にhappyにならない。」

 普通に、予想通りですね。


「休暇が楽しかった人も、休暇後の特別なhappinessというものはない。休暇にいかなかった人と同じレベル。」

 これは、ちょっと残念な感じです。


しかし、

「休暇がとっても楽しかったというひとは、休暇後happinessが2週間つづいた」

 ちょっと、安心しました。



産業医のコメント;

やはり、休暇の後は”仕事”にもどる(=ストレス?)ということが、幸せ度を下げてしまうのでしょうか。。。

メンタル疾患(精神疾患)を持っている人の自殺は、休暇後(復職直後)が要注意といわれていますが、それとも関連ありそうで納得です。


この研究からいえるのは、
長い休暇よりも、こまめの休暇をとったほうが、(計画期間が増えるので)、より幸せな時間が続く
ということでしょう。



私自身は、休暇からの帰宅途中に、次の休暇の日時と場所を決めてしまう、ということを数年前からやっています。

長期休暇の計画は、1年前に始まり、10ヶ月前には予約済みです。そして、それを楽しみに、1年間やっています。



夏休みも終わった今日この頃、あなたの次の計画は何ですか?

ぜひ、教えてください。

■参考リンクはこちら■
link.springer.com/content/pdf/10.1007%2Fs11482-009-9091-9.pdf


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人間関係の充実こそが、幸せの鍵

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産業医の武神です。

今日は、

【人間関係の充実こそが、幸せの鍵】

という話をさせていただきます。


最近チェックした「幸せ」に関する研究の概要3つです。


1.
「Grant Study」という調査研究があります。
1940年前後にHarvard大学に在籍した200人を超える男子学生を、その後の生涯にわたって、75年間!、追跡したものです。
この研究の責任者George Vaillantは、調査対象者に向けた2008年3月の報告で、こう言っています。

「人生にとって本当に大切なのは人間関係だということ」

“That the only thing that really matters in life are your relationships to other people.”


2.
上記の研究成果の一部は、米誌「The Atlantic」のJoshua Wolf Shenk氏による記事の中で公開されています。
そこでは、調査対象者の交友関係はその全般的な幸福度に関わっていると指摘されています。

「調査対象者らの老いへの適応の度合いを予測する上では、「47歳時点での人間関係」が(中略)特に有効だとVaillant氏は結論しています。兄弟姉妹との良好な関係は特に影響が大きいようで、65歳で経済的に成功している男性の93%は、それ以前の若い頃から、兄弟姉妹の(少なくとも)1人と仲が良かったそうです。」

The men’s relationships at age 47, he found, predicted late-life adjustment better than any other variable, except defenses. Good sibling relationships seem especially powerful: 93 percent of the men who were thriving at age 65 had been close to a brother or sister when younger.


3.
社会経済学誌「Journal of Socio-Economics」誌に掲載された研究によれば、あなたの人間関係には8万5000ポンド(約1300万円)もの価値があるそうです。

「英国世帯パネル調査の結果を基に計算したところ、社会参加の度合いを増すことは、人生の満足度の観点からみると、最大で年収が8万5000ポンド(約1300万円)増えるのと同等の効果があることが判明しました。その一方で、収入が実際に増えたとしても幸福度はほとんど上昇しません。」

Using the British Household Panel Survey, I find that an increase in the level of social involvements is worth up to an extra £85,000 a year in terms of life satisfaction. Actual changes in income, on the other hand, buy very little happiness.

以上、ぜひ、あなたの心と体の健康管理にも、ご活用いただけると幸いです。


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精神障害の労災認定件数が、前年度比150件増の475件と過去最多!

ブログを読みにきていただき、誠にありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、こころの健康、および、労働安全衛生に関係して、
【精神障害の労災認定件数が、前年度比150件増の475件と過去最多! 】
という話をさせていただきます。


厚生労働省では、過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患や、仕事による強いストレスなどが原因で発病した精神障害の状況について、平成14年から、労災請求件数や、「業務上疾病」と認定し労災保険給付を決定した支給決定件数などを年1回、取りまとめています。

平成25年6月21日に、厚生労働省より、最新の平成24年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」まとめが、発表されました。

今回は、精神障害の労災補償状況について、次回は、脳・心臓疾患の労災補償状況について、産業医武神のコメントとともに、紹介させていただきます。


【精神障害の労災補償状況について:産業医のコメント】
>図2-1 精神障害に係る労災請求・決定件数の推移
精神障害に係る労災の25.6%から37.8%と、約1.5倍となっています。
請求件数は横ばいだが、決定・支給件数は増加。つまり、請求すれば認定される率が増加しているということです。


>表2-2-2 精神障害の支給決定件数の多い業種
業種別に見ると、医療・福祉が多いですね。
実際に医療関係分野こそ、産業医のシステムがしっかりはなされていないと感じています。
そこに勤務している医師で産業医資格を持っている人が、名義だけ産業医となり、実務ゼロの場合や、本職(通常の医療、外来、病棟)業務に忙しくて、産業医としての業務に取り込めない。という声を聞いたことがあります。
また、へたに医療従事者だけに、自分のmedicalな相談を他人にしにくい、しない傾向にあるとも思います。


>表2-6 精神障害の時間外労働時間数(1か月平均)別支給決定件数
残業が月80時間未満でも、労災となっている件数が多い。20時間未満のカテゴリーが最大ですね。


【精神障害に関する事案の労災補償状況 概要】
(1)請求件数は 1,257件で、前年度比 15件の減となったが、引き続き高水準で推移。  【P14 表2-1】 
(2)支給決定件数は475件(前年度比150件の増)で、過去最多。  【P14 表2-1】
(3)業種別(大分類)では、請求件数は「製造業」225件、「医療,福祉」201件、「卸売業,小売業」196件の順で多く、支給決定件数では「製造業」93件、「卸売業,小売業」66件、「運輸業,郵便業」「医療,福祉」ともに52件の順に多い。中分類では、請求件数、支給決定件数ともに「医療,福祉」の「社会保険・社会福祉・介護事業」111件、33件が最多。  【P15 表2-2、P16 表2-2-1、P17 表2-2-2】
(4)職種別(大分類)では、請求件数は「事務従事者」342件、「専門的・技術的職業従事者」274件、「サービス職業従事者」153件の順で多く、支給決定件数は「専門的・技術的職業従事者」117件、「事務従事者」101件、「サービス職業従事者」57件の順に多い。中分類では、請求件数、支給決定件数ともに「事務従事者」の「一般事務従事者」234件、65件が最多。  【P18 表2-3、P19 表2-3-1、P20 表2-3-2】
(5)年齢別では、請求件数は「40~49歳」387件、「30~39歳」370件、「20~29歳」242件の順で多く、支給決定件数は「30~39歳」149件、「40~49歳」146件、「20~29歳」103件の順に多い。  【P21 表2-4】
(6)出来事別の支給決定件数は、「仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった」59件、「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」55件、「悲惨な事故や災害の体験、目撃をした」51件の順に多い。
また、増加件数は、「1か月に80時間以上の時間外労働を行った」(前年度比29件増)、「(重度の)病気やケガをした」(同27件増)、「上司とのトラブルがあった」(同19件増)、「セクシュアルハラスメントを受けた」(同18件増)、「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」(同15件増)の順に多い。  【P25 表2-8】



■参考リンクはこちら■
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不安や不眠に、薬を使わずにうまく対処するための処方箋

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産業医の武神です。



今日は、


【不安や不眠に、薬を使わずにうまく対処するための処方箋】


という話をさせていただきます。



最近不安な気持ちが強い、寝付きが悪い、夜中に起きてしまう、ぐっすり眠れていない、などに悩んでいるが、薬は飲みたくないときのdrtakegamikenji的処方箋です。


最近の研究によると、不安な気持ちを和らぎ、安らかな睡眠をもたらし、すっきり起きることのできるようにしてくれるという、香り(アロマ)の効果は、精神安定剤と同等であることが判明しました。

香りの種類によっては、バルビツレート系薬剤と同じような神経学的効果があるといわれています。



香りの効果を得るためには、睡眠前に、香りのついた石けんや香り入りのお風呂に入ったり、寝室にアロマをたくなどの方法があります。



他に、よい睡眠のために僕が気をつけることは、

  • 温度、湿度、照明等の睡眠環境に気をつける
    ・明かりは、なしか最低限がいいですね
    ・寝室は、寝るための場所とする
  • カフェインやアルコールを含むものを寝る前数時間は摂取しない
  • 日中は、外で日の光を浴びて過ごしていることも大切ですね


以上、ぜひ、あなたの心と体の健康管理にも、ご活用いただけると幸いです。



また、以下をクリックして、アンケートにご協力頂けますと幸いです。

これからも、ご質問のある方は、以下のアンケートよりお願いします。

■http://bit.ly/jw17lT■

(特に、うつ病などのメンタルヘルスについて何を知りたいか教えて下さい。お答えしていきたいと思います)