産業医から、職場の喫煙・禁煙・受動喫煙について

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産業医.comは職場の禁煙を応援しています。

毎年5月31日は、世界禁煙デー(World No Tobacco Day) by WHOです。
日本では世界禁煙デーから1週間を「禁煙週間」(5月31日~6月6日)と定めて、禁煙推進活動を行なっています。

 

職場の喫煙・禁煙・受動喫煙について、あなたの会社の衛生委員会でお話ししてみてはいかがでしょうか?
 
資料は、ファイザー製薬さんの提供です。
興味のある方は、こちらへ。すぐ禁煙.jp



関連リンクはこちらをどうぞ。

もっと近くになるとポスターなどがupされ、あなたの職場でもご自由にお使いになれます。


毎年5月31日は、WHOの指定する世界禁煙デー(World No Tobacco Day)

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毎年5月31日は、WHOの指定する世界禁煙デー(World No Tobacco Day) です。
 
今年(2010年)の世界禁煙デー(World No Tobacco Day) のテーマは、
”Gender and tobacco with an emphasis on marketing to women”


女性の喫煙者は、全喫煙者の20%ほどです。
 
しかし、世界で見ると、
男性の喫煙率はピークをつけたそうですが、
女性の喫煙率は上昇中とのこと。
 
未来の世代のためにも、このテーマとなったようです。


詳しくは、WHOのHPからどうぞ。
 
もっと近くになるとポスターなどがupされ、あなたの職場でもご自由にお使いになれます。

また、また、日本では厚生労働省が、世界禁煙デーから1週間を「
禁煙週間」(5月31日~6月6日)と定めて、禁煙推進活動を行なっています。

あなたの会社の衛生委員会のテーマにいかがでしょうか。 

衛生委員会のテーマ(議題)資料を提供しています。


このページでは、
産業医に頼らずに、企業主体の労働安全衛生管理を応援するための資料を提供させて頂いております。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



会社名(産業医の方は産業医とお書き下さい)
お名前
メールアドレス
メールアドレス確認
電話番号
郵便番号
都道府県
住所1
テーマ 脂質代謝異常症(高脂血症・高中性脂肪)
海外渡航(出張者・旅行者への注意)
職場のメンタルヘルス対策管理監督者によるラインによるケア
職場のハラスメント(パワーハラスメント)
職場の食中毒対策
アルコールとの上手な付き合い方
職場の新型インフルエンザと季節のインフルエンザ対策
熱中症と冷房病


【この資料を衛生委員会でうまく利用するコツ】
実際の衛生委員会では、身近な健康ネタから、
過重労働、健康診断、うつ、復職などなど、
扱う内容のシリアス度も様々です。

シリアスなものほど、
直接、委員会の議題としてしまうと、
どうしても堅苦しい委員会になってしまったり、
労働組合との関係がぎくしゃくしてしまったり、
従業員がそれを企業のリスクマネジメントだと疑ったり、
する心配があります。

そうならないためには、どうすればいいのでしょうか?

そうした内容も、
毎月のテーマとして、
まずは、委員会の後半でやわらかく扱うことで、
衛生委員会は会社の利益やリスクマネジメントのためである、
という雰囲気印象を和らげることができます。


ここで提供させ

受動喫煙防止対策について

産業医から喫煙・禁煙・受動喫煙に関するお知らせです。
あなたの会社の衛生委員会のテーマとしてみては、いかがでしょうか?


○ 今後の受動喫煙防止対策の基本的な方向性
  • 多数の者が利用する公共的な空間については、原則として全面禁煙であるべき
  • 全面禁煙が極めて困難な場合は、当面、施設に応じて適切な受動喫煙防止対策を進める
  • 特に、屋外であっても子どもの利用が想定される公共的な空間は受動喫煙防止のための配慮が必要
○ 受動喫煙防止措置の具体的な方法
  • 多数の者が利用する公共的な空間は原則として全面禁煙とし、その旨を表示するとともに来客者にも理解と協力を求める
  • 官公庁や医療施設においては全面禁煙とすることが望ましい
  • 全面禁煙が極めて困難な場合は、施設管理者に対して、当面、喫煙可能区域を設定する等の受動喫煙防止対策を求め、将来的には全面禁煙を目指すことを求める
  • 全面禁煙が極めて困難な場合でも、非喫煙場所にたばこの煙が流れ出ないような措置を講じるよう努める必要があり、喫煙可能区域に未成年者や妊婦が立ち入らないような措置を講じる必要がある

ちなみに、
職場における受動喫煙防止対策に関しては、別途検討されており今後対策が示されるとのことです。

情報のソースはこちらへどうぞ

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塩分とりすぎは、循環器疾患と癌のもと!?

循環器疾患やがん発症、塩分取りすぎで高リスク 厚労省研究班

厚生労働省研究班は4日、1日の間に摂取する塩分が多い人は循環器疾患になるリスクが最大で19%高くなるとする研究結果を発表した。

また、高濃度の塩分を一気に取り込んでしまう塩漬け食品などを多く食べる人は、がんの発症リスクが最大15%高まることもわかった。
 
 
調査は、がん、循環器疾患の既往歴がない45~74歳の約8万人を8年間、追跡調査した

食生活などを聞き対象者を、食事全体の塩分(ナトリウム)摂取量、塩辛や漬物、イクラなど塩漬け食品の摂取量によって最も多い(1日17.8グラム前後)から最も少ない(1日7.5グラム前後)まで5グループに分け、6~9年間の調査期間中のがん、循環器疾患の発症状況を調べた。

この間に4476人ががんと診断され、2066人で脳卒中や心筋梗塞(こうそく)など循環器疾患を発症した。 


産業医のコメント;

がんと循環器疾患は日本国民の死因の1~3位、全体の6割近くを占めます。

胃がんなど一部の疾患では塩分との関係性が知られていましたが、今回の結果は、塩分の取りすぎが多くの生活習慣病に影響するとのデータが示されたという点でnewと思います。


やっぱり、塩分は、日本人3大死因の引き金なんですね。
 
調味料の塩分を減らし、塩漬け食品を食べる回数を減らすことで、多くの生活習慣病を予防できるということかもしれません。

産業医と職場巡視② 職場巡視と衛生委員会

職場巡視をしたのであれば、
ぜひ、職場巡視報告を衛生委員会で行いましょう。

職場巡視の結果は、巡視対象となった職場だけでその結果を利用するのでは、もったいです。
 

事業所内ではしばしば同様の作業や産業環境が存在します。
ひとつの職場で問題点が見つかり対応が行われたとしても、他の職場では問題の存在にも気づかないことがあります。

このような衛生上の問題やその対処方法を事業場全体で共有し活用するためにも、衛生委員会を活用することは大きな意味があります。

衛生委員会では、
産業医による職場巡視結果に加えて、
職場等による自主的巡視の結果も報告することが望まれます

いずれにしても、単に見つかった問題点だけでなく、それに対する対応・対策を併せて紹介することが必要です。 

産業医と職場巡視③ 職場巡視に関する個人的見解 

職場巡視に関する個人的な見解です。

産業医は、労働者の健康所具合の予防対策を行う上で、企業に対し、適切な助言・指導・勧告を行う必要があります。

このような対応を行うためには、
職場巡視を通じて職場の雰囲気、環境、作業の内容を理解していることが非常に重要
です。

職場巡視は、産業医活動の原点ともいえます。

 

また、職場巡視を行うことによって、
普段は見ることのない「産業医」の姿を労働者が見ることになり、
産業医の存在を知ること、
知り利用すること
に結びつくのではないかなとも思います。
 

企業側としても、
企業として労働者の安全衛生管理(健康対策)として、こういう活動もしているというアピールともなり、
ES(従業員満足度)の向上に一役使えるのではないかと思います。

 

デスクワークが中心となるオフィスなどでは、従来の工場等で行われていたような形式そのままでの職場巡視は「?」という印象があります。

 

従業員数の多くない支店(や工場)などでは、産業医が職場巡視にあわせて
その職場で健康相談やセミナーを行ったり、
職場ごとに健康診断結果をまとめて職場理者と健康問題を話し合う機会を作ったりして、
積極的に「現場」に足を運ぶことが、これからの産業医には必要かと思われます。


また、大企業の場合は、部署ごとに職場巡視を行い、そのときにその部署の責任者・人事担当者に同伴していただく事により、産業医が働く企業内でのネットワークの構築に役立てることなどの意識も大切でしょう。

オフィス職場での産業医活動の中心は、健康診断の事後措置(フォロー)、健康相談、メンタル相談、休職・復職者対応などの健康管理に使う時間が多いと思います。

しかしながら、繰り返しになりますが、職場巡視は、産業医活動の原点ともいえます。
 

できるだけ実際の現場(職場)に赴き、作業や作業環境を確認することは、労働務環境を知ることができ、産業医活動を行っていく上で大変役者の日常の勤立つと思います。

産業医から見た 職場のハラスメント…パワーハラスメント

産業医.comから、衛生委員会のテーマの提案です。

 今回のテーマは、職場のハラスメントの中から、パワーハラスメントを取り上げます。  

いつも命令している立場にある人は、人間性を否定するような言動があったり、仕事上の権限を超えて命令をしたりする場合があります。

 リストラ圧力、目標達成などの心理的プレッシャーから逃れるために、誰かに「あたる」ことで、一時的に自分の心の平静を保とうとしていませんか?

パワーハラスメントとは?

パワーハラスメントの最近の傾向

パワーハラスメントの相談例

パワーハラスメントの裁判事例

以上について、衛生委員会で一度話してみてはいかがでしょうか?

簡単なポイントは、続き、をクリックお願いします。

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産業医からみた 職場のハラスメント…パワーハラスメント2

産業医もおすすめパワハラ度セルフ・チェック  

 ※ 5つ以上は要注意です。

気持ち編

□ どうも、出来の悪い部下との巡り合わせが多い気がする。

□ ついつい、部下の前で会社への不満を言ってしまうことがある。

□ 最近、仕事の進行管理がうまくいっていない □ あまり人を褒めることができない性格だ

□ 部下などから批判がましいことを言われてカッとしたことがある

□ ついつい、部下の陰口を言ってしまうことがある

 □ 部下を叱るとき、TPOを考えない事がある

□ 部下の言い訳が多すぎると感じている

□ 周囲の調和を乱す目障りな部下がいる

□ 最近、仕事に出るのが憂鬱に感じることが多い

 

行動編

□ たびたび部下を説教している

□ 陰口が気になり、部下の行動を監視したことがある

 □ つい、部下に当たってしまうことがある

□ 問題が起きたとき部下のせいにしたことがある

□ つい、えこひいきをしてしまう

□ 相性が合わない部下は無視したり、つい怒鳴りたくなる

□ 部下にたばこやジュースなどを買いに行かせることがある

□ 取引先など社外で部下を怒鳴ったことがある □ 誘っても飲みに来ない部下は、嫌いだ

 □ イライラしたときに部下に愚痴を言うと、多少はすっきりする

 

では、どのような行為が、パワーハラスメントの可能性があるのでしょうか?

続きへ、どうぞ。

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産業医からみた 職場のハラスメント…パワーハラスメント3

産業医のすすめる個々人のハラスメント対策です。

パワハラ職場をなくすには?

軽度のパワハラから身を守る5か条…我慢は禁物、仲間をつくる!

パワハラを受けたらどうするか?…身を守るための対処法

続きをクリックしてご覧ください。

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