塩分とりすぎは、循環器疾患と癌のもと!?

循環器疾患やがん発症、塩分取りすぎで高リスク 厚労省研究班

厚生労働省研究班は4日、1日の間に摂取する塩分が多い人は循環器疾患になるリスクが最大で19%高くなるとする研究結果を発表した。

また、高濃度の塩分を一気に取り込んでしまう塩漬け食品などを多く食べる人は、がんの発症リスクが最大15%高まることもわかった。
 
 
調査は、がん、循環器疾患の既往歴がない45~74歳の約8万人を8年間、追跡調査した

食生活などを聞き対象者を、食事全体の塩分(ナトリウム)摂取量、塩辛や漬物、イクラなど塩漬け食品の摂取量によって最も多い(1日17.8グラム前後)から最も少ない(1日7.5グラム前後)まで5グループに分け、6~9年間の調査期間中のがん、循環器疾患の発症状況を調べた。

この間に4476人ががんと診断され、2066人で脳卒中や心筋梗塞(こうそく)など循環器疾患を発症した。 


産業医のコメント;

がんと循環器疾患は日本国民の死因の1~3位、全体の6割近くを占めます。

胃がんなど一部の疾患では塩分との関係性が知られていましたが、今回の結果は、塩分の取りすぎが多くの生活習慣病に影響するとのデータが示されたという点でnewと思います。


やっぱり、塩分は、日本人3大死因の引き金なんですね。
 
調味料の塩分を減らし、塩漬け食品を食べる回数を減らすことで、多くの生活習慣病を予防できるということかもしれません。

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