中国の鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)対策、次の一歩を考えるタイミングは?

2013-04-10
いつもありがとうございます。
産業医の武神です。

今回は、

【中国の鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)対策、次の一歩を考えるタイミングは?】

という内容のお話しをさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



今日は、日本ではまだニュースは下火ですが、中国の鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)について私見を述べさせていただきます。

中国の上海では、2013.4.9.時点で24人が、鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)に感染し、そのうち7人が死亡したとのことです。

【致死率約29%】

これはかなりの数値です。

数年前にはやった豚インフル(今はすでに季節性のインフルエンザとして認識)の致死率は1%以下といわれています。
死亡率が高い=重症度の高い=severe typeといわれている過去のスペイン型インフルエンザでも致死率は2.5%位といわれていました。

過去の鳥インフルエンザのニュースでは、発展途上国の医療の進んでいない地域では、致死率が60-70%程度だったと記憶していますが、
中国の上海での【致死率約29%】は、かなりかなり高いと感じます。


皆様の企業としては、様々な対策を立てていると思います。
とくに、上海、そして中国に従業員、従業員家族、出張者のいる企業にとっては、これは見過ごしてはならない状況です。


弊社では、世界に従業員を持つ様々な業種の法人企業様のパンデミックインフルエンザ対策コンサルティングを行ってきました。


鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)の現在の状況において、企業が考えるべき対策アクションプランは、たくさんあります。

しかし、
【いつ】【どのようなきっかけで】
その対策アクションプランを実行すべきなのか、
を定義している企業は少ないと思います。

以下、今回の鳥インフルエンザウイルスA(H7N9)における【状況の深刻化】の3パターンを述べさせていただきます。


1.感染者、致死率の増加
 中国・上海に限定した地域内での感染者、致死率の増加。これは、3パターンの中で、まだ”まし”なレベルです。

2.感染者の他地域での発見
 中国国内かもしれませんし、日本かもしれません。上海は国際都市ですから、時間の問題かもしれません。
 この場合、企業の対策本部として大切なのは、「どこの地域」がその後の判断に大切になります。東京に会社があり神戸で発見された場合、東京で発見された場合、意味合いが異なりますよね。
 渡航制限も考える必要があると思います。出国だけでなく、帰国の渡航制限もお忘れなく。

3.人から人への感染例の発見
 一番シビアな状況かと思います。


それぞれの場合、どのような対策アクションにうつるか、決まっていますか?


企業として対策マスク等をまとめて購入希望の方は、国内の流通が品切れになる前にぜひご連絡下さい。担当者から折り返しご連絡させていただきます。
豚インフルのときのマスクは、そろそろゴムが劣化して使用期限がきれている場合もございます。



■参考リンクはこちら■定期的にチェックしましょう■
www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/kekkaku-kansenshou/infulenza/h7n9.html

WHO、FORTH(厚生労働省検疫所)、内閣官房、国立感染症研究所等のリンクもまとまっています。


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以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。


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