労働者健康福祉機構、心の電話相談増加中

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【労働者健康福祉機構、心の電話相談増加中】

という内容のお話しをさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。




平成23年度に、全国19カ所の労災病院で実施した

「勤労者心の電話相談」の相談件数や相談内容を取りまとめたもの

が発表されました。




平成23年度の相談件数は、

過去最高の2万9209件(前年度比5.0%増)でした。

年齢別では40代が22.7%と最も多く、次いで30代、50代とのことです。



相談の内容は、

(1)職場、
(2)自身の心理的悩み、
(3)体調、

に大別されています。


以下それぞれの相談の中で最も多いものを示します。

(1)職場に関する問題 :「上司との人間関係」 2,904件
(2)自身の心理的悩みに関する問題:「将来に対する不安感」10,097件
(3)体調に関する問題 :「不眠」 2,171件


職場に関する相談の中では(1人が複数項目につき相談している場合を含む)、

「上司との人間関係」  2904件、
「同僚との人間関係」  2325件、
「その他の職場における人間関係」など、

いずれも昨年度より増加していました。



相談内容では“職場に関する問題”が増加しています。

・パワーハラスメントを受けるなど、上司との人間関係に関する相談
・新しい仕事が覚えられない、慣れない、周囲に相談できない等、職場環境に関する相談
・減給されて生活に困る、自分にあった仕事がない等、働くことに関する相談



■参考リンクはこちら■

労働者健康福祉機構のHP
bit.ly/UNgxVs


以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

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