労使で話しあい、電力不足に対応した働き方・休み方の工夫を

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。

今回は、

【労使で話しあい、電力不足に対応した働き方・休み方の工夫を】

という内容のご案内をさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。


 平成23年5月13日に政府の電力需給緊急対策本部により取りまとめられた「夏期の電力需給対策について」では、電力需要抑制の目標として、企業の規模にかかわらず、原則として15%削減することが盛り込まれています。


 この夏、東日本で、電力不足が予想されます。特に、平日の9時~20時の節電努力が求められています。夏の昼間に停電が起こると、冷房が止まり、命や健康に影響が出ることも考えられます。また、多くの職場で、生産活動、営業活動に大きな影響が生じます。


 少ない電力を分かち合い、命とくらしを守るために、労使で話合い、夏の間の働き方・休み方をいろいろ工夫してみましょう。

【話合いのポイント(例)】
○ 昼間の電力節約のために、始業・終業時刻を見直す
○ 平日の電力節約のために、所定休日を見直す
○ 夏の電力節約のために、連続休業・休暇を活用する、労働時間の長さを見直す

【みんなで納得、協力して取り組むために大切なこと】
○ 各企業・事業場での節電の取組目標を労使で共有しましょう
○ 雇用・就業が継続できる手法を工夫しましょう
○ 育児、介護など家族的責任のある労働者に十分配慮しましょう
○ 非正規労働者などに負担が偏らないようにしましょう

 厚生労働省では節電に取り組む上で、参考にしていただきたいことをまとめたパンフレットを制作しました。

【パンフレット「節電に取り組む労使のみなさんへ」】

【夏期の電力供給対策関係HP】

【電力需給緊急対策本部資料(経済産業省HP内)】

 
以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。


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