いつもありがとうございます。
産業医の武神です。
今回は、
【全てのコンサルティングに通じる3つのポイント】
というお話をさせていただきます。
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。
私は仕事柄、企業様に講演の依頼を受けるのですが、
時間的にも全てを受けることは出来ず、
依頼メールの段階で、やんわりとお断りさせていただくこともあります。
今日は、その時の基準についてお話させていただきます。
一番困るのが、いきなり
「ハウマッチ?」(お幾らですか?)とくる依頼です。
私が講演するときは、
1.その講演の【対象と人数】はいかほどか?
一般社員?管理職?人事?など
2.依頼者(社)がこの講演で、【得たい結果】は何か?
3.講演の予定合計時間(プレゼン何分+質疑応答何分)はいかほどか?
を大切なポイントとして考えています。
自分のカバーできる範囲で、
自分のパーフォーマンスが出せそうなもの、
は、その先(日時・報酬等)の話にすすみます。
実はこのスタンスは、産業医関係の仕事、全てに通じていると思います。
(産業医でなくても通じると思います。)
産業医面談の時は、
1.面談希望の従業員の立場は?
一般社員?管理職?既婚未婚?子供は?等々
2.面談者の一番得たいことは何か?
3.どれくらいの時間的猶予があるか?
会社からの相談の場合は、
1.相談者(社)の立場は?
自分の仕事の相談か?特定社員の相談か?等々
2.依頼者(社)がこの講演で、【得たいこと】は何か?
3.どれくらいの時間的猶予があるか?
当たり前のことですが、
たまに立ち止まって、このスタンスを見つめなおしています。
以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。