メンタルヘルスを崩した社員への休職の奨め方

先で休職を奨めたいのですが、責任感が強くまじめな社員なので、
休職を奨められたことでショックを受けるかもしれません。
本人の気持ちを考えつつ、休職を奨めるためのよい方法はないでしょうか。いつもありがとうございます。

今回は


【メンタルヘルスを崩した社員への休職の奨め方】

という内容に関するお話しをさせて頂きます。


あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



お問い合わせによくあるのが、

メンタルヘルスをくずしてしまい、体調が思わしくない社員がおります。
まずは治療優

という内容です。



drtakegami.com的に、独断と偏見でお答えさせて頂きます。

【気分を悪くする内容がある可能性がありますので、ご了承の上、お読みください。】

休職を勧めるのは、【主治医】です。

主治医、すなわち、その人を治療している医師 = 町のお医者さん です。



会社(の人間)がすすめることは、一見善意に基づく行為に思えます。


しかし、その社員が、

結局は退職することなったり、

クビになったり、

後々、感情的なもつれが生じたり、


その時になって、

【「会社にやめさせられた、無理やり休職させられた」】

といわれるリスクがあります。





まずは、【その社員と産業医に面談】してもらいましょう。


いい産業医であれば、休職が必要なレベルであれば、主治医に働きかけてくれると思います。



産業医がいなければ、本人了解のもと、【人事部のあなたが】主治医に面談にいきましょう。

そして、

・様子がおかしいこと

・会社としては、産業医がいないので、休職が必要か否かを主治医にお願いしたいこと

を伝えましょう。


もし、あなたの会社が従業員が50人以上なのに、産業医がいないのであれば、

メンタル休職・復職者の問題がこじれた場合は、大きいリスクだと感じます。

社内での体制を一度お見直し下さい。


労働安全衛生管理と産業医活動は、決して難しくありません。
正しい知識を持って、実践すれば、
従業員の心と体の健康の実現だけでなく、
企業経営側のリスクマネジメントとしてもお役にたちます。


以上、

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



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