メンタルヘルス検診のストレスチェックについて

いつもこのメールをお読みいただき
どうもありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、
【メンタルヘルス検診のストレスチェック】
について、お話します。


メンタルヘルス検診のストレスチェック!
とうとう、来年度にも本格導入される見通しです!
あなたの会社も対策の導入を!

と、不安を煽られる前に、
正しい知識を整理しましょう。


厚生労働省は、2014年1月23日に、
労働政策審議会建議「今後の安全衛生対策について」
を公表しました。
平たく言うと、今後の安全衛生対策について
厚生労働省での2013年後半に行われた
8回の会議の検討の結果のアナウンスです。

まだ、法案が通ったわけではありませんし、
来年度からの導入が決まったわけではありません。


【要点:メンタルヘルス対策の充実・強化】
・労働者の心理的な負担の程度を把握するための、医師・保健師による検査の実施を事業者に義務付ける。
・事業者は、検査結果を通知された労働者の申出に応じて医師による面接指導を実施し、その結果、医師の意見を聴いた上で、必要な場合には、作業の転換、労働時間の短縮など、適切な就業上の措置を講じなければならない。


【背景】
H22年12月に労働安全衛生法の一部改正として第179回臨時国会に提出されたが、継続審議となり、第181回臨時国会において衆議院の解散により廃案となったものです。

その中で、メンタルヘルス検診(メンタルヘルスチェックの義務化)について、ここではお話しします。


職場でメンタルヘルスケアに取り組んでいる事業場の割合は、
H23年の43.6%からH24年には47.2%と増えています。

しかし、従業員数が50人以下の小規模事業場においては、
依然として取り組みが遅れているなど、
総合的なメンタルヘルス対策の必要性は引き続き高く、
特に小規模事業場における対策の促進が必要であると考えられています。


今回計画されているストレスチェック検診は、
メンタルヘルス不調=精神疾患の判定
(精神疾患にかかっているか否かの判断)
のためではなく、
一次予防のために利用されるべき
という強い意見があります。


しかし、
そのための科学的根拠は不十分なのです。

ストレスチェック検診をはじめたために、
すでに行っていたメンタルヘルス対策が後退
してしまうことを懸念声が多くあります。
もっと他に優先すべき課題はないのだろうか
という声も聞かれます。


【ストレスチェック検診の方向性】
労働者自身のストレスの状況についての気づきを促し、
ストレスの状況を早期に把握して、必要な措置を講じることにより、
メンタルヘルス不調を未然に防止する。

そのためには、
(事業者が)医師又は保健師によるストレスチェックを行い、
労働者全員が受診し、
労働者の申し出に応じて、医師による面接指導を実施、
必要な措置を講じる
ことが適当である。


なお、一般健康診断では、
健康診断結果は事業者に通知されますが、
このメンタルヘルス健診(ストレスチェック)では、
プライバシー保護の観点より、検査結果は
医師または保健師から労働者に直接通知され、
労働者の同意を得ずに検査結果を
事業者に提供することはできません。

一方、ストレスチェックで得られたデータを、
個人が特定されない形で分析・評価し、
該当職場ごとのストレス状況を把握し改善に生かす
方法もありとのことです。
そして、そのための、情報提供に
労働者の同意は不要ということです。


面接指導は、
50人以上の事業場では産業医が
関与することが望ましい。

産業医選任義務のない49人以下の事業場では、
地域産業保健事業所など
を国が支援を行うべきである。
となっています。


【9つの質問】
厚生労働省の示した9つの質問は以下リンクにあります。
www.bringup-management.com/simulation.html

この9項目の設問により、自身のストレス状態について簡易に検査できますが、専門家からは以下の課題点が指摘されています。

・高ストレスと判定された方の中で実際にはメンタル不調ではない人が多く含まれ、対応が非効率となる可能性がある。

・個人のストレス症状・不調のみしか把握できず、職場環境の改善など一次予防(未然予防)につなげることは困難である。

・科学的根拠に乏しい。


それをふまえて、
厚生労働省が示した9つの質問内容は標準的な内容であり、
各事業場で独自のチェック項目を作成しても構わない
という見解が示されています。

要するに、
質問の形式は問わない、
ということです。
(すべてにおいて科学的根拠に乏しいのですから)


【ここに群がる悪徳業者たちに注意】
このストレスチェック検診、
まだ未確定なことが多いですが、
いずれの実施は避けられなさそうですね。

そこで、これに関連して、お金を
儲けようとする業者さんたちがたくさんいます。

次号、その業者の口説きのパターンと
今、あなたが、
本当にやらなければならないこと
について、お話しします。

youtu.be/jPmqIlaITPE

以上、あなたの心と体の健康管理と自己成長と、あなたの会社の安全衛生管理にも、ご活用いただけると幸いです。
コメント、ご質問等、お待ちしております。bit.ly/jw17lT
全てしっかり、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

睡眠薬を飲む/やめる本当のタイミングと方法

いつもこのメールをお読みいただき、どうもありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、
【睡眠薬を飲む/やめる本当のタイミングと方法】
という話をさせていただきます。


日本睡眠日本人成人の30%以上が
睡眠困難、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠困難など
いずれかの不眠症状を有し、

6〜10%が不眠症もつと言われています。

そして現在、睡眠薬は
日本の成人の20%に1人が服用している汎用薬
となっています。

一方で日本人は諸外国と比べ、
睡眠薬への不安が強い
ことが明らかになっています。

一般市民の約44%が
「依存性がありやめられなくなる」
との印象を持っています。

こうした不安から自己判断で薬をやめ、
不眠症を慢性化させてしまう例も後を絶ちません。

不眠症は慢性化すると
治療が難しくなりますので、
睡眠薬について正しい知識をもつことが大切です。

実際の睡眠薬の処方・服用は、
どのようなポイントから始めるべきでしょうか。
また、薬をやめる(減らす)のは、
どのタイミングで、どのようにやるべきでしょうか。

この動画で解説しています。

【年収3000万円稼ぐ人は知っている、睡眠薬を飲む/やめる本当のタイミングと方法】
(産業医 武神の動画 035)


youtu.be/nMn7tYlOZCQ

ーーー特別に動画のポイントをテキストで引用しますーーー
では、睡眠薬を使わなくてはいけないタイミングというのはどういう時でしょうか。これは眠れないから使うのではないんですね。日中の眠気がとれない、そういう状態が続くのであれば、そういう時はやっぱり睡眠薬を使った方が良いと思います。
 その時は良いお医者さんを見つけて、寝付きが悪いのか、夜中に目が覚めちゃうのか、眠りが浅いのか、そういうことをちゃんと相談して、症状に合った薬を処方してもらうのが良いと思います。

睡眠薬をやめるタイミングもやはり、眠れるようになってからではないんですね。睡眠薬をやめるタイミングというのは、日中の体調が良くなったら、やめる方向に動き出すということです。いきなりゼロにするのではありません。日中の体調が良いと感じ、日中の眠気がとれてきたら、テーパリングといって少しずつ減らす方向に動き出します。
 減らし方は、半分ずつ減らす人が多いですし、いきなり減らす人もいますが、そうではなくて4分の1ずつ減らす、期間も1、2週間かけて様子を見ながら少しずつ減らすのが良いと言われています。

睡眠薬というのは眠れないから飲む、眠れなくなったら飲むのではなく、日中、眠気がとれない状態になってきたら飲む。そして日中うまく回り出したら、やめ始める。この辺りが、睡眠薬の上手な使い方だと思います。
 最終的には信頼できるお医者さんを見つけて、あなたの主治医と相談してみて下さい。
ーーー特別に動画のポイントをテキストしましたーーー


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コメント、ご質問等、お待ちしております。bit.ly/jw17lT
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会社でインフエンザが発生した時の対応

このブログを見ていただき、どうもありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、
【会社でインフエンザが発生した時の対応】
について、手短にお話します。

最後の方に、ベストプラクティスを
紹介しています。

現在、世界でパンデミックインフルエンザは、
確認されていません。

その、原因となる可能性のあるインフルエンザウイルスが
確認されているのみです。

ブタインフルの前からあるH5N1型や
昨年から中国で確認されているH7N9型
がこれに、該当します。

日本国内では、現在
インフルエンザのピークを迎えています。

これは、季節のインフルエンザです。
パンデミックではありません。

この、現在の季節性インフルエンザに対して、
かかった場合、何日間は自宅待機!的な
公的なガイドラインはでていません。

なので、法的には何も会社はする必要はありません。
(就業規則に何かあれば別ですが・・・)

しかし、自社内での感染の広がり、
蔓延を防ぎたいのであれば、
産業医として、以下の対応をすすめます。

インフルエンザにかかった人は、
【熱が下がってから48時間は自宅待機】

「発症後5日間は自宅待機」
でもいいですが、
いつから、かかっているかって、結構アバウトで
特定は、難しいです。

会社の命令として行う場合は、
給与の保障が必要ですので、ご注意下さい。

私のクライエントのベストプラクティスは、
【熱が下がってから48時間は自宅待機】
【インフルエンザにかかったことを証明する診断書を出せば、この2日間の給与を支払う】
(いわゆる有給休暇としての処理ではなく、インフルエンザによる特別休暇としています)

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コメント、ご質問等、お待ちしております。http://bit.ly/jw17lT
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◆産業医武神より、いい医療機関で、いい医者に、いい医療を受ける12の原則◆

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3万人の働く人をみてきた産業医武神の
ホール・ライフ・トレーニング面談をあなたに
bit.ly/mlmghdtowlt
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いつもこのメールをお読みいただき
どうもありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、
【いい医療機関で、いい医者に、いい医療を受ける12の原則】
の話をさせていただきます。


1/23より
YouTubeで計12回からなる
シリーズものをはじめました。

その内容は
【いい医療機関で、いい医者に、いい医療を受ける12の原則】


第1章の「はじめに」では、
以下3点についてお話ししています。


・年間1000人の働く人との面談をもつ、産業医の強み。

・EBM(データに基づく医療)にだまされるな。

・あなたの主治医を見つけ、あなたの名医にしましょう。 


この内容さえ押さえておけば
もう、医者選びで困りませんし
後悔しません。

あなたのためだけでなく
あなたの大切な人のためにも
ぜひ、ご視聴下さい。

youtu.be/A9MbmVL3jDk


このメルマガでは内容を流す予定はありませんので
ぜひ、YouTubeでチャンネル登録して下さい。

bit.ly/youtubedrT
新しい動画が配信されると
あなたに連絡が行きます。


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年収3000万稼ぐ人のメンタルヘルス対策【不安への対処方法】

いつもこのブログをお読み頂き、どうもありがとうございます。

今日は「不安に対処する・不安を克服するには?」というお話をしたいと思います。

 産業医の面談に来る方の中で「不安なんです・いろいろな不安があるんです」という相談をよく受けます。そのような時、まずはお話を伺うのですが、わたしがどういう考えを持って接しているのか?というのを、どういったアドバイスをするのか?を交えてお話したいと思います。

 まず皆さんにご理解いただきたいのは「不安」というのは人間ならではの高等で高度な感情だ、ということです。例えばサルやライオンには「不安」という感情は無いと思います。本能はありますが、不安はありません。なぜならば、不安というのは「未来に対する恐怖心」だからです。  例えば、明日ごはんが食べられなくなるのではないか・明日ローンが払えなくなるのではないか。こういった「先のことを考える」ことは、人間特有の考えなのです。サルはバナナを持っているときに「明日はバナナが食べられないかもしれない」とは考えません。ライオンは「明日はうさぎを捕まえられないかもしれない」などとは思いません。食べ物を隠すなど、本能的にそう思っているのではないかという行動をすることはありますが、考えて不安になるということは無いのです。  「不安」というのは、未来に対する恐怖心であり「不安に思っていることは、実際にはまだ起こっていないことである」というのを認識してください。

 では不安があったらどうすればいいのか?  一番のお勧めは一人で抱え込まないで人に話すということです。  人に話すだけで、不安の半分は解決します。なぜかというと、話すという行為の中で不安を外に出しているからです。誰かに話す時はそれなりに整理してみなさんお話しますから、それである程度すっきりして解決できるのです。恐怖というのは私たちの脳の中では、比較的中央の方にある扁桃体という部分で感じていると言われています。いわゆる、は虫類脳、原始的な感覚の脳機能を司る部分です。これにたいして、人間で発達している脳の外側の部分、大脳皮質をたくさん働かせてやれば、原始的な脳の誤った考えを修正できるのです。大脳皮質を働かせるために、「頭を使う」ことが大切です。他人に話すという行動は、話を未意識レベルでも整理しているので、このプロセスをふんでいるのです。  プロの産業医やカウンセラーであれば、話しにくいことであってもしっかりと吐き出せるようにうまく聞き出してくれます。必要な方は話をしに行ったら良いと思います。これで不安の半分は解消できます。  反対に言えば、不安だといっている人の聞く人はアドバイスなどはせずにしっかり聞いてあげればいいということです。相手にしゃべらせればしゃべらせるほど、相手の大脳皮質が、扁桃体に働きかけてくれていますから、治療効果はあるのです。

 残り半分の解消できないことについてはどうすればよいか。  まず、紙に書いてください。話すときと違って綺麗に書く必要はありません。箇条書きでも汚いメモでもなんでも良いです。ノートの左側のページに日付と不安に思った事柄をどんどん書いていき、右側のページはそのままにしておきます。書いたらちょっと眺めてみてください。落ち着いて「不安」の内容を眺めてみると、中には「これをやっておけば良いのでは?」と思う内容があるものです。行動で解決できることは行動するのが一番です。

 また、大きい不安を書いてあっても内容が漠然としている場合、それを漠然としたままにせず細分化・クラックダウンしてみてください。例えば「仕事で期日までにこのプロジェクト終わるかどうか不安」と書いてあるとします。実はそれは部長に怒られるかもしれないから不安、というものであったり、自分の能力が誰々に低く評価されるかもしれないから不安、であったりするのです。もしかすると、プロジェクトがおわらないことがただただ不安だけれども、プロジェクト内容を細分化してみると、9割はおわっているなんてこともあります。  細分化できたら(先回りして)対処できるかもしれません。書くだけで終わらせず、書いたものを見て対処できるものは対処する。細分化できるものは細分化する、そしてまた、対処可能なものは対処するというのが大切です。  不安というのは漠然としているからこそ不安なのです。不安を明確に文章化できれば、残りのうちのさらに半分は解消しますので、是非やってみてください。

 ちなみに「部長に怒られるかどうか」については「胡麻を擂っておく」というのも一つの手ですが、相手の行動や反応は、ある意味自分ではどうしようもないことなので寝て忘れるしかありません。最悪の事態を想定し、それに備えることができれば、全ては想定内になります。

 さて、上記2つで、できることはやった。しかし、それでもどうしようもないことは不安として残ります。これをどうするか?  ひとまず放っておいて寝てください。そして、3週間ぐらい経ったところでもう一度ノートを見直してください。そうすると、あなたが考えていた不安の多くは「実現していない」ということがわかると思います。よく言葉で「不安というのは未来に対する恐怖だから、実際には起こらないから大丈夫」というような人もいます。それは事実なのですが、実際そうではあるのですが、人に言われただけの言葉というのは耳には入っても心までは届かないのです。

 書いてみて、細分化して、できることはやって、できないことだけ放っておいてください。  3週間後に、さて起こったかな?とノートを見てみると「あぁ起こっていないじゃないか」ということが実感できるのです。「起こっていない」と確認できたら、書いた不安をペンでぐしゃぐしゃっと消してしまってください。それを繰り返すことで、不安の多くは実現しないことだから、そんなにおびえたり不安に思ったりすることは無いのだということが腑に落ち、きちんと理解できるようになるのです。

 このワークで不安に対処できるようになった方というのは実際にたくさんいらっしゃいます。もしあなたがいま不安を抱えている、大切な人やご友人・ご家族が不安を持っているようだったら、ちょっとこのワーク、この動画を教えてあげていただけると大変嬉しいなと思います。

 今日は不安に対処する方法についてお話しました。不安というのは未来に対する漠然とした恐怖なので、人に話したり、書いたり、実際にそれが起こらないということを確認することによって、必ず対処できます。

 以上、あなたの心と身体の健康管理にお役立て頂ければ、たいへん嬉しく思います。

◆産業医の武神より、YouTubeで1日で5000人がみた動画◆

いつもこのブログをお読みいただき
どうもありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、
【YouTubeで1日で5000人がみた動画】
の話をさせていただきます。


昨年10月の表参道オフィス立ち上げ時より
定期的にYouTubeで動画を
アップさせていただいております。


*********************
メンタル従業員との面談のコツ
休職や復職の際に押さえておくべきポイント
コーチング・カウンセリングの方法を
YouTubeで動画配信しています。

チャンネル登録すると誰よりも早く
全てのコンテンツを見ることが可能です。
以下をクリックして下さい。
bit.ly/youtubedrT
*********************


その中で、視聴人数1番の内容
をご紹介させていただきます。


【年収3000万稼ぐ人達のメンタルヘルス予防対策。
うつ病にならないための3つの実践的方法】

うつ病などのメンタルヘルスリスク
を減らすためには
普段からの心がけが大切です。

無意識にできている人もいますが
学校でも会社でも誰も教えてくれない
とても大切な心がけです。

その中から
最も知っておくべき
実践的な3つの心構え
をお伝えしています。

私が、
過去の産業医面談を通じて
得た実践的知識のエキスの
コア部分の話です!

ぜひ、あなたのご感想をお願いします!

1つめは、「Big Pictureを描く」という内容
ぜひ、あなたの心と体の健康管理にお役立てください。
youtu.be/sj_XpWlYDSc
(産業医 武神の動画 019)


2つめは「多軸のススメ」
3つめは「自分の人生を生きる」
youtu.be/YA_b4Tdu8ik
(産業医 武神の動画 021)


以上、あなたの心と体の健康管理と自己成長と、あなたの会社の安全衛生管理にも、ご活用いただけると幸いです。
コメント、ご質問等、お待ちしております。bit.ly/jw17lT
全てしっかり、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

◆産業医の武神より、頭が冴えて眠れないときの3つの対処法◆

いつもこのメールをお読みいただき、どうもありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、
【頭が冴えて眠れないときの3つの対処法】
という話をさせていただきます。


仕事に集中しすぎて、
頭が冴えて眠れなくなってしまう。

そんなとき、世の稼ぐ人たちはどのように対処しているのか。

そんなときにやるべき行動は?
普段から整えるべき環境とは?
そして、誤解が多いが知っておくべきポイントは?

この3点について、
この動画でしぼってお話ししています。
ぜひ、ご視聴ください。

【年収3000万稼ぐ人が行っている、頭が冴えて眠れないときの3つの対処法】
(産業医 武神の動画 034)
youtu.be/4UryOo5nKSU

以上、あなたの心と体の健康管理と自己成長と、あなたの会社の安全衛生管理にも、ご活用いただけると幸いです。
コメント、ご質問等、お待ちしております。bit.ly/jw17lT
全てしっかり、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

◆産業医の武神より、メンタル休職者のチェックポイント◆

いつもこのメールをお読みいただき、どうもありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、
【メンタル休職者のチェックポイント】
という話をさせていただきます。


視聴者様からの質問です。

-Q-
休職者の症状が、
どの程度の状況にあり、
改善をしているのかいないのかを判断する、
もしくは、
産業医に、判断をして頂くには、

本人に対して
/濃,良囘戞
投薬をされている薬物名 
症状の変化等、

他に、どんな事をヒアリングすればよろしいでしょうか?

ズバリ、お答えしています!
ちなみに、上記-の3つのうち1つは、聞くことが無意味です。わからない方は、かならず、ご視聴下さい。

休職者のフォローのときに、把握するべきこと、聞くべき質問
(産業医 武神の動画 030)

youtu.be/_PMt0Gb-rII

(頭で考えるよりも、場数をこなすことが上達への一歩です。この動画をヒントに、頑張ってください。応援しています。)”

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数字からみた会社の福利厚生の目指す方向性 (産業医 武神の動画 027)

この記事をお読みいただき、どうもありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、
【数字からみた会社の福利厚生の目指す方向性 (産業医 武神の動画 027)】
という話をさせていただきます。

この動画では、
健康診断受診率、過重労働対策の目指すべき具体的数値、有給所得率、育児休暇取得率などなど、会社の福利厚生の目指すべき数値を解説しています。

youtu.be/LhVRcZDNEAc


以上、あなたの心と体の健康管理と自己成長と、あなたの会社の安全衛生管理にも、ご活用いただけると幸いです。

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【リクエスト多いため、動画のテキストを追加しました。】
武神動画027 – 数字から見た会社の福利厚生の目指す方向性

 今日は、数字から見た会社の福利厚生の目指す方向ということの話をしたいと思います。

 具体的に、定期健康診断は何%の受診率を目指すべきなのか、過重労働対策という言葉もそのためにやることもわかっているけれど、どれくらいのことをやらなければいけないのか、年休・有給休暇の取得率、また最近は男性の育児休暇ということがよく言われますが、それもどれくらいの数値を目指さないといけないのか、こういう内容についてお話しいたします。

 まず最初に身体の健康について、つまり定期健康診断についてです。

 今、日本の会社をすべて見てみますと、定期健康診断を実施している会社は91.9%と言われています。もちろんこれは従業員が少ない企業も入れた数字です。従業員が500以上の会社を集めてみると、定期健康診断を実施しているのは100%ということです。ですからもしあなたの会社が今、定期健康診断を実施していないのであれば、それはかなりイタい、というふうに思いますね。

 ちなみに、実際の受診率は81.5%が日本全体の平均です。同じように500人以上の会社であれば82.6%ということですから、大体8割以上の受診率が必要なのではないか、と思います。

 次にがん検診についてです。

 定期健康診断以外に胃のバリウム検査、大腸の便潜血反応、子宮がん、乳がんなどのがん検診をやっているところというのは、全体の34.3%、従業員500人以上の規模の会社であれば58.6%ということです。ですから、がん検診に関しては、やっていなくても決してネガティヴではないと、私は個人的には考えています。

 最近の新しい傾向としては、こういう検診以外に、歯科検診をやったり、乳がん検診など婦人科検診に関しては年齢制限なく実施したり、またご家族の検診やオプションの費用を会社が出すというような会社が増えているように思います。

 次に心の健康についてです。

 メンタルヘルスケアに取り組む事業所というは、今、日本全体で47.2%と言われています。従業員500人以上の企業に限っていえば96.4%ですから、ほとんどの企業でやっているということになります。日本政府としては、これはまだまだ不足していると考えているようです。全体での数値47.2%、つまり半分以下というのは、個人的にも確かに少ないなと思います。ただ2007年から比べると、その時は33.6%だったので、40%くらいの増加率になりますから、かなり上出来なのではないか、とも思います。

 しかし国の目標としては、メンタルヘルスケアに関する措置が受けられる職場の割合を2020年には100%を目指しているということですから、あと6,7年後には、規模にかかわらず全ての会社がメンタルヘルス対策をやっていることを政府は期待している、要求しているということになります。まだやっていない企業さんは、お考えになった方が良いのではと思います。

 次に過重労働対策です。

 これについては3つのポイントがあります。まず1つは1ヵ月に100時間以上の残業、もしくは2ヵ月、6ヵ月の平均で80時間以上の残業があること、そして従業員本人が疲れていること、さらに本人がリクエストする場合、この3つが揃ったら、企業は過重労働対策面談をしなければならないということになっています。

 この3つが揃わない限りは対策をしていない会社もありますけれども、多くのコンプライアンスの良い企業においては、本人がリクエストしていない場合でも時間に応じてやったりしています。もちろん対策として実施しているだけでは全く意味はないとは思いますが。

 政府としては今、実施しなさいよ、というだけではなくて、実際に過重労働者を減らしたいわけですね。ではどれくらい減らしたいのかというのを数字的にお話ししますと、1ヵ月に60時間以上残業をする過重労働者、つまり1日1時間残業なら20~22時間ですから、大体1日に3時間以上の残業をする雇用者の割合が2006年には10.8%、2011年には9.3%だったのを、2020年には国として5%にしたいと希望している、要求しているわけです。

 ですから過重労働者対策をするだけでなく、実際に過重労働者、しかも80とか100ではなく60時間以上残業をする人たちを減らすように意識して頂くのが良いのではないかと思います。

 次は年次休暇の取得率についてです。

 よく年次休暇について「繰り越し分は分母に入れるんですか?」と質問されるのですが、結論として繰り越し分は分母に入れなくて良いです。

 毎年会社から支給される休暇の日数を分母、実際にとった有給の日を分子とするのが取得率で、2006年の日本においては46.6%、2011年においては49.3%と言われています。政府は2020年には70%を目指している、要求しているということになっています。

 私自身は、過重労働時間の次に、この年休取得率、有休取得率というのが大切なファクターなのではないかと思っています。というのもこれは労働時間と同じように、数字でどの会社も出しやすい、比較しやすいからです。ぜひ、49.3%の現状から2020年には70%の取得率を目指して頂くと良いかと思います。

 私自身、多くのクライアントさんにおいて、年に1回、四半期に1回、もしくは毎月、その時々の有給休暇の取得率について部門ごとに調べてもらって、衛生委員会で知らせるようにしています。実際にそうやっていると、年ごとに有休取得率は上がっています。御社でもそのような試みをされるのも良いかもしれませんね。

 最後に育児休暇、とくに男性の育児休暇の取得率についての国の目標です。これは2005年には0.5%、2011年には2.63%だったのを、2020年には13%までと言われています。ちょっと残念なことに、日にちについて、つまり3ヶ月間休めるのにそのうち1週間でも休めば取得したということになるのか、とか、そこら辺に関してはなかなか細かい記載を見つけられなかったのですが、まあ、育児休暇をとっている男性が13%、つまり10人に1人以上はいてほしいということになっていますので、ぜひ御社でも、そこら辺も考えていただけると良いのではないかと思います。

 今日は2014年の始めとして、いくつかの数値でいろいろなことを見てきました。是非、今後1年間そして以降も、御社の福利厚生において、従業員の心と身体の健康のために何ができるのかとお考えになったときに、今回の話をご考慮いただけると幸いです。

 以上、産業医の武神でした。どうもありがとうございました。

2014年のキーワードは「じ」!?

あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

ひきつづき、このメールをお読みいただき、どうもありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、
【2014年のキーワードは「じ」!?】
という話をさせていただきます。

私は、年末年始に2週間の休暇をとるようになって数年経ちます。
この2週間は、たまった仕事を片付けたいところですが、なるべくそれはしないよう心がけています。
それよりも、普段の環境を離れ、少し大きな視点から、世界や社会の現状や今後の展開を見通したいと考えています。
私なりに、時流をよみ、今後の自分のビジネス展開の大きな方向性(戦略)を考えることに使っています。

もちろん、さすがに2週間ありますので、いい気分転換にはなりました。
全てのご協力者に感謝です!


何年か前に、私自身の特性としての「医者であること」「帰国子女であること」を社会に還元する!というミッションに気づき、その後、ビジネスでの迷いが減りました。
それも、この2週間の”現状からの隔離”のおかげでした。

現在の私のゴールは、
「みんなの笑顔、みんなの幸せ」がある社会の実現のために活動する。
です。
ひきつづき、今年も様々な活動それぞれに、全力投球していきたいと思いますので、よろしくお願いします。


さて、休暇中に考えた2014年の世界や社会の展開ですが、「じ」というキーワードでまとめられると思います。
「ぢ」じゃないですよ(笑)。


まずは、「ジッブス(JIBs)」
(ステーブ)ジョッブスではありません。
Japan, Israel, Britain(日本、イスラエル、英国)のJIBsです。
軍事と民事における世界のパワーバランスをみたときに、米国のパワーそして影響力が衰えてきているのは、皆が認識していると思います。
JIBsの国々は、米国と持ちつ持たれつの関係でやってきました。
米国におんぶにだっこの国は他にもありますが、JIBsがこけると、米国はかなり困るのではないかと思います。

JIBsの国々は、今まで米国のある意味言いなりでした。昨年から、少し状況が変わってきた感じもします。
ここらへんの変化が、日本を取り巻く環境とビジネス、そして、私たちの生活にどのように影響してくるのか、興味のあるところです。

次に、「ジレンマ」。
世界規模での経済成長のジレンマ。先進国・新興国における停滞と格差の増大。
日本でのジレンマ。アベノミクスで株価は上がっているけれど、実際に給与やQOLに反映されていない現状への不平と不満。
私が関与する全ての人の笑顔と幸せのために、何が自分ができるのか、いろいろと考えています。


そして、最後に、「自己投資」。
人によっては、自己啓発とか自己研鑽といいますね。
今ほど自らへの継続した新しい投資が求められている時はありません。

考えても答えのない問題が増えています。
しかし、考えなくては、答えに近づくことさえできません。
予測困難な先の見えないこの時代に、皆様が引き続きdrtakegami.comのコンテンツを羅針盤とし、ご自身の人生の充実に活用していただけることを願っております。


それ以上の自己変革を求めている方には、個人コーチングセッションを設けたいと考えております。
私は現在、年間1000件以上の体の健康相談、メンタル相談、休職復職相談、コーチング等 の産業医面談を受けています。

神レベルの成功者(稼ぐ人)から、自己都合退職になった人まで、3万人以上の働く人を視てきた経験から、『できる人と稼ぐ人の違い』『落ち込まない技術/幸せでいる技術』『ココロの本質』に精通し、

それらを活用した
『あなた自身による、あなた自身の人生のための本当の戦略』
をともに考え、
あなたのゴール達成に私も全力投球し、徹底的にサポートさせていただきます。

対象はかなり少人数となります。
興味のある方は、メールでご連絡ください。
準備が整い次第、割引付き事前案内を送らせていただきます。

今年も、よろしくお願いいたします。

以上、あなたの心と体の健康管理と自己成長と、あなたの会社の安全衛生管理にも、ご活用いただけると幸いです。
コメント、ご質問等、お待ちしております。http://bit.ly/jw17lT
全てしっかり、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。