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「外資系エリート1万人をみてきた産業医が教えるメンタルが強い人の習慣」
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タフでハードな環境でも元気に働き続けている人は何が違うのか?
その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
外資系企業の産業医として、年間1000件以上、
通算1万件以上の面談を行っている著者が
「メンタルが(ストレスに)強い人に共通する考え方や習慣」を解説しています。
ぜひ、お読みいただけますと幸いです。
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いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
日本ストレスチェック協会代表理事、産業医の武神です。
今日は、
【<新型コロナワクチン、産業医へのQ and A 1>】
について、お話しさせてください。
お役に立てば幸いです。
<新型コロナワクチン、産業医へのQ and A 1>
1.会社は社員に、新型コロナワクチン摂取を強制できるか?
2.ワクチン接種後、副反応によって体調不良になった場合どうするのか?
3.社員はワクチン接種したことを会社に伝えなければならないのか?
4.出社の条件にワクチン接種をしていいのか?
5.ワクチン未接種を理由に、出社を断り在宅勤務を継続可能か?
<答え(あくまで私見です)>
1. 会社は社員に、新型コロナワクチン摂取を強制できるか?
産業医の見解としては、会社は社員に新型コロナワクチン接種の強制はできません。
厚生労働省のガイドラインには、ワクチン接種は、そのメリットやデメリットを
理解した上での個々人の判断による任意摂取であることが明記されています。
また、対象は16歳以上で、過去にワクチン成分で重いアレルギー反応が出た人への使用は
認められていません。
2. ワクチン接種後、副反応によって体調不良になった場合どうするのか?
一般的に、国が推奨するワクチン接種によって病気や障害などの健康被害が生じた場合、
予防接種法に基づく救済制度があります(予防接種健康被害救済制度)ので、その適応となるようです。
会社としては、各々の会社の制度の中での病欠扱いとなるでしょうが、
会社が接種を奨励するのであれば、副反応の際もこのような制度があり保証がある伝え、
社員の不安を和らげて欲しいです。
仮に会社がワクチン 接種を社員等に義務付けた場合は、副反応があった場合は、
欠勤していても有給とするなどの措置が必要かと思います。
3. 社員はワクチン接種したことを会社に伝えなければならないのか?
伝える必要はないと思われます。
明確なガイドラインは見たことはありませんが、従来のインフルエンザワクチンや、
(母子手帳にあるような)幼少時に受けたワクチン接種について、
あえて会社に伝えている人はないと思います。それと同じと考えます。
4. 出社の条件にワクチン接種をしていいのか?
ワクチン接種の有無を条件に、会社が社員の働き方を強制的に決めることは、してはいけないことでしょう。
一般的にワクチンの効果とは、感染しずらくなる、感染しても発症しない、
重症化の確率が低なる、などです。
ワクチンは接種すれば必ず効く(新型コロナ感染症にかからない)というものではありません。
日本でワクチン接種が始まる米国ファイザー社のワクチンの効果は、「プラセボ(偽薬)群よりも、
ワクチン接種群の発症率が95%少なかった」というものですので十分効果を期待していいと思います。
しかし、新型コロナワクチンには実際どのような効果があるのかは、これからわかることです。
それまでは、会社内でのクラスターを防ぐには、ワクチンの摂取にかかわらず、
引き続き感染対策を継続する必要があるでしょう。
5. ワクチン未接種を理由に、出社を断り在宅勤務を継続可能か?
この答えもNOでしょう。ワクチンは接種すれば必ず効くというものでありません。
ですので、接種未接種を理由に、何かを強制することはできないと考えます。
明日は
以下の質問に答えていきます。
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<新型コロナワクチン、産業医へのQ and A 2>
6.接種した社員(等)が、していない社員と一緒に働きたくないという場合は?
7.会社としては、新型コロナワクチン接種に関する社員対応は、どのようなスタンスがいいのか?
8.会社としては、新型コロナワクチン接種には、どのようなスタンスがいいのでしょう?
9.産業医から会社へ向けてのコメント
10.産業医から会社と社員へ向けてのコメント
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外資系エリート1万人をみてきた産業医が教えるメンタルが強い人の習慣:PHP研究所
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