今回は、
【日本人のたばことお酒と睡眠について】
という内容のお話しをさせて頂きます。
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。
厚生労働省が、平成22年11月に実施した「国民健康・栄養調査」の結果を、H24.1.31.に報告しました。
これによると、
〈たばこに関する状況〉
1.現在習慣的に喫煙している者の割合は男性32.2%、女性8.4%、総数19.5%であり、前年に比べて男女とも減少。
2.現在習慣的に喫煙している者で、たばこをやめたいと思う者の割合は男性35.9%、女性43.6%。前年に比べて男性は増加し、女性は変わらない。
3.受動喫煙の影響をほぼ毎日受けた者の割合は、平成15年と比べて全ての場(家庭、職場、飲食店、遊戯場)で減少。
〈飲酒の状況〉
1.飲酒習慣のある者の割合は、男性35.4%、女性6.9%であり、前年に比べて男女ともその割合は変わらない。
2.飲酒が原因でケガをしたことがある者の割合は、男性8.6%、女性2.8%である。
3.飲酒が原因で肝機能障害を指摘されたことがある者の割合は、男性11.7%、女性2.2%である。肝機能障害を指摘されたことがある者のうち、過去から現在にかけて継続的に治療を受けている者の割合は、16.4%である。
〈睡眠の状況〉
1.1日の平均睡眠時間は、男女とも「6時間以上7時間未満」が最も多く、男性35.2%、女性36.9%である。
2.ここ1ヶ月間、眠れないことが頻繁にあった者の割合は、男性11.7%、女性14.5%である。
まとめると、
日本人の5人に1人がタバコを吸っていて、そのうち約4割が禁煙したいと思っている。実際の受動喫煙の割合は減っている。
男は女の約5倍の飲酒習慣がある。
多くの人は6-7時間の睡眠である。
ということ。
いろいろな意見があると思います。