職場における心の健康作りは重要な課題となっていますが、
多くの職場では
「専門スタッフがいない」
「取り組み方がわからない」
等の理由で、取り組みが十分でない状況です。
最近気になるのは、メンタルストレス(うつ等)で休職していた社員を早期に職場復帰させてしまうケースが多いということです。
病気が3-4割しか治っていなくても、
「産業医の先生と一緒に復職プランでやっていけば大丈夫だろう」
という、安易な判断は避けるべきです。
休職後の社員が、たとえ簡単な仕事からといえども、職場復帰するのは大変なことです。
職場復帰にエネルギーが使われてしまい、まだ残っている病気の回復にまわるエネルギーがその社員には残っているのでしょうか?
反対に、病気の回復を遅くしてしまっている職場復帰に注意しましょう。
対策としては、
休職・復職問題に関して経験の豊富な産業医を選ぶこと、
精神科・心療内科である必要はありません、
それよりも、休職者のかかりつけ医(精神科・心療内科)といいコミュニケーションをとれる産業医を選ぶこと、です。
そのような産業医をお探しの企業の担当者は、管理人へご連絡下さい。