長時間労働者に対する医師による面接指導制度、いわゆる過重労働対策を知っている労働者の割合は21.7%となっています。
(一方、長時間労働者に対する医師による面接指導制度、いわゆる過重労働対策を知っている事業所の割合は45.6%でした。)
産業医.com管理人の正直な感想は、少し驚きです。
過重労働対策は、会社側がリスクマネジメントとして取り込んでいるところが多いと思いますが、従業員は知らない人の方が圧倒的に多いのですね。
大きい事業所の労働者の方が過重労働対策を知っているようですが、全体として、77.2%の労働者が知らない・・・。啓蒙活動が望まれています・・・。
以上、2008年10月10日に厚生労働省より発表された「平成19年 労働者健康状況調査」を、産業医.com的に紹介させて頂きました。(詳しくはこのリンク先の報道発表資料でご覧ください。)