衛生委員会の議題(テーマ)参考例

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【衛生委員会の議題(テーマ)参考例】

を紹介させていただきます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。


たまたまネットで見つけたのですが、

この会社は、衛生委員会の記録をネットで公開しています。

定期的に興味深く読ませていただいているのですが、

議題の内容が、とても親しみを持ちやすく、


あっぱれ!


という感じです。





私のお気に入りの議題は、

「ネームプレートのような、ちょっとしたアイデアでコミュニケーションをとるきっかけ作りはできないか?」

です。



現在、「経営陣で検討中」とのことです。

議論結果を楽しみにしております。




このように、

考え方ひとつで、いろんな内容が衛生委員会の議題(テーマ)になります。

あなたの会社の衛生委員会のユニークな議題、その結果等、

ぜひ、このメルマガで紹介させてください。
(匿名でもOKです)




以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

【衛生委員会でも使える。無料で、自由に利用可能。医療説明ボード】

新年明けましておめでとうございます。
産業医の武神です。

今年もよろしくお願い申し上げます。

今回は、

【無料で、自由に利用可能。医療説明ボード】

のご紹介をさせていただきます。



ipadをお持ちでも、お持ちでなくても、

医療関係者でなくても、無料で、自由に利用可能。

衛生委員会でフルに活用できる内容をご紹介させていただきます!

私の作った資料も無料で、自由に利用可能!



このアプリは、— http://bit.ly/vovszQ  または  http://bit.ly/rqmwLY 

治療や検査内容の説明、栄養指導など、医療者が患者さんに説明を行う際の補助ツールです。

患者さん本人や家族に対して説明することが多い、様々な疾患の説明スライドをipadにダウンロードしてアプリにインストールして使用する事が出来ます。


さらに、

進化版であるこの「医療ボード Pro」は、続々登場する最新スライド集をインポートして治療や検査内容の説明、栄養指導など、シチュエーションごとに医療者が患者さんに説明を行う際の補助ツールです。
アドヒアランス向上だけでなく、コメディカルが説明者となることで、忙しい医師の時間節約にも貢献。在宅診療や、病棟や介護施設内でのムンテラ、院内研修や自己学習、学会や講演での発表などにも最適なアプリとなっています。






このリンクサイトは、— http://bit.ly/smSa25

iPadアプリ『描いて消せる患者さんへの説明ボード』で利用可能な“カセット”(コンテンツ群のまとまり)ライブラリです。

全国の有力施設/有力医師が実際に使っている秀逸スライド&動画を、どんどん公開しています。

「患者さんへの説明」効率がグンと上がります。

登録料・利用料・コンテンツ料は、すべて無料です。

自由にダウンロードして、ご利用ください。



※スライド群を実際にダウンロードするには、iPad(アプリ)経由でないと出来ません
※スライドは今後、続々追加されます。


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アプリで「うつ」で検索、もしくは、QlifeBooksで「うつ」で検索していただけますと、


どうぞご活用ください。

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以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。


最後になりますが、本アプリの提供元であるQLife山内社長に感謝申し上げます。

あなたの会社の新型インフルエンザ対策システムの作り方

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今月の衛生委員会のテーマはお決まりですか?

12月は、「あなたの会社の新型インフルエンザ対策システムの作り方」を衛生委員会資料として提供しています。

致死率約60%の鳥インフルエンザ、2009年に大流行した豚インフルエンザ・・・。
これらをふまえて、今後くるかもしれない新たなインフルエンザの大流行に備え、どのような時に、どのような組織体制や、どのような備えが必要か?
 
わかりやすく説明しています。衛生委員会の活性化を保証します。

こちらより、「12月のテーマ希望」とお申し込みください。
(もしくはこのメールに返信をお願いします)

なお、衛生委員会で実際に使用された感想を送って頂いた方には、どの月でも使える衛生委員会資料「労災と安全配慮義務」を無料で提供しております。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。
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10月の衛生委員会の議題(テーマ)

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10月の衛生委員会のテーマはお決まりですか?
drtakegami.comでは、10月の日本乳癌ピンクリボン運動を応援しています。

今年のテーマは、
「受けよう マンモグラフィー検査 乳がん早期発見で 笑顔の暮らし Remember Pink-Ribbon. Remember Smile & Happiness of your loving ones.」
そこで、乳癌検診の受診を促すための衛生委員会資料を提供しています。

近年の乳癌の傾向、どのように発見されるのか、乳癌の症状、リスク、実際の検診はどのようなものがあるか等、わかりやすく解説しております。

PDFのパワーポイント形式で3,000円! かなりの力作です。

あなたの会社の衛生委員会も活性化間違いなしです。

こちらより、「10月のテーマ希望」とお申し込みください。
bit.ly/l8RjXU

 なお、衛生委員会で実際に使用された感想を送って頂いた方には、どの月でも使える衛生委員会資料「労災と安全配慮義務」を無料で提供しております。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。
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ストレスで腰痛!?

いつもありがとうございます。
産業医の武神です。
今回は、
【ストレスで腰痛!?】
という内容のお話しをさせて頂きます。
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。
2011/2/13日付の日本経済新聞の日曜面に
「腰痛8割は原因不明」
という見出しがありました。
腰痛は誰もが経験しうる痛みです。
こういうところから、衛生委員会の議題(ネタ)を仕入れることが出来ると、
毎月のネタ選びがそこまで大変ではなくなると思います。
以下、ご活用いただけますと幸いです。
腰痛とは?
「腰痛」とは疾患(病気)の名前ではなく、腰痛範囲
腰部を主とした痛みやはりなどの不快感といった症状の
【総称】です。
座骨神経痛を代表とする下肢の症状を伴う場合も含みます。
腰痛は原因により2つに分類されます。
【特異的腰痛と非特異的腰痛】
医師の診察およびX 線やMRI などの画像の検査で
腰痛の
【原因が特定できるもの】を特異的腰痛、
【厳密な原因が特定できないもの】を非特異的腰痛
といいます。
例えば、
ぎっくり腰は、椎間板(ついかんばん)を代表とする腰を構成する組織のケガであり、
医療機関では腰椎捻挫(ようついねんざ)又は腰部挫傷(ようぶざしょう)と診断されます。
腰痛うちわけ




しかしながら、
厳密にどの組織のケガかは医師が診察してもX 線検査をしても
【断定できないものは】非特異的腰痛と呼ばれます。
【腰痛の約85%】はこの非特異的腰痛に分類されます。
通常、腰痛症と言えば非特異的腰痛のことを指します。
 

<特異的腰痛の代表例>
原因が確定できる特異的腰痛は、
医療機関を受診する腰痛患者の15%くらいの割合といわれています。
その内訳は、
腰椎椎間板ヘルニア:4~5%
腰部脊柱管狭窄症:4~5%
上記2つは、
腰痛自体よりも座骨神経痛を代表とする
【脚の痛みやしびれが主症状】の疾患です。
圧迫骨折:約4%
これは、高齢者の骨粗鬆症の方に多いですね。
他は、、
結核菌も含む細菌による背骨の感染(感染性脊椎炎):約1%
癌の脊椎への転移など背骨の重篤な病気:約1%、
尿路結石や解離性大動脈瘤など背骨以外の病気:1%未満
<非特異的腰痛>
どこかに痛みの原因がある可能性は高いですが、
どこが発痛源であるかを厳密に断言できる検査法がないため、
痛みの起源を明確にはできないのが、非特異的腰痛です。
ぎっくり腰等の非特異的急性腰痛は、
初期治療を誤らなければ多くは短期間でよくなります。
しかし、一度発症すると、その後長期にわたり再発と軽快をくり返しやすいことが特徴です。
骨のずれ(すべり)やヘルニアなどの画像上の異常所見があっても、
腰痛で困っていない人はいますし、
逆に、腰痛の経験があっても画像所見は正常な場合もあります。
画像上の異常所見は必ずしも痛みを説明できません。
肉体的な問題よりも、
心理的な問題が、腰痛の原因になっている人も増えているようです。
ストレスケアは、うつ病などの予防だけでなく、
腰痛対策としても大切ですね。
以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

衛生委員会、活動内容例の報告

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【衛生委員会、活動内容例の報告】

という内容のお話しをさせて頂きます。


あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



今までは名義貸し産業医状態であった企業様です。

弊社でご契約頂き、体制を整え、はや2年になるクライエントの紹介です。



この2年間、衛生委員会で行ってきたこと


1.健康管理体制の強化
健康診断は毎年1回必ず行う。受診率90%以上を目指す。
産業医にその結果をチェックしてもらい、必要に応じてまたは希望に応じて、従業員の面談を行う。
健康促進イベントの案内を行う。


2.過重労働管理体制の確立
過重労働になった従業員へ産業医による面談うシステムを確立する。
各チームのリーダー以上へ勤怠情報を共有し、勤怠管理意識の向上を行う。


3.メンタルヘルス体制の確立
各チームのリーダー以上へ社外の専門家による研修会を行う。
従業員への情報提供として、メンタルヘルス相談窓口(社内外)の掲示や書類配布による周知を行う。


4.季節のウィルス対策等の体制を確立
熱中症、食中毒の予防などについて掲示して周知を行う。
インフルエンザ、ノロウィルス対策として、アルコール消毒液を入口、トイレ内などに設置を行う。

5.地震対策、緊急時の体制を確立
地震、停電などの発生時において、現在の社内の対策を見直し、時代にあったものにする。


以上、一部ではありますが、衛生委員会を通じて、行った活動実績です。


弊社では、企業の発展だけでなく、従業員の健康の促進を心がけている企業様を応援しております。

これからも継続して、一歩一歩、働きやすい職場環境にしていけたらと思います。


あなたの会社でも、どうぞご活用下さい。



以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

ご存知ですか?「ポジティブ・オフ」

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【ご存知ですか?「ポジティブ・オフ」】

という内容のお話しをさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



「休み=オフ」を「前向き=ポジティブ」にとらえ、

休暇を取得して外出や旅行を楽しむこと

を積極的に促進する取り組みを

「ポジティブ・オフ」運動と名付け、

この夏からスタートしました。


これは、

電力需給対策としての節電と、

外出や旅行の促進による地域経済活性化の

両立を目指す取り組みですが、


長期的には、

休暇を楽しむライフスタイルや

ワーク・ライフ・バランスの実現といった

「ライフスタイル・イノベーション」に

つなげていくことを目指しており、

観光庁が主体となって、

内閣府、経済産業省とともに厚生労働省も共同して推進しています。




休業・休暇や福利厚生の制度を活用し、

従業員の外出や旅行をサポートするなど、

「ポジティブ・オフ」運動に

ご賛同いただける企業を募集しています。



賛同企業は、

観光庁ウェブサイト内「ポジティブ・オフ」のページに、

取り組み内容や企業ロゴなどが掲載されます。ふるってご参加ください。



取り組みに当たっては、下記のウェブサイトをご参照ください。



なお、「ポジティブ・オフ」運動の取り組みに当たり、

就業規則の変更を伴う場合や新たな制度を導入する場合などには、

変更届の提出や労使協定の締結など所定の手続きをとってください。

詳しくは、労働基準監督署にお問い合わせください。




以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

被災地以外の外傷後ストレス障害(PTSD)について

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。

今回は、

【被災地以外の外傷後ストレス障害(PTSD)について】

という内容のお話しをさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



3.11.のような、生死の境をさまようような経験をして心的外傷を受けると、

誰もが恐怖感や無力感を感じます。

通常、時間の経過とともに恐怖感や無力感は自然と消えていきますが
1カ月以上たってもそうした状態が続く場合、

外傷後ストレス障害(posttraumatic stress disorder:PTSD)

が疑われます。



PTSDは、被災者の5~10%が発症するともいわれています。

被災者ばかりでなく、過酷な業務に携わる救援者のPTSDも問題とも指摘されています。



PTSDには大きく分けて3つの症状があります。

1.侵入
 心的外傷を受けた出来事などについて思い出したくないのに思い出してしまう

2.過覚醒
 音などに過剰に反応したり不眠になったりする

3.回避・麻痺
 出来事について考えることを避けたり、喜怒哀楽などの感情が麻痺したりする




被災者の中でも、小児や女性、障害者や社会的弱者が発症しやすいとされています。

過去の自然災害での発症率は被災者のうち5~10%程度とのことです。



PTSDの患者は、うつ病やパニック障害などを併発することが多く、

PTSDの3つの症状に加え、そうした病気を併発している患者に対しては、

社会的支援に加えて薬物治療も考慮する必要があります。


一般的に第1選択は選択的セロトニン再取り込み阻害薬(SSRI)などですが、

基本的には、薬物治療は少量からはじめ、

症状の改善が見られても少なくとも1年間は投与を続けるとも言われています。


自殺願望やアルコール依存症のある患者、食事摂取や生活維持が困難な患者は専門医への紹介が必須です。




被災者ばかりでなく、救援者もPTSDを発症するリスクがあります。

とくに、自衛隊や消防、警察などの救援者達は

被災者より高い発症率が認められています。

救援活動の中で心的外傷を受けるためです。



2004年のスマトラ沖地震では、

海に打ち上げられた遺体の回収などに携わった作業員の心的外傷が問題となりました。



東日本大震災でも救援者、

特に遺体の回収や身元確認、原発事故対応などの業務に当たっている自衛隊員や警察官、消防隊員、自治体関係者

などへの精神的ケアが求められます。



一方、被災地にはない一般企業でも、注意が必要な人たちがいます。

人事や総務の災害時担当者など、

3.11.の後に通常業務以上に忙しくなった人たち、

社員の訃報などの対応に追われた人たちです。


なるべく、2人以上でこのような業務にあたることが負担を軽減するといわれています。




一般社員の場合、PTSDではないものの、

テレビなどで被災地の映像を長時間視聴して、

腹痛や頭痛、不眠などを訴える人もいます。


中には、医療機関を受診する人も出ています。

こうした人たちには対症療法が必要なこともありますが、


まずは、テレビの視聴時間を最小限にとどめること

そして、従来の日常生活を取り戻すこと(趣味やお稽古の再開)、

規則正しい生活と睡眠

を指導しています。


以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

厚生労働省からでた海外渡航と感染症の注意

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【厚生労働省からでた海外渡航と感染症の注意のHP】

の情報提供です。


あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。




以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

労使で話しあい、電力不足に対応した働き方・休み方の工夫を

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。

今回は、

【労使で話しあい、電力不足に対応した働き方・休み方の工夫を】

という内容のご案内をさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。


 平成23年5月13日に政府の電力需給緊急対策本部により取りまとめられた「夏期の電力需給対策について」では、電力需要抑制の目標として、企業の規模にかかわらず、原則として15%削減することが盛り込まれています。


 この夏、東日本で、電力不足が予想されます。特に、平日の9時~20時の節電努力が求められています。夏の昼間に停電が起こると、冷房が止まり、命や健康に影響が出ることも考えられます。また、多くの職場で、生産活動、営業活動に大きな影響が生じます。


 少ない電力を分かち合い、命とくらしを守るために、労使で話合い、夏の間の働き方・休み方をいろいろ工夫してみましょう。

【話合いのポイント(例)】
○ 昼間の電力節約のために、始業・終業時刻を見直す
○ 平日の電力節約のために、所定休日を見直す
○ 夏の電力節約のために、連続休業・休暇を活用する、労働時間の長さを見直す

【みんなで納得、協力して取り組むために大切なこと】
○ 各企業・事業場での節電の取組目標を労使で共有しましょう
○ 雇用・就業が継続できる手法を工夫しましょう
○ 育児、介護など家族的責任のある労働者に十分配慮しましょう
○ 非正規労働者などに負担が偏らないようにしましょう

 厚生労働省では節電に取り組む上で、参考にしていただきたいことをまとめたパンフレットを制作しました。

【パンフレット「節電に取り組む労使のみなさんへ」】

【夏期の電力供給対策関係HP】

【電力需給緊急対策本部資料(経済産業省HP内)】

 
以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。