産業医からの質問:
あなたの会社は、健康診断で異常の所見があった従業員について、健康を保持するために必要な措置について、医師から意見を聴いていますか?
労働安全衛生法は、経営者に対して、健康診断で異常の所見があった従業員の健康保持のために必要な措置(就業上の配慮事項など)について医師から意見を聴取することを義務づけています(労働安全衛生法66条の4)。
従業員の健康を保持するためには、異常のあった健康診断結果を専門家である医師に見せて、どのような措置が必要なのか意見を述べてもらい、その意見を改善措置に反映することが大切です。