産業医から小規模企業へ⑤-1 有害業務従事者への特殊健康診断の必要性

産業医からの質問:

 

 あなたの会社では、シンナーなどの有害な化学物質を取り扱うなど、有害な業務がありますか?

 

 

労働安全衛生法は、経営者に対して、シンナー・鉛・クロム酸などの有害物を取り扱う従業員を対象とした特殊健康診断を実施することを義務づけています(労働安全衛生法662項)。

 

シンナーなどの有害物は、中毒などの職業病を引き起こすおそれが高く、特殊健康診断を行って、その 結果に基づき健康管理を推進する必要があるためです。

 

この特殊健康診断を実施しない経営者は、処罰されることがあります。


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