産業医の武神です。
今回は、
【最新の成人喫煙率について】
という内容のお話しをさせて頂きます。
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。
なお、今回が年内最後のメルマガとなります。
1年間お読み頂きまして誠にありがとうございました。
来年に向けて、ぜひリクエストやアドバイス、このメルマガで周知したいことなどなどありましたら、アンケート欄にご記入いただけますと幸いです。よろしくお願いします。
■http://bit.ly/jw17lT■
厚生労働省が12月6日に発表した
平成23年(2011年)の「国民健康・栄養調査」の結果概要では、
習慣的な喫煙者の割合は全体で20.1%(男性32.4%、女性9.7%)と、
前年(19.5%)と比べて横ばいであることが示されました。
男女別では男性が横ばいだったのに対し、
女性はわずかに増加でした。
たばこの価格は、たばこ税増税に伴い、
平成22年(2010年)10月から値上げされています。
このたばこの値上げで喫煙状況に影響を受けた者の割合は、29.2%。
そのうち、たばこの値上げで受けた影響として、
「吸うのをやめた」と回答した者の割合は、15.0%、
「ずっと吸っているが、本数を減らした」と回答した者の割合は39.0%。
でした。
厚労省は増税に際し、
「国民の健康の観点からたばこの消費を抑制する」との目的を掲げていましたが、
現時点ではその目標は達成できていないようですね。
■参考リンクはこちら■
平成23年国民健康・栄養調査結果の概要
bit.ly/T2WoJk
厚生労働省の最新たばこ情報(成人喫煙率(厚生労働省国民健康栄養調査))
bit.ly/Rm4hNa
以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。