自殺対策:眠れていますか?

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【自殺対策:眠れていますか?】

という内容のお話しをさせて頂きます。


途中で、

【WHOによる国際規格の不眠判定法】

を紹介させていただいております。


あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



わが国では、13年間、自殺者が毎年3万人を超えています。

特に、3月は1年の中で最も自殺率が高い月です。

そこで、あなたの会社の2月の衛生委員会では、

【自殺予防】

に、役立つネタをしてみてはいかがでしょうか?


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産業医的から見た できる人の「5Cの能力」

産業医として思うこと。

産業医.comは働く人の心と体の健康を応援しています。
そして、従業員の健康の実現を目指す企業をサポートしています。

一昨年来の金融危機以後の現代社会をうまく乗り切る「働く人」には共通する性格的特徴「5Cの能力」があると感じます。

Competence   能力
Confidence    自信
Communication 関係
Character    人格
Compassion   思いやり   
   
5Cは単独で成り立っているのではなく、互いに関連性があります。

「能力」とは、学力だけでなく、社会生活や仕事上の様々な手腕も意味します。
 
「自信」とは、自分は重要な何かをやり遂げられるとでもあり、自尊心を持つことでもあります。

「関係」とは、社会(会社など)だけでなく、個人的生活(家庭など)においても、バランスのとれた良好な人間関係を築けていることです。

「人格」、「思いやり」…言わずもがなです。


そして、理論上は、これらの特徴は6番目のCである
 
Contribution 貢献

につながると感じます。

以上、あなたのヒントに、あなたの会社のヒントになれば幸いです。

11年も続く年間3万人余の自殺!

昨年の自殺者は3万人を超え、これは平成10年以来11年連続しているそうです。

 

 今年も4月までに早くも1万1千人を超えているという記録には、全く驚かされてしまいます。

 

 実際には働き盛りである筈の40~60歳代の成人が一番多いとされています。

 

 

企業内での早期発見、早期治療の重要性・必要性は言うまでもありませんが、従来の産業医、精神科医、心療内科医による対応では追いつかない場合もあると思います。

 

相談室の設置、カウンセラーの設置・増強などによる対策、

そして、その担当者との産業医や衛生管理者との連携強化などが必要なのではと思います。

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以下、ご興味ある方は、「続きを読む」をクリックしてください。

 

自殺の原因

 

年齢別

 

職業別

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産業医から小規模企業へ22-1 健康の保持増進・メンタルヘルス対策の実施の必要性

産業医からの質問:

 

 あなたの会社では、健康づくりのための活動トータルヘルスプロモーションプラン(THP)の活動を行っていますか?

 

 

労働安全衛生法に基づいて、単に疾病の予防や健康障害の防止のみならず、健康を積極的に増進していくことを助けるために、国が指針を公表しています(労働安全衛生法70条の2)。

 

公表された指針に基づく健康づくりは、トータルヘルスプロモーションプラン(THP)と呼ばれ、中央労働災害防止協会(中災防)を通じ、支援事業も行われています。

 

また、近年、メンタルヘルス関係の問題が多く発生しています。労働者の心の健康の保持増進のための指針も公表されており、それに基づく適切な措置が必要です。

産業医から小規模企業へ22-2 健康保持増進措置・メンタルヘルス対策の実施方法

小規模企業にとってのメンタルヘルス対策の実施方法は、

 

近くの地域センターまたは推進センターを活用する!

 

がキーワードです。

 

マンパワーが限られている中、現在の従業員に、新たな分野の新たな仕事を、任せる前に、まず一度、専門家にご相談下さい。

 

 

THP指針、労働者の心の健康の保持増進のための指針の内容については、産業医、もよりの地域センター、推進センターまたは中災防のサービスセンターにお問い合わせください。

 

THP の支援事業に関しては、産業医とよく相談した上で、もよりの中災防のサービスセンターにお問い合わせください。

 

産業医も気にする従業員(労働者)の将来の健康状態に対する不安

81.0%[前回76.0%]の従業員(労働者)は将来の自分の健康状態に対して、不安を抱えています。

 

1.         「大変不安を持っている」とする労働者の割合は10.9%、

2.         「少し不安を持っている」は70.1% です。

 

 

男女別に「不安を持っている」とする労働者の割合をみると、男が81.4%、女が80.4%となっています。

 

将来の健康状態への不安の有無及び程度

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、20081010に厚生労働省より発表された「平成19年 労働者健康状況調査」を、産業医.com的に紹介させて頂きました。(詳しくはこのリンク先の報道発表資料でご覧ください

産業医も気にする企業の心の健康対策(メンタルヘルスケア)の取組状況、取組内容

心の健康対策に取り組んでいる事業所の割合は33.6%と前回[23.5%]に比べほぼ1.5倍になりました。

 

これを事業所規模別にみると、

従業員(労働者)100人以上のすべての規模で、6割を超えており、

1,000人~4,999人及び5,000人以上の規模では9割を超えています。

 

心の健康対策に取り組んでいる事業所のうち、心の健康対策の取組内容をみると、

1.         「労働者からの相談対応の体制整備」(59.3%) が最も高く、

2.         「労働者への教育研修・情報提供」(49.3%)、

3.         「管理監督者への教育研修・情報提供」(34.5%) の順となっています。

 

メンタルヘルスケアの取組の有無及び取組内容別事業所割合

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、20081010に厚生労働省より発表された「平成19年 労働者健康状況調査」を、産業医.com的に紹介させて頂きました。(詳しくはこのリンク先の報道発表資料でご覧ください。)

産業医も気にする心の健康対策(メンタルヘルスケア)を推進するにあたっての留意事項

心の健康対策に取り組んでいる事業所のうち、

留意している事項がある事業所の割合は95.7%[前回88.6%]で、

すべての規模で9割を超えています。

 

留意している事項がある事業所のうち、具体的な留意事項内容(複数回答)としては、

1.         「労働者の個人情報の保護への配慮」(67.9%)が最も高く、

2.         「職場配置、人事異動等」(59.4%)、

3.         「心の健康問題に関する誤解等の解消」(51.0%)の順となっています。

 

 

以上、20081010に厚生労働省より発表された「平成19年 労働者健康状況調査」を、産業医.com的に紹介させて頂きました。(詳しくはこのリンク先の報道発表資料でご覧ください。)

 

産業医も気にする心の健康対策(メンタルヘルスケア)のための専門スタッフの配置状況

心の健康対策に取り組んでいる事業所のうち、

「専門スタッフがいる」とする事業所の割合は52.0%[前回49.8%]となっています。

300人以上の規模の事業所では、8割を超えています。

 

専門スタッフがいる事業所のうち、専門スタッフの種類別の配置状況をみると、

1.         「産業医」(56.5%) が最も高く、

2.         「衛生管理者又は衛生推進者等」(30.7%)、

3.         「カウンセラー等」(27.1%)、

4.         「保健師又は看護師」(22.5%) の順となっています。

 

以上、20081010に厚生労働省より発表された「平成19年 労働者健康状況調査」を、産業医.com的に紹介させて頂きました。(詳しくはこのリンク先の報道発表資料でご覧ください。)

産業医も気にする心の健康対策(メンタルヘルスケア)の効果

心の健康対策に取り組んでいる事業所のうち、

「効果があると思う」とする事業所の割合は67.0%[前回61.3%]で、

すべての規模で6割を超えています。

 

一方、「効果についてはわからない」という回答も31.4%あります。

 

あなたの会社の効果判定はいかがでしょうか?

 

あくまでも、事業所の回答ですので、実際は労働者の回答を参照せねばなりませんね。

 

メンタルヘルスケアの効果別事業所割合

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、20081010に厚生労働省より発表された「平成19年 労働者健康状況調査」を、産業医.com的に紹介させて頂きました。(詳しくはこのリンク先の報道発表資料でご覧ください。)