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報道発表資料平成20年6月30日福祉保健局 「平成18年東京都民の健康・栄養状況」について
成人男性は肥満傾向で、40歳から74歳までの半数以上がメタボリックシンドロームが強く疑われる者又は予備群であり、また、全国と比べ遅い時間に夕食を食べる者の割合が多いなどの実態が明らかになりました。
l 成人男性の33.7%、女性の17.8%が肥満です。平成17年の男性29.3%、女性15.1%と比較し、増加傾向です。
l 40歳から74歳までの男性の53.3%が、メタボリックシンドロームが強く疑われる者又は予備群です。
l 成人男性の29.9%、女性の17.4%が夕食時間を午後9時以降に開始しています。全国と比較し、食事時間が遅い傾向です。
l 野菜類の平均摂取量は316.8グラムで、平成17年の303.7グラムと比較し、摂取量が増えたものの、目標量の「350グラム以上」に比べて不足しています。中でも、20歳代女性は247.7グラムと少ない傾向でした。
l 運動を実行していて、十分習慣化している人は、男性が22.6%、女性が17.4%です。