一般的に、産業医の仕事の内容は、概ね下記のとおりです。
1. 毎月1回、企業を訪問します。毎月1回の作業場巡視が定められています。
2. 従業員の定期健康診断の結果等に基づき従業員の健康状況の分析をします。
3. 必要に応じて、従業員と個別に面談を行い、健康管理指導を実施します。
最近の産業医による管理指導の中心は、生活習慣病の改善指導とメンタルケアです。
4. 必要に応じて、過重労働対策面談を実施します。
時間外・休日労働時間が1ヵ月当たり100時間を超え、かつ疲労の蓄積が認められる労働者が申し出た場合には、医師による面接指導を行うことが企業には義務付けられています。(注:平成20年4月以降は、50人未満の事業所にも適応されています。)
5. 必要に応じて、事業者に対して勧告、安全衛生管理者に対して指導・助言を行います。