このブログを見ていただき、どうもありがとうございます。
産業医の武神です。
今日は、
【会社でインフエンザが発生した時の対応】
について、手短にお話します。
最後の方に、ベストプラクティスを
紹介しています。
現在、世界でパンデミックインフルエンザは、
確認されていません。
その、原因となる可能性のあるインフルエンザウイルスが
確認されているのみです。
ブタインフルの前からあるH5N1型や
昨年から中国で確認されているH7N9型
がこれに、該当します。
日本国内では、現在
インフルエンザのピークを迎えています。
これは、季節のインフルエンザです。
パンデミックではありません。
この、現在の季節性インフルエンザに対して、
かかった場合、何日間は自宅待機!的な
公的なガイドラインはでていません。
なので、法的には何も会社はする必要はありません。
(就業規則に何かあれば別ですが・・・)
しかし、自社内での感染の広がり、
蔓延を防ぎたいのであれば、
産業医として、以下の対応をすすめます。
インフルエンザにかかった人は、
【熱が下がってから48時間は自宅待機】
「発症後5日間は自宅待機」
でもいいですが、
いつから、かかっているかって、結構アバウトで
特定は、難しいです。
会社の命令として行う場合は、
給与の保障が必要ですので、ご注意下さい。
私のクライエントのベストプラクティスは、
【熱が下がってから48時間は自宅待機】
【インフルエンザにかかったことを証明する診断書を出せば、この2日間の給与を支払う】
(いわゆる有給休暇としての処理ではなく、インフルエンザによる特別休暇としています)
以上、あなたの心と体の健康管理と自己成長と、あなたの会社の安全衛生管理にも、ご活用いただけると幸いです。
コメント、ご質問等、お待ちしております。http://bit.ly/jw17lT
全てしっかり、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。