産業医武神より。【新型コロナワクチン接種、産業医が企業や社員に伝えたい「重要ポイント10」】

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日本ストレスチェック協会代表理事、産業医の武神です。

今日は、
【新型コロナワクチン接種、産業医が企業や社員に伝えたい「重要ポイント10」】
について、お話しさせてください。
お役に立てば幸いです。

昨日2/17より
新型コロナ感染症に対する
ワクチン接種が始まりました。

ワクチン接種とともに、
会社、そして従業員が考えなければならないことを
産業医の視点から整理してみました。

私が日々の産業医業務の中で、
実際に企業担当者や社員から
頻回に聞かれるようになった質問と、
それに対する回答をここにシェアさせていただきます。

よかったらお読みください。
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新型コロナワクチン接種、
産業医が企業や社員に伝えたい「重要ポイント10」
diamond.jp/articles/-/262996
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個人的には、
毎年のインフルエンザワクチン接種を受けているのに、
新型コロナワクチンを受けたくない人には、
正直、若干の疑問(矛盾)を感じます。

また、
毎年のインフルエンザワクチン接種をしていない人に、
新型コロナワクチンを勧奨
することはできないと感じます。

以上、少しでも企業担当者の方のご参考になれば幸いです。

いかがでしょうか。
以上、お読みいただきましてありがとうございます。

コメント、ご質問等、お待ちしております。
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全てしっかり、読ませていただいております。
ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

今日も最後までお読みいただきどうもありがとうございました。

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産業医武神より。【<新型コロナワクチン、産業医へのQ and A 2>】

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今日は、
【<新型コロナワクチン、産業医へのQ and A 2>】
について、お話しさせてください。
お役に立てば幸いです。

<新型コロナワクチン、産業医へのQ and A 2>
6.接種した社員(等)が、していない社員と一緒に働きたくないという場合は?
7.会社としては、新型コロナワクチン接種に関する社員対応は、どのようなスタンスがいいのか?
8.会社としては、新型コロナワクチン接種には、どのようなスタンスがいいのでしょう?
9.産業医から会社へ向けてのコメント
10.産業医から会社と社員へ向けてのコメント

<答え(あくまで私見です)> 6. 接種した社員(等)が、していない社員と一緒に働きたくないという場合は?
まず、そのような声をあげた社員の感情を理解し共感を示すことが大切です。
しかし、そのような理由で会社が何らかの特別な配慮(部屋を分ける、
在宅や出社の配慮等)を必ずしなければいけないということはありません。
新型コロナ感染症に限らず季節性インフルエンザワクチンを例に考えれば分かりやすいですね。

7. 新型コロナワクチン接種に関する社員対応は、会社は、どのようなスタンスがいいのか?
ワクチンの有無に関係なく、社員たちの今後の働き方をどのようにしたいのか。
これが会社が最も考えるべきでしょう。それを社員たちに明示し、その上で社員各々が、
接種について考えることが、一番現実的ですんなりいくと感じます。
個々の社員の訴えに対しては、
その訴えの背景にある個々の事情や感情を理解し共感を示すことが大切です。
しかし同時に、会社としての方針を法令等に準じて明示し、
感情に流されないようにすることが担当者には求められています。

8. 新型コロナワクチン接種には、会社は、どのようなスタンスがいいのでしょう?
私が自分のクライエントにまず伝えるのは、それは医療の問題であるから、まずは、
行政と個々人の判断に任せることです。会社が前面に出る場面ではないと思うと伝えます。
もちろん、仕事や家事で忙しい社員たちのために、ワクチン接種に関する情報を整理し
提供することは大切です。これはしっかりやるといいと思います。
実際のワクチン摂取計画では、市町村がリーダーシップをとり行うことが示されています。

そして、我々は住民票住所によって管理されるようです。

実際の摂取場所は医療機関や特別設置された摂取会場などと予想され、
会社が関与する部分はさほどないと思われます(診療所等をもつ会社は別の可能性あります)。
その上、実際に摂取するのか否かは、個々人の判断です。
会社が関与できるところはあまりないのが実情です。

米国では、ワクチン接種をした社員にお金等のインセンティブを払って
動機付けをしている企業もあるようですが、日本の国民性や企業文化を考えると、
日本では、せめて、ワクチン接種にいく日を有給の特別休みにするくらいが現実的と感じます。
新型コロナワクチンは、正社員だけが接種しても職場としての集団的免疫効果は限られます。

ですので、特に、派遣社員等の非正規社員へも同様の配慮があるといいと思います。
(私はクライエントには、毎年季節のインフルエンザワクチン接種は、
正社員も非正規社員も同様の福利厚生を与えることを進言していますが、今回も同じです。)

9. 産業医から会社へ向けてのコメント
ワクチン接種により集団的免疫を獲得するためには、
その集団の70%以上がワクチンを摂取することが必要と言われています。
接種の強制も、接種有無の情報開示も強制することができない現状では、
“四半期ごとにでも無記名で接種状況確認アンケート”を社内で取ることは可能だと思います。

今後の会社での感染予防対策を検討する上での有用な情報になるかもしれませんので、
担当者の方は考えてみてください。
また、前質問と被りますが、集団的免疫獲得のために職場にいる非正規社員への
対応も考えていただけると幸いです。

10. 産業医から会社と社員へ向けてのコメント
季節性インフルエンザワクチンの効果は60%ほどと言われています。
今回のコロナワクチンは、多くがそれ以上の効果があることが治験データで示されていますので、
「少なくとも、副反応等のデメリットを上回る効果」が期待できると感じています。

しかし、新型コロナワクチンを受けるか受けないかは、最終的には個々の意思が尊重されます。
個人的には、毎年のインフルエンザワクチン接種を受けているのに、
新型コロナワクチンを受けたくない人には、正直、若干の疑問(矛盾)を感じます。
また、毎年のインフルエンザワクチン接種をしていない人に、
新型コロナワクチンを勧奨することはできないと感じます。

私自身は、毎年の季節性インフルエンザワクチンを受けていますし、
今回の新型コロナワクチンを受けるつもりです。
そして、私自身は、受けるか受けないかよりも、
このワクチンがどれくらいの期間有効なのか。一生?1年?数ヶ月?
今後も出てくるであろう変異株に対しての有効性はどうなのか、が一番の関心です。

以上、少しでも企業担当者の方のご参考になれば幸いです。

他にご質問あれば、気軽にお聞きください。

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産業医武神より。【<新型コロナワクチン、産業医へのQ and A 1>】

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【<新型コロナワクチン、産業医へのQ and A 1>】
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<新型コロナワクチン、産業医へのQ and A 1>
1.会社は社員に、新型コロナワクチン摂取を強制できるか?
2.ワクチン接種後、副反応によって体調不良になった場合どうするのか?
3.社員はワクチン接種したことを会社に伝えなければならないのか?
4.出社の条件にワクチン接種をしていいのか?
5.ワクチン未接種を理由に、出社を断り在宅勤務を継続可能か?

<答え(あくまで私見です)>

1. 会社は社員に、新型コロナワクチン摂取を強制できるか?
産業医の見解としては、会社は社員に新型コロナワクチン接種の強制はできません。
厚生労働省のガイドラインには、ワクチン接種は、そのメリットやデメリットを
理解した上での個々人の判断による任意摂取であることが明記されています。
また、対象は16歳以上で、過去にワクチン成分で重いアレルギー反応が出た人への使用は
認められていません。

2. ワクチン接種後、副反応によって体調不良になった場合どうするのか?
一般的に、国が推奨するワクチン接種によって病気や障害などの健康被害が生じた場合、
予防接種法に基づく救済制度があります(予防接種健康被害救済制度)ので、その適応となるようです。
会社としては、各々の会社の制度の中での病欠扱いとなるでしょうが、
会社が接種を奨励するのであれば、副反応の際もこのような制度があり保証がある伝え、
社員の不安を和らげて欲しいです。
仮に会社がワクチン 接種を社員等に義務付けた場合は、副反応があった場合は、
欠勤していても有給とするなどの措置が必要かと思います。

3. 社員はワクチン接種したことを会社に伝えなければならないのか?
伝える必要はないと思われます。
明確なガイドラインは見たことはありませんが、従来のインフルエンザワクチンや、
(母子手帳にあるような)幼少時に受けたワクチン接種について、
あえて会社に伝えている人はないと思います。それと同じと考えます。

4. 出社の条件にワクチン接種をしていいのか?
ワクチン接種の有無を条件に、会社が社員の働き方を強制的に決めることは、してはいけないことでしょう。
一般的にワクチンの効果とは、感染しずらくなる、感染しても発症しない、
重症化の確率が低なる、などです。
ワクチンは接種すれば必ず効く(新型コロナ感染症にかからない)というものではありません。
日本でワクチン接種が始まる米国ファイザー社のワクチンの効果は、「プラセボ(偽薬)群よりも、
ワクチン接種群の発症率が95%少なかった」というものですので十分効果を期待していいと思います。
しかし、新型コロナワクチンには実際どのような効果があるのかは、これからわかることです。
それまでは、会社内でのクラスターを防ぐには、ワクチンの摂取にかかわらず、
引き続き感染対策を継続する必要があるでしょう。

5. ワクチン未接種を理由に、出社を断り在宅勤務を継続可能か?
この答えもNOでしょう。ワクチンは接種すれば必ず効くというものでありません。
ですので、接種未接種を理由に、何かを強制することはできないと考えます。

明日は
以下の質問に答えていきます。
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<新型コロナワクチン、産業医へのQ and A 2>
6.接種した社員(等)が、していない社員と一緒に働きたくないという場合は?
7.会社としては、新型コロナワクチン接種に関する社員対応は、どのようなスタンスがいいのか?
8.会社としては、新型コロナワクチン接種には、どのようなスタンスがいいのでしょう?
9.産業医から会社へ向けてのコメント
10.産業医から会社と社員へ向けてのコメント

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【新型コロナワクチン接種に関する情報】
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日本でも、2月から
新型コロナワクチンの接種が始まろうとしています。

諸外国同様の順番で、
医療従事者>高齢者>—
そして最後が、多くの働く人々です。

会社として、このワクチン接種に深く関わること
は必要ないと思っていますが、
忙しい社員たちのためにも、

最低限の情報提供など、
会社がしてもいいのかなって感じています。

そして、明日、明後日は
以下の質問に答えていきます。
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<新型コロナワクチン、産業医へのQ and A 1>
1.会社は社員に、新型コロナワクチン摂取を強制できるか?
2.ワクチン接種後、副反応によって体調不良になった場合どうするのか?
3.社員はワクチン接種したことを会社に伝えなければならないのか?
4.出社の条件にワクチン接種をしていいのか?
5.ワクチン未接種を理由に、出社を断り在宅勤務を継続可能か?

<新型コロナワクチン、産業医へのQ and A 2> 6.接種した社員(等)が、していない社員と一緒に働きたくないという場合は?
7.会社としては、新型コロナワクチン接種に関する社員対応は、どのようなスタンスがいいのか?
8.会社としては、新型コロナワクチン接種には、どのようなスタンスがいいのでしょう?
9.産業医から会社へ向けてのコメント
10.産業医から会社と社員へ向けてのコメント

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産業医武神より。【社員が新型コロナになったら最初にやるべき3つのこと】

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【社員が新型コロナになったら、最初にやるべき3つのこと】
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新型コロナ感染症が増えています。

僕のクライエントでも、
コロナになった人、濃厚接触者になった人が
ちらほら出てきています。

全員が在宅勤務であれば
会社としての対応も簡単ですが、
出社している状況では大変です。。。

社員個人がコロナにかかってしまうことは、
もう、避けられないと思います。
(これは会社よりも個々人の予防意識が大切です)

会社内でクラスターが発生する事態は、
なんとしても避けたい
というのが現実的かと考えています。
(産業医としてクライエントに強調しているのは今はこっち)

以下、簡単ですが、整理です。
社員がコロナになった場合のすべきこと3つ。

まずコロナになったとは、
PCR検査で陽性となったという意味です。
無症状者も含みます。
(抗体検査結果は関係ないです)

1
その社員が医療にかかっていることを確認する。
かかっていなければ医療(保健所、病院)に連絡することを
必須とする。

以降、
この社員は医療機関/保健所の指示に従うべきです。
出社のタイミングは3へ

2.
その社員に、濃厚接触者を教えてもらう。

濃厚接触者の定義は、以下です
「ウイルスがうつる可能性がある期間(発症2日前から入院等をした日まで)に
1m以内で15分以上接触があった人」
(マスクの有無などで変わる可能性あり。
最終的には保健所判断。)

保健所から連絡が会社にくると思いますので、
上記を報告し連携する。
(保健所職員の負担を減らすことにご協力ください)

3. PCRでコロナ陽性社員の出社の基準は、
6月中旬までは発症から14日間、以後は発症から10日間
となっています。

個人的には14日間がわかりやすく、無難です。
(もちろん、熱や症状がないことが大前提です)

実際にクライエントであった事例
子供の幼稚園でクラスター発生。
子供、両親(一人が社員)は無症状だがPCR検査を保健所に言われて受けた。
全員陽性。
社員は、社内ではマスク着用、同僚は1m以上離れて座っていたことより、
会社での濃厚接触者なしの保健所判断。

以上、お役に立てば幸いです。

こちらも合わせてお読みください
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外資系エリートの産業医が分析、
メンタルを強くする「大人の趣味」の見つけ方
president.jp/articles/-/36966
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■■■■管理職研修ができるようになるMHFT養成講座■■■■
メンタルヘルスファシリテーター養成講座
次回開催:2020年11月14-15日@東京
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産業医武神より。【新常態の生活が続く中で、産業医から3つのお願い】

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【新常態の生活が続く中で、産業医から3つのお願い】
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新型コロナ感染症が増えていて、
ちょっと嫌な感じですね。

今は、withコロナ、postコロナ、
どっちなのかよくわかりませんが、
with maskの時代と言ったらいいのかもしれません。

(個人的には第1波、withコロナと思っています)

今日は、このような中で、8月の衛生委員会として
私がクライエントでシェアする資料をご紹介させてください。

この半年間の面談を通じて感じたこと、
現時点でとても大切なことなので、
メルマガの下の方にあるリンクから、数日間はダウンロード可能になっています。

————–
新常態の生活が続く中で、産業医から3つのお願い

この半年間、新型コロナウイルス感染症が私たちの生活に影響を及ぼしてきました。
そして、この状態はいつまで続くか、明らかな見通しが立っていないのが現状です。
このような中でも心身ともに健康であるために、
今月は産業医から3つのお願いを社員の皆様にさせていただきます。

1. 体力を落とさぬよう、定期的な運動の習慣を心がけましょう。
人の体力は、何もしないと低下すると言われています。
通勤がなくなった/減った多くの人が、昨年よりも運動不足で体力が低下していると思います。

毎週合計して90-120分の有酸素運動を行う人は行わない人に比べ、
生活習慣病や脳や心臓の病気のリスクが少ないと言われています。
定期的な運動を心がけましょう。

2. 新常態に上手に適応しましょう。
どのような新常態を過ごしているかは、勤める会社、家族や同居人などにより異なります。
他社/他人の新常態を羨んだり妬むよりも、
自分が自分の新常態の生活に適応することに意識を向けましょう。

早く適応のための特効薬はありません。

一般的に、疲労が溜まっているとあらゆる変化に適応しづらくネガティブな影響を受けやすいです。
ですので、いい食生活と睡眠習慣を心がけ元気でいましょう。

3. 新常態でも継続可能な、趣味・気分転換を持ちましょう。
自粛生活により、趣味の観劇/飲み会や気分転換のジム/旅行に行けなくなったなど、
いろいろ“できなくなった”という声を聞きます。
残念に思います。

しかし、この状態はまだまだ続く可能性が高いです。
新常態でも継続可能な、新しい趣味・気分転換をぜひ、見つけてください。

産業医面談は継続しています。何かあれば、気軽にご相談ください。

新型コロナ感染症について、厚生労働省からの情報ページです。
www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
———–

————————————————
産業医武神の8月の衛生委員会資料
dtbn.jp/qXLiaDG
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こちらも合わせてお読みください
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外資系エリートの産業医が分析、
メンタルを強くする「大人の趣味」の見つけ方
president.jp/articles/-/36966
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次回開催:2020年10月17-18日@東京
詳細: jsca.co.jp/seminars/smfyouseishousai
受講生の声: jsca.co.jp/mailmagazine20190228.htmlhttps://jsca.co.jp/yosei_voice
FTの活動事例: jsca.co.jp/study_group_report_2.html

■■■■管理職研修ができるようになるMHFT養成講座■■■■
メンタルヘルスファシリテーター養成講座
次回開催:2020年11月14-15日@東京
詳細: jsca.co.jp/seminars/mhfyouseishousai
受講生の声: jsca.co.jp/mhft-yosei-voice
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あなたも、一緒に活動しませんか?
セルフケアと周囲のケアをしっかり学べます。
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外資系エリート1万人をみてきた産業医が教える メンタルが強い人の習慣:PHP研究所
amzn.to/2WIsXUA
タフでハードな環境でも元気に働き続けている人は何が違うのか?
その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
外資系企業の産業医として、年間1000件以上、通算1万件以上の面談を行っている著者が
「メンタルが(ストレスに)強い人に共通する考え方や習慣」を解説しています。
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産業医武神より。【好きなことが見つかるワーク】

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「外資系エリート1万人をみてきた産業医が教えるメンタルが強い人の習慣」
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タフでハードな環境でも元気に働き続けている人は何が違うのか?
その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
外資系企業の産業医として、年間1000件以上、
通算1万件以上の面談を行っている著者が
「メンタルが(ストレスに)強い人に共通する考え方や習慣」を解説しています。
ぜひ、お読みいただけますと幸いです。
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いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
日本ストレスチェック協会代表理事、産業医の武神です。

今日は、
【好きなことが見つかるワーク】
について、お話しさせてください。
お役に立てば幸いです。

産業医面談をたくさんやってきてわかったことは、
メンタル休職する人には趣味がない
人が多いことです。

趣味は持っていても、
忙しいからやらなくなってしまうことも
よくあります。

そして、趣味がある人ほど、
やらなくなったときにメンタル不調に
なってしまうケースが少なくないのです。

もうすぐ夏休みシーズンです。

趣味がない人必見の
「好きなことが見つかるワーク」
について書きました。

ぜひお読みいただければ幸いです。
なるほどと思ったら、お知り合いにもご紹介いただけますと幸いです。

―――――――――――――――――――――
外資系エリートの産業医が分析、
メンタルを強くする「大人の趣味」の見つけ方
president.jp/articles/-/36966
―――――――――――――――――――――

詳しくはこちらの書籍にも載っています!
―――――――――――――――――――――
「外資系エリート1万人をみてきた
 産業医が教えるメンタルが強い人の習慣」
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いかがでしょうか。
以上、お読みいただきましてありがとうございます。

コメント、ご質問等、お待ちしております。
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全てしっかり、読ませていただいております。
ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

今日も最後までお読みいただきどうもありがとうございました。

■■■■伝えることを学べる講座■■■■■■■■

■■■■子供のストレス対策を伝えるキッズSMFT養成講座■■■
次回開催:2020年9月12-13日@東京
詳細: jsca.co.jp/kidssmftyosei
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ストレスマネジメント ファシリテーター養成講座
次回開催:2020年10月17-18日@東京
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産業医武神より。【モデルケースがふんだんに掲載】

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外資系企業の産業医として、年間1000件以上、
通算1万件以上の面談を行っている著者が
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ぜひ、お読みいただけますと幸いです。
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いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
日本ストレスチェック協会代表理事、産業医の武神です。

今日は、
【モデルケースがふんだんに掲載】
について、お話しさせてください。
お役に立てば幸いです。

7月になりました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

僕の産業医業務としての出社率は、
大体2-3割りです。
残りは在宅でこなしています。

ちなみに、個人的にはまだ
【第1波】の真っ最中
だと思っています。

そんなことより、
今日は個人的に嬉しいことをシェアさせてください。

新刊の読者の方から感想を
ご紹介させてください。

<感想>
幼少期から無駄に敏感で、
学業や人間関係で何かあるごとに
ストレスを感じてきた。

そのため
メンタル系の書籍を買いあさり
読みふけってきた。

知識も蓄積してきているし、
最近は何とか私自身のマインドを
統制できる冷静さが身についてきた感がある。

この書籍は、
あるあるなことしか書いていない。

他の書籍でも書いているような
基礎的な習慣。

ただ、だからこそ、
基礎的な物の考え方、
世界観・価値観、睡眠や食事といった
一見何でもない生活習慣が
いかに大事か理解できる。

よかった点は、
1.
産業医として経験豊富な著者が
テレワーク下での精神衛生維持法を
教えてくれている

2.
モデルケースがふんだんに掲載されていて、
追い詰められた人が
負のスパイラルにはまっていくときの
思考様式が理解しやすい
(反面教師)

2点が他の書籍と比べてユニークなので、ご購入されてよいと思う。

ご感想どうもありがとうございました!
実際に、ケース症例をたくさん入れ込みました。
全て僕の経験症例です。

そして、メンタルが強い人って
特別なことをしているのではないことが殆どなんです。

当たり前のこと、
ありありのこと、
こういうことを、できること。
これが共通しています。

あなたのご感想もぜひ頂けますと幸いです。

書籍発売中です。ぜひお読みください。
―――――――――――――――――――――
「外資系エリート1万人をみてきた
 産業医が教えるメンタルが強い人の習慣」
  https://amzn.to/2WIsXUA
―――――――――――――――――――――

いかがでしょうか。
以上、お読みいただきましてありがとうございます。

コメント、ご質問等、お待ちしております。
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全てしっかり、読ませていただいております。
ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

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タフでハードな環境でも元気に働き続けている人は何が違うのか?
その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
外資系企業の産業医として、年間1000件以上、通算1万件以上の面談を行っている著者が
「メンタルが(ストレスに)強い人に共通する考え方や習慣」を解説しています。
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産業医武神より。【新刊好評発売中。あとがきを公開します。】

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タフでハードな環境でも元気に働き続けている人は何が違うのか?
その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
外資系企業の産業医として、年間1000件以上、
通算1万件以上の面談を行っている著者が
「メンタルが(ストレスに)強い人に共通する考え方や習慣」を解説しています。
ぜひ、お読みいただけますと幸いです。
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いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
日本ストレスチェック協会代表理事、産業医の武神です。

今日は、
【新刊好評発売中。あとがきを公開します。】
について、お話しさせてください。
お役に立てば幸いです。

先日、新書案内をさせていただきました。
amazonではすぐに売り切れまで1冊となり、好評発売中です。

今回のメルマガでは、本の【あとがき】を以下にコピペさせていただきます。
お読みいただけますと幸いです。

―――――――――――――――――――
「外資系エリート1万人をみてきた
 産業医が教えるメンタルが強い人の習慣」
amzn.to/2WIsXUA
―――――――――――――――――――

最後まで本書を読んでいただき、どうもありがとうございました。

私が産業医となった当初に驚いたことは、大企業でもないかぎり、
ほとんどの場合、産業医は企業に一人だけしかいないということです。

しかし、企業はその産業医(新米かベテランか問わず)に、多くのこと
を頼ります。一人しかいない産業医は、
誰にアドバイスを仰ぐこともできません。

自分がわからないことをその場でごまかす産業医もいれば、
調べてから返答する真面目な産業医もいます。

産業医を片手間の仕事とし、その場限りのごまかし対応をしている
産業医の技量は伸びることはありません。
そして昨今のように企業がより多くの社会的責任を求められる中で、
産業医の素質や教育も問題となってきています。

一方、真面目な産業医たちにおいては、
現場での経験を自分の糧として仕事をこなし、その蓄積が、
それぞれの産業医の〝スタンス〟(職業方針、ポリシー)として出来上がっていきます。

そして、この産業医のスタンスが、企業の持つ企業理念
(社員への価値観)と
合うことが、企業と産業医の相性だと思います。

私の産業医としてのスタンスは、
「産業医の役割は〝社員が元気に働けるか否か〟の判定と、
働ける者については最大限のパフォーマンスをあげられるよう
手伝うこと」です。

町のお医者さんは病気を治しますが、産業医の仕事は病気を治すことが
目的ではありません。
そのため、採血検査や薬の処方はしませんが、その代わり、
社員が働くことができるかの判断と、最大限のパフォーマンスを
あげるためのお手伝いをしています。

私は、実際にメンタルヘルス不調の兆しがあって産業医面談に
来られた人に対して、病的なレベルなのか
(医者にかかるべきか、休職すべきか)、
それとも単に不安やストレスを訴えているのかを見極めます。

ちゃんと眠れていない、いまのつらい状況がいつまで続くのか
わからない、休日も引きこもっている、会社で涙が出てしまう、
「わからない」という
受け答えが多いといった人は、時に医療機関を受診して治療や
休職の相談をすることを勧めます。

カウンセリングや専門家の受診を促したり、
休職者には復職のためのお手伝いも行っています。

そして、社員が元気に働き、それぞれが最大限のパフォーマンスを
あげられるように、クライアント企業とも職場環境に関する
打ち合わせ、相談を随時しています。
時には、社員と企業の間の調整役的な役割をすることもあります。

そのすべての根底にあるのは、社員各自のパフォーマンスを
最大限に発揮する場をつくることへの協力と献身です。

本書では、第1章から第6章まで様々な観点から、
職場のメンタルヘルスの問題と対処法を扱ってきました。

会社は組織であり、チームだからこそ大きな成果をあげることが
できます。その一方、人の集団であるからこそ、
様々な問題が噴出してしまう側面もあります。

「不安やストレスの感情をうまく処理できず、
落ち込み、病気になってしまった人」や、
「同僚のメンタル不調に気づいていながら、
救いの手を差し伸べることができなかったことを後悔している人」を、
あなたもきっと知っているはずです。

私は「10年後にこうなっていたらいいな」
という夢を4つ描いています。

日本で働く人の50~60%が何らかの悩み・不安・ストレスを
抱えているといわれていますが、
これが10年後には半分、つまり25%以下になること。

これが第1の夢です。

第2に、
年間の自殺者数が約2万人とされますが、
これも半分、つまり1万人未満になること。

第3に、
企業研修でメンタルヘルス研修をすると、どうしても
「暗くて辛気くさい」という印象をもたれがちですが、
そうではなくて、明るく楽しいメンタルヘルス研修が、
企業研修の定番になること。

そして第4に、
学校教育のなかで「不安とストレスに対処する」
ということが、総合学習や道徳などで
扱われるようになることです。

こうした夢に共感していただける方は、ぜひ、
一般社団法人日本ストレスチェック協会のホームページに
いらしてください。

最後になりますが、
本書の内容が、少しでも組織内のメンタルヘルス問題の改善の役に立ち、
そして、上司、部下、すべての構成員がそれぞれの本領を
最大限発揮することの一助となれば幸いです。

以上

書籍発売中です。ぜひお読みください。
―――――――――――――――――――――
「外資系エリート1万人をみてきた
 産業医が教えるメンタルが強い人の習慣」
  https://amzn.to/2WIsXUA
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いかがでしょうか。
以上、お読みいただきましてありがとうございます。

コメント、ご質問等、お待ちしております。
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全てしっかり、読ませていただいております。
ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

今日も最後までお読みいただきどうもありがとうございました。
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セルフケアと周囲のケアをしっかり学べます。
必ず、身につきます。

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外資系エリート1万人をみてきた産業医が教える メンタルが強い人の習慣:PHP研究所
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タフでハードな環境でも元気に働き続けている人は何が違うのか?
その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
外資系企業の産業医として、年間1000件以上、通算1万件以上の面談を行っている著者が
「メンタルが(ストレスに)強い人に共通する考え方や習慣」を解説しています。
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産業医武神より。【コロナ抗体検査に対する私見】

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外資系エリート1万人をみてきた産業医が教えるメンタルが強い人の習慣(PHP研究所)
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タフでハードな環境でも元気に働き続けている人は何が違うのか?
その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
外資系企業の産業医として、年間1000件以上、通算1万件以上の面談を行っている著者が
「メンタルが(ストレスに)強い人に共通する考え方や習慣」を解説しています。
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武神の過去メルマガ転載です。
ご参考となりましたら幸いです。

今日は、
【コロナ抗体検査に対する私見】
について、お話しさせてください。
お役に立てば幸いです。

最近クライエントから聞かれる質問に対する答えの
【考え方】を共有させてください。

【質問】
「コロナの抗体検査って、出社する社員にやった方がいですか?」
「健康診断に含めた方がいいですか?」
「社員がコロナ抗体検査で陽性とのことですが、出社禁止ですか?」
「コロナ抗体検査で陰性の社員が、通勤したくないと言っています…」

あくまで私見です。

コロナの抗体検査陽性となっても、それは、

・いつかかったのかはわからない。
今かかっているのか、過去にかかったのか、わからない。

・今、感染力がある(他人にうつす)とは限らない。
抗体検査はあくまで体内の抗体を調べているので、
コロナウイルスを調べているのではありません。

・もう、二度とコロナにかからないとは限らない。
おたふく風邪やポリオのように、終生免疫が得られる病気もあります。
結核、風疹(麻疹?)などのように、年齢と共に免疫力がなくなりかかる病気もあります。
インフルエンザのように、季節によってはまたかかる病気もあります。
ヘルペスのように、繰り返す病気もあります。

・陰性でも大丈夫とは限らない。
検査後にどこかで感染している可能性は否定できない
そもそも、この検査結果って、何日くらいは有効なの?
(有効な期間なんてないです!)
あくまで、抗体検査を受けた日は陰性だったという過去形の意味しかないです。

・そもそも抗体検査の陽性率(正確性)もわからない。
PCR検査は50-70%の陽性率です。
つまり、コロナの人10人検査しても5-7人しか陽性とはならない…
抗体検査がこれ以上の正確性の保証はない
(メーカーにより様々でしょうが、出てきていない情報ですよね)。

ちなみに、厚生省の現在のスタンスでは、コロナの診断は、
PCRテスト陽性 または、PCRテスト陽性+抗体検査陽性 です。

産業医としての答えは、
・コロナ抗体検査に会社としては関わる必要はない。
(社員の梅毒やエイズ、肝炎ウイルス抗体検査結果に積極的に関わらないのと一緒です)。
・抗体検査は、受けた社員の好奇心を満たしてくれます。医療側に貢献にもなります。(医療サイドが儲かる)
・疫学調査では意味がある。

以上、あくまで私見です。


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「外資系エリート1万人をみてきた
 産業医が教えるメンタルが強い人の習慣」
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■おわりに

最後まで本書を読んでいただき、どうもありがとうございました。

私が産業医となった当初に驚いたことは、大企業でもないかぎり、
ほとんどの場合、産業医は企業に一人だけしかいないということです。

しかし、企業はその産業医(新米かベテランか問わず)に、多くのことを
頼ります。一人しかいない産業医は、誰にアドバイスを仰ぐこともできません。
自分がわからないことをその場でごまかす産業医もいれば、
調べてから返答する真面目な産業医もいます。

産業医を片手間の仕事とし、その場限りのごまかし対応をしている産業医の
技量は伸びることはありません。
そして昨今のように企業がより多くの社会的責任を求められる中で、
産業医の素質や教育も問題となってきています。

一方、真面目な産業医たちにおいては、
現場での経験を自分の糧として仕事をこなし、その蓄積が、
それぞれの産業医の〝スタンス〟(職業方針、ポリシー)として出来上がっていきます。
そして、この産業医のスタンスが、企業の持つ企業理念(社員への価値観)と
合うことが、企業と産業医の相性だと思います。

私の産業医としてのスタンスは、
「産業医の役割は〝社員が元気に働けるか否か〟の判定と、
働ける者については最大限のパフォーマンスをあげられるよう手伝うこと」
です。

町のお医者さんは病気を治しますが、産業医の仕事は病気を治すことが
目的ではありません。
そのため、採血検査や薬の処方はしませんが、その代わり、
社員が働くことができるかの判断と、最大限のパフォーマンスをあげるための
お手伝いをしています。

私は、実際にメンタルヘルス不調の兆しがあって産業医面談に来られた人に
対して、病的なレベルなのか(医者にかかるべきか、休職すべきか)、
それとも単に不安やストレスを訴えているのかを見極めます。

ちゃんと眠れていない、いまのつらい状況がいつまで続くのかわからない、
休日も引きこもっている、会社で涙が出てしまう、「わからない」という
受け答えが多いといった人は、時に医療機関を受診して治療や
休職の相談をすることを勧めます。カウンセリングや専門家の受診を促したり、
休職者には復職のためのお手伝いも行っています。

そして、社員が元気に働き、それぞれが最大限のパフォーマンスを
あげられるように、クライアント企業とも職場環境に関する打ち合わせ、
相談を随時しています。
時には、社員と企業の間の調整役的な役割をすることもあります。

そのすべての根底にあるのは、社員各自のパフォーマンスを最大限に
発揮する場をつくることへの協力と献身です。

本書では、第1章から第6章まで様々な観点から、
職場のメンタルヘルスの問題と対処法を扱ってきました。
会社は組織であり、チームだからこそ大きな成果をあげることができます。
その一方、人の集団であるからこそ、様々な問題が噴出してしまう側面もあります。

「不安やストレスの感情をうまく処理できず、
落ち込み、病気になってしまった人」や、
「同僚のメンタル不調に気づいていながら、救いの手を差し伸べることが
できなかったことを後悔している人」を、
あなたもきっと知っているはずです。

私は「10年後にこうなっていたらいいな」という夢を4つ描いています。

日本で働く人の50~60%が何らかの悩み・不安・ストレスを抱えていると
いわれていますが、これが10年後には半分、つまり25%以下になること。

これが第1の夢です。

第2に、年間の自殺者数が約2万人とされますが、
これも半分、つまり1万人未満になること。

第3に、企業研修でメンタルヘルス研修をすると、どうしても
「暗くて辛気くさい」という印象をもたれがちですが、そうではなくて、
明るく楽しいメンタルヘルス研修が、企業研修の定番になること。

そして第4に、学校教育のなかで「不安とストレスに対処する」ということが、
総合学習や道徳などで扱われるようになることです。

こうした夢に共感していただける方は、ぜひ、
一般社団法人日本ストレスチェック協会のホームページにいらしてください。

最後になりますが、
本書の内容が、少しでも組織内のメンタルヘルス問題の改善の役に立ち、
そして、上司、部下、すべての構成員がそれぞれの本領を最大限発揮すること
の一助となれば幸いです。

以上



書籍発売中です。ぜひお読みください。
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 産業医が教えるメンタルが強い人の習慣」
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いかがでしょうか。
以上、お読みいただきましてありがとうございます。
コメント、ご質問等、お待ちしております。
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