ストレスチェックテスト、特別なお話

現在、協会として広範囲にわたる講義をしています。 東京以外でも、大阪、金沢、福岡で入門講座を開催します。

東京以外では、少し時間があるので、ストレスチェックについてのここだけのお話しをしようと考え中です。

概要としては、2つ 健康診断、過重労働面談または特定(メタボ)健診の歴史的背景を振り返ることにより、俯瞰的に、ストレスチェックテストの意味、意義、その後の社会的変化、個人の変化を考えたいと思います。

もう一つは 厚生労働省は、詳しくは教えてくれないけれど、担当者として何を抑えるべきか否か知っておくべきこと。(ちまたのハイエナEAP業者のカモにならない対策)

詳細として、

  1. ストレスチェックテストが始まると、会社と従業員が、それぞれどのように意識するか?だからどうするべきか。
  2. 年に1度、誰もがストレスについて少しでも考えるようになると、心の健康に関して、人々そして国は、どのように考え方が変わるのか?
  3. ストレスチェックテストで見えない7項目
  4. 会社で実施するために考える必要のある7項目
  5. 本当に最低限で済ます時にも、絶対に外せないこと

まだまだ、講座に余裕はあります。 あなたにお会いできることを楽しみにしています!


↑↑10年後についてお話ししていますので、この動画もご視聴ください。
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■2月6日 金 【東京】19-21時
■2月10日火 【大阪】18-19:30 (17:30から上記特別講座あり)
■2月11日水 【福岡】10-15時 (90分の充実特別講座あり)
■2月18日水 【東京】18-20時
jsca.co.jp/20150102kouzainfo/
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■1月31日土 石川県地場産業振興センターで特別講座開催決定!
■「産業医から見たストレスチェック開始後のメンタルヘルス対策」(特別講座の決定版)
jsca.co.jp/20150130kouzainfo/
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2015年1月20日 受講生の声1:入門講座 東京・表参道開催

 入門講座「不安とストレスに悩まない7つの習慣」1月20日開催参加者の感想を紹介させていただきます。

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一番興味/学びがあったところ、印象に残ったところは、どこですか?

  • ・「書く」現在アンガーマネージメントを提供しているスポーツ選手へのトレーニングに加えたいと思います。(女性 企業研修講師)
  • ・7つの習慣について(男性 社労士)
  • ・床上時間の話がとても印象に残りました。(女性 社労士兼カウンセラー)
  • ・無意識にやっていたことがストレス耐性を強くするのに役に立つこともあったことが意外でした。(女性 社労士)
  • ・“7つの習慣”に具体的に向き合うきっかけをいただけたことです。(男性 社労士)
  • ・“区切る”ことについては頭の整理ができました。(女性 キャリアカウンセラー)
  • ・ストレスに強い人の7つの習慣がわかったので良かったです。(男性 カウンセラー)
  • ・7つの習慣について(男性 社労士)
  • ・7つの習慣(女性)
  • ・第二部の「ストレスに悩まない3つの心得」(男性 社労士兼カウンセラー)
  • ・「区切る」というのは大切だなと思いました。(女性)

実際にセミナーを聴いてみていかがでしたか?率直な感想をお聞かせください

  • ・ストレスに対する考え方が分かりやすかったと思います。対処方法も簡単にできそうなところがよかったです。(男性 社労士)
  • ・とてもわかりやすかったです。無理を申し上げて参加させていただいたかいがありました。ありがとうございました。(女性 社労士兼カウンセラー)
  • ・目からうろこです!(女性 社労士)
  • ・とても勉強になりました。ありがとうございました。(男性 社労士)
  • ・入門講座受講された方は、きっと個人的にどうしたらいいのか、カウンセリングorコーチングを希望されるケースがありそうだと思いました。キャリアカウンセリングとの連携もできるようなセミナーだと感じました。(女性 キャリアカウンセラー)
  • ・あきることなく、しっかり楽しく聞くことができました。(男性 カウンセラー)
  • ・良かったと思います。パワーポイント資料頂けると幸いです。(男性 衛生)
  • ・ストレス解消、あたりの事は日頃考えていると思っていましたが、頭の中がすっきりした気がします。(女性)
  • ・わかりやすい説明ありがとうございます。(女性)
  • ・とても有意義で、中身の詰まったものと感じました。(男性 社労士兼カウンセラー)
  • ・とても面白かったです。3月宜しくお願い致します。(女性)

次はあなたの番です。ぜひ、日本ストレスチェック協会の公開講座を御受講ください。

2015年1月、2月に開催決定。協会認定入門講座:「不安とストレスに悩まない7つの習慣」
詳しくはこちらへ

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ストレスチェック特別講座の内容をご紹介します

1/20から、東京、大阪、金沢、福岡で入門講座を開催します。

金沢と福岡では時間があるので、ストレスチェックについての特別な内容をお話ししたいと考えています。(大阪も少し時間があるので、リクエストがあればお話しする予定です)

現在考えているのは、

  1. ストレスチェックテストがはじまると、会社と従業員が、それぞれをどのように意識しうるか?だから、どうすべきか。
  2. 年1回誰もがストレスについて少しでも考えるようになると、心の健康に関して、人々や国はどのように考えるようになるのか?
  3. ストレスチェックテストで隠されている7項目
  4. 会社で実施する際に考えなくてはならない7項目
  5. 本当に最低限で済ます時にも、絶対に外せないこと

上記内容を、健康診断や過重労働面談、特定(メタボ)健診の歴史的背景を交えながらお話しできればと思っています。

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■1月20日火 【東京】17-19時 (満員御礼)
■2月6日 金 【東京】19-21時
■2月10日火 【大阪】18-19:30 (17-18質問受付中)
■2月11日水 【福岡】10-15時 (特別講座あり)
■2月18日水 【東京】18-20時
■詳しくは、 こちらjsca.co.jp/20150102kouzainfo/
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■1月31日土 石川県地場産業振興センターで特別講座開催決定!
■「産業医から見たストレスチェック開始後のメンタルヘルス対策」
■詳しくは、 こちらjsca.co.jp/20150130kouzainfo/
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あなたにお会いできることを楽しみにしています!
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ストレスチェック協会を設立した理由と目的

2015年一発目、インタビューを掲載させていただきました。

アカデミックな世界からは遠いですが、産業医の現場から見てきた不安・ストレスに関して、協会の理念を語っています。

【取材内容】
・現在の仕事について
・産業医としてどのようなことを意識していますか?
・働く人がメンタルヘルス不調に陥るきっかけは何ですか?
・どうすればストレスをためずにすむでしょうか?
・どのような企業内研修を行っていますか?
・今後の目標について

インタビューの詳細はこちら >>> coffeedoctors.jp/doctors/2032/

東京、石川県、大阪、福岡で講座開催決定!
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■1月20日火 【東京】17-19時 
■2月6日 金 【東京】19-21時 
■2月10日火 【大阪】18-19:30
■2月11日水 【福岡】10-15時
■2月18日水 【東京】18-20時
詳しくは、 こちらjsca.co.jp/20150102kouzainfo/
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■1月31日土 石川県地場産業振興センターで特別講座開催決定!
■「産業医から見たストレスチェック開始後のメンタルヘルス対策」
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【不安とストレスに悩まないヒント】大切なのは「失敗しても楽しいこと」

【不安とストレスに悩まないヒント】大切なのは「失敗しても楽しいこと」

普通は何回か失敗すると嫌になります。
そのことが嫌だし、失敗を繰り返す自分も嫌です。

本当に好きなことは、失敗しても嫌になりません。
失敗する自分を許せます。好きになれます。
やめろとか、みっともないとか、周りがなんと言おうと、気にならず、
気がつけばもう一回チャレンジしています。
周囲の評価や見てくれや、変なプライドを意識することもありません。
まさに、Just Do It の世界です。

あなたは、失敗しても楽しいことを持っていますか?

なければぜひ、見つけましょう。この講座を受講すれば見つかります。
1-2月は、石川県、大阪、福岡でも講座開催します。

あなたにお会いできることを楽しみにしています!

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■1月20日火 【東京】17-19時 
■2月6日 金 【東京】19-21時 
■2月10日火 【大阪】18-19:30
■2月11日水 【福岡】10-15時
■2月18日水 【東京】18-20時
詳しくは、 こちらjsca.co.jp/20150102kouzainfo/
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■1月31日土 石川県地場産業振興センターで特別講座開催決定!
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【不安とストレスに悩まないヒント】知識と習慣のストレス対策

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【不安とストレスに悩まないヒント】
知識と習慣のストレス対策

日本ストレスチェック協会では、明るく楽しいメンタルヘルス対策に日々励んでいます。

私は、外資系企業を中心とした産業医として、たくさんの人を見てきました。

そして、優秀で有能、有望な人でも、少々の不安やストレスに気づかず、 上手く対処できなかったことで、だんだん調子を崩してしまうケースをたくさん見てきました。

一方で、不安とストレスに悩まないコツを、知らず知らずのうちに、 意識せずに身につけている人たちにもたくさんお会いしました。

そして年間800-1000件近い面談をしている中で、不安知らず、 ストレス知らずの人たちの身につけている習慣にはいくつかの 共通点があることがわかったのです。

その共通点を産業医面談に通うメンタル不調者達に適切な時期に 与えると、皆の調子が戻り、再び元気になりました。 このいくつかの共通点には、再現性があるということに気づいた瞬間でした。

このいくつかの共通点は知識であり、才能やセンスではありません。 知った後に、繰り返し習慣化して、身に付けることができる技術です。

この共通点を 「不安とストレスに悩まない7つの習慣」という講座として伝えていきたいと考えます。

ぜひ、講座にご参加いただき、不安とストレスに悩まない7つの習慣を 身につけてください。

【告知】 1-2月は、石川県、大阪、福岡でも講座開催します。
あなたにお会いできることを楽しみにしています!

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    ■1月20日火 【東京】17-19時
    ■2月6日 金 【東京】19-21時
    ■2月10日火 【大阪】18-19:30
    ■2月11日水 【福岡】10-15時
    ■2月18日水 【東京】18-20時

詳しくは、 こちらjsca.co.jp/20150102kouzainfo/

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    ■1月31日土 石川県地場産業振興センターで特別講座開催決定!
    ■「産業医から見たストレスチェック開始後のメンタルヘルス対策」

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【不安とストレスに悩まないヒント】充電できる安全基地

【不安とストレスに悩まないヒント】充電できる安全基地

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楽しいことばかりではないかもしれません。
ラクなことばかりではないかもしれません。

いまは充実していて楽しくても、
疲れてしまうことが あるかもしれません。

だからこそ、自分が落ち着ける場所、
エネルギーを 再充電できる場所、
いつでも戻れる場所を持ちましょう。
作りましょう。

あなたの安全基地はどこですか?

1つでなくて複数あっていいと思います。

1~2月は、石川県、大阪、福岡でも講座開催します。 あなたにお会いできることを楽しみにしています!

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    ■1月20日火 【東京】17-19時
    ■2月6日 金 【東京】19-21時
    ■2月10日火 【大阪】18-19:30
    ■2月11日水 【福岡】10-15時
    ■2月18日水 【東京】18-20時

詳しくは、 こちらjsca.co.jp/20150102kouzainfo/

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    ■1月31日土 石川県地場産業振興センターで特別講座開催決定!
    ■「産業医から見たストレスチェック開始後のメンタルヘルス対策」

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ストレスマネジメントファシリテーター第0期生養成講座開催のお知らせ

一般社団法人 日本ストレスチェック協会では、明るく楽しく取り組めるメンタルヘルス対策を目指しています。

第1回目となるストレスマネジメントファシリテーター養成講座は、2015年5月以降に開催を予定しておりますが、その前に、2015年3月7-8日に以下の講座を開催いたします。

【ストレスマネジメントファシリテーター第0期生の養成講座】

日本ストレスチェック協会の理念に共感し、今後の協会の発展にご協力いただける方を募集します。0期なので、講座の価格は特別な割引価格としますが、その代わり理事(長)達と一緒に切磋琢磨していただき、プログラムの発展にご協力いただける方にお願いしたいと考えています。

ストレスマネジメントファシリテーター養成講座は、講義と演習を組み合わせ、休憩を挟みつつおよそ2日間、合計15-16時間に渡って開催されます。 この講座の中で、「不安とストレス」の感情のメカニズムを理解した上で、その対処法を人に指導できるプロフェッショナルになっていただきます。

下記動画内容は、日本ストレスチェック協会の講座のごく一部のご説明です。

【養成講座説明動画】 youtu.be/MpnCBnimAPU

この養成講座を受講すれば、不安とストレスに対する基本的な考え方を身につけ、セルフケア、周囲へのケア、メンタル不調者へのケア、組織としてのケアを講座の中で学び、「不安とストレス」の感情専門家としてご自身の分野で活躍できる存在になることができます。

また、養成講座修了後、認定試験に合格し

「ストレスマネジメントファシリテーター」

としてご登録いただいた方は、協会認定の入門講座(不安とストレスに悩まない7つの習慣)や体験講座、メンタルヘルス対策講座等を開催できるようになります。

【お申し込みはこちら】 companydoctor.jp/mailmag/acc.cgi?id=141890271825775

【もう少し詳しい説明はこちら】 jsca.co.jp/seminars/smfyouseishousai/

ストレスチェックテスト開始に関して、産業医として&個人的感想

2015年の衛生委員会は、大変多忙になる見通しです。 12月に開始のストレスチェックテストに関連して、以下の12項目について、衛生委員会で審議するようにとのことなのですが。。

【産業医としてのコメント、個人的感想とちょっぴり本音】

・使えない産業医は取り替えるのが手っ取り早いですが、使える産業医が少ないことが問題。 (我は!と思う産業医はご連絡ください。提携しましょう)

・使えない、でも、切れない産業医のいる企業が一番大変そう。(産業医の関与を厚生省が強く言っているので)

・産業医がいるべきだけれどもいない会社は、産業医を契約するところから始めるので、かなり大変。(でも、いままでの自業自得ですね)

・ストレスチェックテストの内容自体はたいして差はでないので、この制度の一番のキーとなる産業医を握っている”産業医派遣会社系”が一番の「勝者」かもしれませんね。(でも、こういうところに登録している産業医の多くはあまり使えないのも事実)

【衛生委員会で審議すべき項目】

1. ストレスチェックを実施する目的(労働者自身によるセルフケア及び職場環境改善を通じ、メンタルヘルス不調の未然防止を図る一次予防を目的としたものであって、 不調者の発見が一義的な目的ではないという法の目的の明示)。

2. ストレスチェックの実施体制(実施者、共同実施者(※)及び実施事務従事者(実 施者を除く)の明示)。※共同実施により、外部の医師と事業場の産業医等など実施者が複数いる場合は、その中から実施代 表者(産業医等とすることが望ましい)を選定し、実施代表者も明示することが望ましい。

3. ストレスチェックの実施方法(使用する調査票、評価基準・評価方法を含む)。

4. 個人のストレスチェック結果に基づく集団的な分析の方法 (分析対象とする集団の規模の基準を含む)。

5. ストレスチェックを個々人が受けたかどうかの情報の取扱い (事業者による把握、受検勧奨を含む)。

6. 個人のストレスチェック結果及び集団的な分析結果の利用方法 (ストレスチェックの実施者による面接指導の申出の勧奨、集団的な分析結果の共有範囲を含む)。

7. 実施事務従事者による個人のストレスチェック結果の保存方法 (保存者、保存場所、保存期間、セキュリティの確保を含む)。

8. 個人のストレスチェック結果の事業者への提供内容及び労働者の同意の取得方法。

9. ストレスチェックの実施者又は事業者による個人のストレスチェックに係る情報の開示、訂正、追加又は削除の方法(開示等の業務に従事する者の守秘義務を含む)。

10. ストレスチェックに係る情報の取扱いに関する苦情の処理方法。

11. 労働者がストレスチェックを受けないことを選択できること。

12. ストレスチェックに関する労働者に対する不利益取扱いの防止に関すること。

【最後に】

一般社団法人日本ストレスチェック協会として、どのように役に立てるかはわかりませんが、世のため人のため、努力していきたいと思っています。

「外部企業に丸投げでお願い!」的なお殿様会社には、ご満足な対応ができかねますが、企業担当者も学ぶ姿勢、参加する姿勢のある企業には、大変お役に立てていただけるサービスを準備させていただきたいと思います。

(2014.12.17.)ストレスチェック制度に関する検討会報告書の概要

【労働安全衛生法に基づくストレスチェック制度に関する検討会報告書】

2014年12月17日、厚生労働省からの報告書の概要のご紹介です。
全文しっかり確認ご希望の方は、こちらをご覧ください↓
jsca.co.jp/wp-content/uploads/2014/12/2a2c3057f3a881bfb40c67fc35a531b8.pdf

++++++++++++++ 【概要】 ++++++++++++++

1 ストレスチェックの実施について

○ 実施に当たり、衛生委員会で必要事項を審議・確認し、労働者に周知。

<ストレスチェックの実施方法>
○ ストレスチェックは、1年以内ごとに1回以上実施(一般健診と同時実施も 可能)。
 調査票によることを基本とする。

○ ストレスチェックの実施者となれる者は、医師、保健師のほか、一定の研修 を受けた看護師、
 精神保健福祉士とする。

○ 実施者には、事業場の状況を日頃から把握している産業医等がなることが望 ましい。

○ 労働者に対する人事権を有する者は、実施者にはなれない。

<ストレスチェック項目>
○ 3つの領域(「仕事のストレス要因」、「心身のストレス反応」、「周囲のサポ ート」)を含めることを必須とする。

○ 標準項目は、旧労働省委託研究により開発された、職業性ストレス簡易調査 票(57 項目)とする。
 なお、中小規模事業場等向けに、より簡易な項目も示 す。

○ 標準項目を参考としつつ、各企業が独自に項目を選定できることとする。

<同意の取得>
○ 個人のストレスチェック結果を事業者に提供する際の労働者の同意の取得 は、以下の方法に限定(事前同意やストレスチェック実施時の同意は不適当)。

・ 結果の本人への通知後に、個々人ごとに同意の有無を確認。

・ 本人から面接指導の申出があった場合に、同意があったものとみなす。

<ストレスチェック実施後の対応>
○ 個人のストレスチェック結果の保存は、事業者が、実施者に行わせる(実施者による保存が困難な場合は、実施事務従事者(実施者を除く)に保存させることも可能)。

○ 高ストレスと評価された者のうち、面接指導の申出を行わない労働者に対して、実施者が面接指導の申出勧奨を行うことを推奨。

○ 相談窓口を広げ、相談しやすい環境を作り、適切な対応を行うため、産業医 と連携した保健師、
 看護師等による相談対応も推奨。

○ 医師の面接指導を経ずに、ストレスチェックの結果や保健師、看護師等による相談対応の結果だけで就業上の措置を講じることは不適当。

○ 事業者が入手した個人のストレスチェック結果については、就業上の措置に 必要な範囲に限定せず、そのまま上司、同僚等に共有することは不適当。

<集団分析と職場環境の改善>
○ ストレスチェックを職場環境の改善につなげるため、集団的な分析の実施と 分析結果に基づく職場環境の改善を事業者の努力義務とする。

○ 集団分析結果は原則として本人同意なく事業者が把握可能であるが、10 人 未満の集団では、分析対象となる労働者全員の同意がない限り不適当。

2 面接指導について

○ 面接指導は、労働者から申出があった後遅滞なく行うことが適当であり、当該事業場の産業医等が実施することが望ましい。

3 派遣労働者の取扱いについて

○ 派遣労働者個人に対するストレスチェックの実施、本人通知、面接指導につ いては、法令上、派遣元が実施義務を負う。一方、集団的な分析については、 派遣先の努力義務とする。

4 労働者に対する不利益取扱いの防止について

○ 面接指導の申出に対する不利益取扱いは法律で禁止。

○ 以下の行為は禁止されるべき。

1 ストレスチェックを受けないことを理由とした不利益取扱い。
2 ストレスチェック結果の提供に同意しないことを理由とした不利益取扱い。
3 高ストレスと評価された労働者が面接指導の申出を行わないことを理由 とした不利益取扱い。
4 面接指導の結果を理由とした以下の行為。
・解雇 ・ 雇用契約の不更新 ・ 退職勧奨 ・ 不当な動機、目的によると判断される配置転換、職位(役職)変更 ・労働契約法等の労働関係法令の定めに反する措置を講じること
5 医師の意見と著しく内容・程度の異なる措置(労働者の不利益となるもの) を講じること。
6 その他

<外部機関への委託>

○ 事業者はストレスチェックを外部機関に委託する場合は、予めその機関の実 施体制や情報管理の適切さなどを十分に確認することが望ましい(確認事項 を国が示す)。

○ ストレスチェックや面接指導の実施状況を労働基準監督署に報告させることとする。

▼以下にて、ストレスチェック協会のコメントの動画が確認できます!

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