いつもありがとうございます。
産業医の武神です。
今回は、
【BCPよりも大切なものとは?】
という内容のお話しをさせて頂きます。
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。
3月の震災後、もう、3ヶ月が経とうとしています。
多くの企業では、自分達の今までの災害時計画が、
うまくいった
もしくは、
うまくいかなかった
など、反省と改善をされていると思います。
弊社のクライエント企業においては、
・そのまま東京でビジネスを続けた企業
・東京で自宅待機or在宅勤務とした企業
・神戸や大坂に場所をかえた企業
・国外へ避難した部署のある企業
などなど、さまざまでした。
もちろん、何が正解かはありません。
ただ、わかったことは、
【上記BCPよりも、大切なこと】があり、
それを、BCPの中で(併用して)実行した(していた)企業においては、
とてもうまくいっていたと思いますし、
その後の社員ストレス、会社への忠誠度もpositiveなものであったと思います。
【上記BCPよりも、大切なこと】とは・・・
【Family Continuity Plan】
家族の安否が確認できなければ、ビジネスに社員は向いてくれません。
また、
社員を遠隔地へ避難させる場合、その家族はどうするのか等、
あらかじめ社員へ伝えておく必要(社員が計画を立てられる)があると思いいます。
FCPの一例
・家族の連絡先の確認
・家族の安否確認方法の確認
・家族の避難場所の確認
・家族の保険情報/パスポート情報などの整理
・大人が連絡取れない場合、近所の誰に頼るべきかの確認
などなど
ぜひ、衛生委員会を通じて、社員・ご家族へお伝えください。
また、FCPとして、
・こんなことも考えておくべき、
・こんなこともやっておくべき、
などアイデアがあれば、ぜひ教えてください。
以下をクリックし、アンケートにご協力頂きついでに、あなたのいいアイデアも頂けますと幸いです。