育休3年について思うこと

ブログを読みにきていただき、誠にありがとうございます。
産業医の武神です。

今日は、My daily input(読書・学び・想い)として、
【育休3年について思うこと】
という話をさせていただきます。


安部政権が、育休3年、3年間抱っこし放題での職場復帰、を唱えています。

私は基本的に、女性が働くこと、とくに子どものいる女性も働けることは、応援しています。


しかし、この「育休3年、3年間抱っこし放題での職場復帰」は、疑問を感じずにいられません。


その理由3つ
  1. 変化の早い今の時代、3年間休んでいたら、職場復帰したときに、同じような戦力としては働けないでしょう。会社の不安以上に、本人もかなり不安を感じるのでないでしょうか。

  2. 財源が明確でない。子ども3人生めば、9年間(産休含めればそれ以上)休むことが可能となりますが、会社の負担はありませんが、国のお財布は大丈夫なのでしょうか?

  3. 大切なのは、産後半年から1年くらいで職場復帰できて、育児と両立しながら働ける環境支援のはずです。問題を履き違えているとしか思えません。
コメント、ご質問等、お待ちしております。全てしっかし、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

脳・心臓疾患の労災は、残業時間が長いほうがやはり多い

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産業医の武神です。

今日は、こころの健康、および、労働安全衛生に関係して、
脳・心臓疾患の労災は、残業時間が長いほうがやはり多い 】
という話をさせていただきます。

厚生労働省では、過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患や、仕事による強いストレスなどが原因で発病した精神障害の状況について、平成14年から、労災請求件数や、「業務上疾病」と認定し労災保険給付を決定した支給決定件数などを年1回、取りまとめています。

平成25年6月21日に、厚生労働省より、最新の平成24年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」まとめが、発表されました。

今回は、脳・心臓疾患の労災補償状況について、
産業医武神のコメントとともに、紹介させていただきます。
(精神障害の労災補償状況については、前回の記事をご覧下さい)


【脳・心臓疾患の労災補償状況について:産業医のコメント】
>表1-1 脳・心臓疾患の労災補償状況
精神障害と違い、こちらのほうは、請求件数は、ここ数年横ばいです。認定率も大きな変化はありませんね。

>表1-2 脳・心臓疾患の業種別請求、決定及び支給決定件数
やはり、肉体的労働の多いと考えられる業種が上位を占めています。
定期健康診断の適切なフォローアップが必要と思われます。

>表1-6 脳・心臓疾患の時間外労働時間数(1か月平均)別支給決定件数
精神障害と違い、こちらのほうは、やはり残業時間が多い人たちの数が多いです。
残業というストレスだけでなく、寝る直前の食事、睡眠不足など、体に直接的な悪影響をもたらしてしまっているのでしょうか。


【脳・心臓疾患の労災補償状況について 概要】
(1)請求件数は 842件で、前年度比 56件の減。3年ぶりに減少した。【P3 表1-1】
(2)支給決定件数は338件(前年度比28件の増)で、2年連続で増加した。【P3 表1-1】
(3)業種別(大分類)では、請求件数は、「運輸業,郵便業」178件、「卸売業,小売業」127件、「建設業」123件の順で多く、支給決定件数は「運輸業,郵便業」91件、「卸売業,小売業」49件、「製造業」42件の順に多い。中分類では、請求件数、支給決定件数ともに「運輸業,郵便業」の「道路貨物運送業」127件、71件が最多。【P4 表1-2、P5 表1-2-1、P6 表1-2-2】
(4)職種別(大分類)では、請求件数は「輸送・機械運転従事者」163件、「専門的・技術的職業従事者」133件、「サービス職業従事者」116件の順で多く、支給決定件数は「輸送・機械運転従事者」86件、「専門的・技術的職業従事者」62件、「販売従事者」39件の順に多い。中分類では、請求件数、支給決定件数ともに「輸送・機械運転従事者」の「自動車運転従事者」152件、83件が最多。【P7 表1-3、P5 表1-3-1、P6 表1-3-2】
(5)年齢別では、請求件数は「50~59歳」272件、「60歳以上」223件、「40~49歳」216件の順で多く、支給決定件数は「50~59歳」118件、「40~49歳」113件、「30~39歳」56件の順に多い。【P10 表1-4】


■参考リンクはこちら■

精神障害の労災補償状況
www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000034xn0-att/2r98520000034xp9.pdf

 以上、ぜひ、あなたの心と体の健康管理にも、ご活用いただけると幸いです。
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熱中症を、筋肉の発熱から理解する!

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産業医の武神です。

今日は、からだの健康に関係して、
【熱中症を、筋肉の発熱から理解する!】
という話をさせていただきます。

暑い日が続きますね。
熱中症に、注意が必要です。

○○対策!が、巷にあふれていますが、基本的に、「対策」するときの基本は3つです。
  1. 目的を明確にすること。
  2. 正しい情報源からの知識をもつこと。
  3. 実際に行動すること。

熱中症に関しては、水分とろう!塩分とろう!的なものばかりなので、ここで、正しい知識をお伝えさせて頂きます。産業医として、クライエントには常に伝えている事です。

熱中症のリスクの高いのは、暑いではなく、暑く、かつ、湿度も高い日です。
   ⬇
気温・湿度がともに高いと、
1.皮膚からの汗の蒸発が減少します。
2.野外活動や運動により、いつもより、体温が急激にあがりやすくなっています。
このような、下地があります。
   ⬇
その結果、体温があがります。
   ⬇
体は、皮膚の血管を拡張し、皮膚を通じて、「熱」を外へ逃がそうとするため、血管内の循環血液量が増えます。
   ⬇
それはつまり、筋肉内の血液量が減ることとなります。
   ⬇
よって、筋肉は、より「発熱を逃しにくく」なります。
   ⬇
体温が下がりづらく、上がって、上がって、熱中症となります。


この対策として、しっかり、たくさん、水分をとることにより、筋肉内の血液量を減らさない
   ⬇
体温が上がりにくくする
必要があるのですね。

また、熱中症の人がいたら、アイシングすることが緊急治療での第1選択ですが、それは、筋肉を直接クールダウンさせることを、目的としています。
(意識がある人には、同時に水分摂取をさせます。)


熱中症になるしくみ 筋肉の発熱
以上、ぜひ、あなたの心と体の健康管理にも、ご活用いただけると幸いです。
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7月は熱中症予防強化月間です

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産業医の武神です。

今日は、産業医と労働安全衛生関係で、
【7月は熱中症予防強化月間です】
という話をさせていただきます。

という話をさせていただきます。


今回は主に、環境省熱中症情報のサイト等からのリンク紹介です。


今月は、ぜひ、暑さ指数(WBGT)という概念について、ぜひおさえていただけるといいと思います。
暑さ指数(WBGT)という概念を知ることにより、
野外業務が多い方については、自分および社員の熱中症対策として、知っておかなければならない項目です。
オフィスワーク主体の方についても、冷房調整に関しての論理的根拠を持った理解と説明が身につきます


暑さ指数 メール配信サービス(無料)
 http://www.wbgt.env.go.jp/mail_service.php


 http://www.wbgt.env.go.jp/wbgt.php

 WBGT(湿球黒球温度)とは、人体の熱収支に影響の大きい湿度、輻射熱、気温の3つを取り入れた指標で、乾球温度、湿球温度、黒球温度の値を使って計算します。
 WBGTは、労働環境においては、「WBGT(湿球黒球温度)指数に基づく作業者の熱ストレスの評価ー暑熱環境」 としてJIS Z 8504 、世界的にもISO7243として規格化されるなど、有用な指標であると言えます。 また、日本体育協会において「熱中症予防のための運動指針」が取りまとめられているなど、運動時においても活用されている指標です。


暑さ指数の有効性について
 単純に気温だけでなく、湿度や日差しの違いをも考慮して、熱中症予防につながるのが暑さ指数(WBGT)です。 日々の情報発信の中でも、最高気温だけでなく、暑さ指数(WBGT)を参考にすることで、より的確な熱中症予防情報を提供できます。


※WBGT(湿球黒球温度)の算出方法
・屋外:WBGT = 0.7×湿球温度+0.2×黒球温度+0.1×乾球温度
・屋内:WBGT = 0.7×湿球温度+0.3×黒球温度

日常生活に関する指針 日本体育協会(2013) 熱中症予防運動指針より

温度基準
(WBGT)
注意すべき
生活活動の目安
注意事項
危険
(31℃以上)
すべての生活活動で
おこる危険性
高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。
外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。
厳重警戒
(28~31℃※)
外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。
警戒
(25~28℃※)
中等度以上の生活
活動でおこる危険性
運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。
注意
(25℃未満)
強い生活活動で
おこる危険性
一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。


※(28~31℃)及び(25~28℃)については、それぞれ28℃以上31℃未満、25℃以上28℃未満を示している。
日本生気象学会(2013) 日常生活における熱中症予防指針Ver.3より

運動に関する指針 日本体育協会(2013) 熱中症予防運動指針より

気温
(参考)
WBGT
温度
熱中症予防運動指針
35℃以上31℃以上運動は
原則中止
WBGT31℃以上では、特別の場合以外は運動を中止する。
特に子どもの場合は中止すべき。
31~35℃28~31℃厳重警戒
(激しい運動は中止)
WBGT28℃以上では、熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。
運動する場合には、頻繁に休息をとり水分・塩分の補給を行う。
体力の低い人、暑さになれていない人は運動中止。
28~31℃25~28℃警戒
(積極的に休息)
WBGT25℃以上では、熱中症の危険が増すので、積極的に休息をとり適宜、水分・塩分を補給する。
激しい運動では、30分おきくらいに休息をとる。
24~28℃21~25℃注意
(積極的に水分補給)
WBGT21℃以上では、熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。
熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。
24℃未満21℃未満ほぼ安全
(適宜水分補給)
WBGT21℃未満では、通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分・塩分の補給は必要である。
市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。


■参考リンクはこちら■
 http://www.env.go.jp/chemi/heat_stroke/month.html

 http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=22427&hou_id=16744
 http://www.env.go.jp/press/file_view.php?serial=22428&hou_id=16744

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精神障害の労災認定件数が、前年度比150件増の475件と過去最多!

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産業医の武神です。

今日は、こころの健康、および、労働安全衛生に関係して、
【精神障害の労災認定件数が、前年度比150件増の475件と過去最多! 】
という話をさせていただきます。


厚生労働省では、過重な仕事が原因で発症した脳・心臓疾患や、仕事による強いストレスなどが原因で発病した精神障害の状況について、平成14年から、労災請求件数や、「業務上疾病」と認定し労災保険給付を決定した支給決定件数などを年1回、取りまとめています。

平成25年6月21日に、厚生労働省より、最新の平成24年度「脳・心臓疾患と精神障害の労災補償状況」まとめが、発表されました。

今回は、精神障害の労災補償状況について、次回は、脳・心臓疾患の労災補償状況について、産業医武神のコメントとともに、紹介させていただきます。


【精神障害の労災補償状況について:産業医のコメント】
>図2-1 精神障害に係る労災請求・決定件数の推移
精神障害に係る労災の25.6%から37.8%と、約1.5倍となっています。
請求件数は横ばいだが、決定・支給件数は増加。つまり、請求すれば認定される率が増加しているということです。


>表2-2-2 精神障害の支給決定件数の多い業種
業種別に見ると、医療・福祉が多いですね。
実際に医療関係分野こそ、産業医のシステムがしっかりはなされていないと感じています。
そこに勤務している医師で産業医資格を持っている人が、名義だけ産業医となり、実務ゼロの場合や、本職(通常の医療、外来、病棟)業務に忙しくて、産業医としての業務に取り込めない。という声を聞いたことがあります。
また、へたに医療従事者だけに、自分のmedicalな相談を他人にしにくい、しない傾向にあるとも思います。


>表2-6 精神障害の時間外労働時間数(1か月平均)別支給決定件数
残業が月80時間未満でも、労災となっている件数が多い。20時間未満のカテゴリーが最大ですね。


【精神障害に関する事案の労災補償状況 概要】
(1)請求件数は 1,257件で、前年度比 15件の減となったが、引き続き高水準で推移。  【P14 表2-1】 
(2)支給決定件数は475件(前年度比150件の増)で、過去最多。  【P14 表2-1】
(3)業種別(大分類)では、請求件数は「製造業」225件、「医療,福祉」201件、「卸売業,小売業」196件の順で多く、支給決定件数では「製造業」93件、「卸売業,小売業」66件、「運輸業,郵便業」「医療,福祉」ともに52件の順に多い。中分類では、請求件数、支給決定件数ともに「医療,福祉」の「社会保険・社会福祉・介護事業」111件、33件が最多。  【P15 表2-2、P16 表2-2-1、P17 表2-2-2】
(4)職種別(大分類)では、請求件数は「事務従事者」342件、「専門的・技術的職業従事者」274件、「サービス職業従事者」153件の順で多く、支給決定件数は「専門的・技術的職業従事者」117件、「事務従事者」101件、「サービス職業従事者」57件の順に多い。中分類では、請求件数、支給決定件数ともに「事務従事者」の「一般事務従事者」234件、65件が最多。  【P18 表2-3、P19 表2-3-1、P20 表2-3-2】
(5)年齢別では、請求件数は「40~49歳」387件、「30~39歳」370件、「20~29歳」242件の順で多く、支給決定件数は「30~39歳」149件、「40~49歳」146件、「20~29歳」103件の順に多い。  【P21 表2-4】
(6)出来事別の支給決定件数は、「仕事内容・仕事量の(大きな)変化を生じさせる出来事があった」59件、「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」55件、「悲惨な事故や災害の体験、目撃をした」51件の順に多い。
また、増加件数は、「1か月に80時間以上の時間外労働を行った」(前年度比29件増)、「(重度の)病気やケガをした」(同27件増)、「上司とのトラブルがあった」(同19件増)、「セクシュアルハラスメントを受けた」(同18件増)、「(ひどい)嫌がらせ、いじめ、又は暴行を受けた」(同15件増)の順に多い。  【P25 表2-8】



■参考リンクはこちら■
以上、ぜひ、あなたの心と体の健康管理にも、ご活用いただけると幸いです。
コメント、ご質問等、お待ちしております。全てしっかし、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

労働関係法令に係るコンプライアンス・チェックテキスト

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今日は、産業医と労働安全衛生関係で、
労働関係法令に係るコンプライアンス・チェックテキスト
という話をさせていただきます。

秋田労働局が「労働関係法令に係るコンプライアンス・チェックテキスト」を作成しました。かなり使えるものなので、紹介させて頂きます。

 秋田労働局は「あきた働き方改革プラン」の実現に向けた取り組みの一環として、労働行政分野についての基本的遵守事項をまとめた、「コンプライアンス・チェックテキスト」を作成・公表しています。

 このテキストでは、「募集・採用」「就労」「解雇・退職」の3分野について関連する法令に基づく合計78のチェック項目を設定。それぞれについて「知っている/クリアしている」というチェックをしていくことにより、自社で確認・見直し等が必要な法令事項が理解できる内容となっており、設問ごとに関係法令の条番号や厚労省作成のパンフレットなどの参考資料も紹介されています。

 法令遵守のための自社点検のみにとどまらず、人事担当者として知っておきたい法令上の取り扱い・手続きの確認や初任者向けの学習資料としても有用な内容となっています。

■参考リンクはこちら■

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職場における腰痛予防対策指針が19年ぶりに改訂

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今日は、産業医と労働安全衛生関係で、
職場における腰痛予防対策指針が19年ぶりに改訂
という話をさせていただきます。

職場における腰痛予防対策指針が19年ぶりに改訂されました。

厚生労働省は18日、「職場における腰痛予防対策指針」を改訂して公表しました。前指針が策定された1994年以来、19年ぶりの改訂となります。

職場での腰痛は、休業4日以上の職業性疾病のうち6割を占めており、特に近年は重量物を取り扱う事業場に限らず、高齢者介護などの社会福祉施設での発生件数が大幅に増加しています。

こうした状況を踏まえ、今回の改訂では介護作業にかかる適用範囲・内容の充実が図られたほか、災害発生につながる要因発見のためのリスクアセスメントの手法の記述などが追加されました。また、一部の作業については、作業標準の作成例やストレッチングの方法など、職場ですぐに活用できる事例なども掲載されています。
 

■参考リンクはこちら■
www.mhlw.go.jp/stf/houdou/youtsuushishin.html

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