ゴールデンウイーク期間中における海外での感染症予防について

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。

今回は、

【ゴールデンウイーク期間中における海外での感染症予防について】

という内容のお話しをさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



ゴールデンウイークは海外へ渡航される方も多い時期です。

GWの海外渡航ですので、

出張でなく、プライベートな旅行が多いと思います。

その場合、会社としての安全配慮はさほど必要ありません。



会社としての示したいポイントは2つ。

1.滞在中に、病気にならずに、元気仕事に帰ってきてくださいね。

2.帰国後、(病気を)社内に広めないでくださいね。

というスタンスだと思います。



そこで、

海外滞在中に感染症にかかることなく、

安全で快適に旅行し、

無事に帰国することができるよう、

海外で注意すべき感染症及びその予防対策について情報提供させていただきます。



【海外での感染症予防のポイント】
1.
海外で感染症にかからないようにするためには、感染症に対する正しい知識と予防方法を身につけることが重要です。

2.
渡航先や渡航先での行動によって異なりますが、最も感染の可能性が高いのは食べ物や水を介した消化器系の感染症です。
参照リンク http://bit.ly/HNLWnn】

3.
日本で発生していないような、動物や蚊・ダニなどが媒介する病気が海外で流行していることがあり、注意が必要です。また、WHOが排除又は根絶を目指している麻しん(はしか)、ポリオは、日本での感染者が減少傾向又は発生が認められていませんが、諸外国では未だに流行しています。
参照リンク http://bit.ly/HPDmEI】

4.
渡航先の感染症の発生状況に関する情報を事前に入手し、予防接種が受けられる感染症については、余裕をもって相談しておくなど、適切な感染予防に心がけてください。
海外の各地域における感染症の発生状況、感染症、予防接種に関する情報は、下記サイトから入手できます。

  http://bit.ly/IhBSPN

  http://bit.ly/HOGMq9 



以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



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こころの健康 気づきのヒント

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【こころの健康 気づきのヒント】

の情報をシェアさせていただきます。


あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。


こころの健康 気づきのヒント
bit.ly/AmkCX0 


以上、

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

厚労省、喫煙率の4割減目指す 「がん対策」で初めて数値目標を設定

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。

今回は、

【厚労省、喫煙率の4割減目指す 「がん対策」で初めて数値目標を設定】

という内容のお話しをさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



厚生労働省は2012年度から実施する次期「がん対策推進基本計画」に初めて喫煙率の数値目標を盛り込みました。

日本人の死因トップのがんを減らすため、2022年度までに成人の喫煙率(男女合計)を現状の19・5%から約4割減らし12・2%にする方針です。


【喫煙率】は
03年に27・7%(男性46・8%、女性11・3%)だったものが、年々低下してきましたが、
10年10月のたばこ税の大幅引き上げをきっかけに大きく下がってきています。

厚生労働省の「国民健康・栄養調査」によると、
たばこ税引き上げ直後の10年11月の成人の喫煙率は男性が32・2%、女性が8・4%で、
男性では前年を6ポイント、女性は2・5ポイント下回りました。
全体の喫煙率は19・5%で、調査を始めてから初めて2割を下回りました。


また、習慣的喫煙者の中でも【たばこをやめたいと思っている人】が、
男性で35・9%、女性で43・6%に達し、
全体で37・6%と過去最高になっているそうです。


2007年に策定された「がん対策推進基本計画」では、
「喫煙をやめたい人に対する禁煙支援を行っていく」ことが閣議決定されています。
現状の19・5%の喫煙者のうち、
「たばこをやめたい」と思っている人(37・6%)全員が禁煙した場合を目標に、
2022年度の喫煙率を現状より4割少ない12・2%を目指すとしています。


他のポイントとしては、
2010年に亡くなった日本人119万人のうち、本人の喫煙による死亡者数は12万~13万人と推計されています。

未成年者は法律上禁止されているうえ、未成年期からの喫煙は健康への影響が大きいことから、ゼロを目標にするとしています。

また、【受動喫煙】については、その機会の半減を目標とするとしています。
理由として、
飲食店では中小規模の事業所が多く一律に禁煙を事業者に求めることは困難で、家庭で完全な受動喫煙防止を求められないことなどをあげています。

なお、行政機関や医療機関での受動喫煙はゼロとするとしています。

上記、各省との協議などを経て6月までの閣議決定を目指すが、日本たばこ産業(JT)などのメーカーは「吸う、吸わないは個々人が判断すべきもの」と数値目標の設定に反対しているとのことです。


以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

日本人のたばことお酒と睡眠について

今回は、

日本人のたばことお酒と睡眠について

という内容のお話しをさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

厚生労働省が、平成22年11月に実施した「国民健康・栄養調査」の結果を、H24.1.31.に報告しました。

これによると、

〈たばこに関する状況〉
1.現在習慣的に喫煙している者の割合は男性32.2%、女性8.4%、総数19.5%であり、前年に比べて男女とも減少。

2.現在習慣的に喫煙している者で、たばこをやめたいと思う者の割合は男性35.9%、女性43.6%。前年に比べて男性は増加し、女性は変わらない。


3.受動喫煙の影響をほぼ毎日受けた者の割合は、平成15年と比べて全ての場(家庭、職場、飲食店、遊戯場)で減少。 


〈飲酒の状況〉
1.飲酒習慣のある者の割合は、男性35.4%、女性6.9%であり、前年に比べて男女ともその割合は変わらない。

2.飲酒が原因でケガをしたことがある者の割合は、男性8.6%、女性2.8%である。

3.飲酒が原因で肝機能障害を指摘されたことがある者の割合は、男性11.7%、女性2.2%である。肝機能障害を指摘されたことがある者のうち、過去から現在にかけて継続的に治療を受けている者の割合は、16.4%である。


〈睡眠の状況〉
1.1日の平均睡眠時間は、男女とも「6時間以上7時間未満」が最も多く、男性35.2%、女性36.9%である。

2.ここ1ヶ月間、眠れないことが頻繁にあった者の割合は、男性11.7%、女性14.5%である。


まとめると、
日本人の5人に1人がタバコを吸っていて、そのうち約4割が禁煙したいと思っている。実際の受動喫煙の割合は減っている。
男は女の約5倍の飲酒習慣がある。
多くの人は6-7時間の睡眠である。
ということ。

いろいろな意見があると思います。