産業医武神より。【好きなことが見つかるワーク】

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「外資系エリート1万人をみてきた産業医が教えるメンタルが強い人の習慣」
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その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
外資系企業の産業医として、年間1000件以上、
通算1万件以上の面談を行っている著者が
「メンタルが(ストレスに)強い人に共通する考え方や習慣」を解説しています。
ぜひ、お読みいただけますと幸いです。
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いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
日本ストレスチェック協会代表理事、産業医の武神です。

今日は、
【好きなことが見つかるワーク】
について、お話しさせてください。
お役に立てば幸いです。

産業医面談をたくさんやってきてわかったことは、
メンタル休職する人には趣味がない
人が多いことです。

趣味は持っていても、
忙しいからやらなくなってしまうことも
よくあります。

そして、趣味がある人ほど、
やらなくなったときにメンタル不調に
なってしまうケースが少なくないのです。

もうすぐ夏休みシーズンです。

趣味がない人必見の
「好きなことが見つかるワーク」
について書きました。

ぜひお読みいただければ幸いです。
なるほどと思ったら、お知り合いにもご紹介いただけますと幸いです。

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外資系エリートの産業医が分析、
メンタルを強くする「大人の趣味」の見つけ方
president.jp/articles/-/36966
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詳しくはこちらの書籍にも載っています!
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「外資系エリート1万人をみてきた
 産業医が教えるメンタルが強い人の習慣」
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いかがでしょうか。
以上、お読みいただきましてありがとうございます。

コメント、ご質問等、お待ちしております。
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全てしっかり、読ませていただいております。
ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

今日も最後までお読みいただきどうもありがとうございました。

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外資系エリート1万人をみてきた産業医が教える メンタルが強い人の習慣:PHP研究所
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産業医武神より。【モデルケースがふんだんに掲載】

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ぜひ、お読みいただけますと幸いです。
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日本ストレスチェック協会代表理事、産業医の武神です。

今日は、
【モデルケースがふんだんに掲載】
について、お話しさせてください。
お役に立てば幸いです。

7月になりました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。

僕の産業医業務としての出社率は、
大体2-3割りです。
残りは在宅でこなしています。

ちなみに、個人的にはまだ
【第1波】の真っ最中
だと思っています。

そんなことより、
今日は個人的に嬉しいことをシェアさせてください。

新刊の読者の方から感想を
ご紹介させてください。

<感想>
幼少期から無駄に敏感で、
学業や人間関係で何かあるごとに
ストレスを感じてきた。

そのため
メンタル系の書籍を買いあさり
読みふけってきた。

知識も蓄積してきているし、
最近は何とか私自身のマインドを
統制できる冷静さが身についてきた感がある。

この書籍は、
あるあるなことしか書いていない。

他の書籍でも書いているような
基礎的な習慣。

ただ、だからこそ、
基礎的な物の考え方、
世界観・価値観、睡眠や食事といった
一見何でもない生活習慣が
いかに大事か理解できる。

よかった点は、
1.
産業医として経験豊富な著者が
テレワーク下での精神衛生維持法を
教えてくれている

2.
モデルケースがふんだんに掲載されていて、
追い詰められた人が
負のスパイラルにはまっていくときの
思考様式が理解しやすい
(反面教師)

2点が他の書籍と比べてユニークなので、ご購入されてよいと思う。

ご感想どうもありがとうございました!
実際に、ケース症例をたくさん入れ込みました。
全て僕の経験症例です。

そして、メンタルが強い人って
特別なことをしているのではないことが殆どなんです。

当たり前のこと、
ありありのこと、
こういうことを、できること。
これが共通しています。

あなたのご感想もぜひ頂けますと幸いです。

書籍発売中です。ぜひお読みください。
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 産業医が教えるメンタルが強い人の習慣」
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産業医武神より。【新刊好評発売中。あとがきを公開します。】

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タフでハードな環境でも元気に働き続けている人は何が違うのか?
その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
外資系企業の産業医として、年間1000件以上、
通算1万件以上の面談を行っている著者が
「メンタルが(ストレスに)強い人に共通する考え方や習慣」を解説しています。
ぜひ、お読みいただけますと幸いです。
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いつもメルマガをお読みいただきありがとうございます。
日本ストレスチェック協会代表理事、産業医の武神です。

今日は、
【新刊好評発売中。あとがきを公開します。】
について、お話しさせてください。
お役に立てば幸いです。

先日、新書案内をさせていただきました。
amazonではすぐに売り切れまで1冊となり、好評発売中です。

今回のメルマガでは、本の【あとがき】を以下にコピペさせていただきます。
お読みいただけますと幸いです。

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「外資系エリート1万人をみてきた
 産業医が教えるメンタルが強い人の習慣」
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最後まで本書を読んでいただき、どうもありがとうございました。

私が産業医となった当初に驚いたことは、大企業でもないかぎり、
ほとんどの場合、産業医は企業に一人だけしかいないということです。

しかし、企業はその産業医(新米かベテランか問わず)に、多くのこと
を頼ります。一人しかいない産業医は、
誰にアドバイスを仰ぐこともできません。

自分がわからないことをその場でごまかす産業医もいれば、
調べてから返答する真面目な産業医もいます。

産業医を片手間の仕事とし、その場限りのごまかし対応をしている
産業医の技量は伸びることはありません。
そして昨今のように企業がより多くの社会的責任を求められる中で、
産業医の素質や教育も問題となってきています。

一方、真面目な産業医たちにおいては、
現場での経験を自分の糧として仕事をこなし、その蓄積が、
それぞれの産業医の〝スタンス〟(職業方針、ポリシー)として出来上がっていきます。

そして、この産業医のスタンスが、企業の持つ企業理念
(社員への価値観)と
合うことが、企業と産業医の相性だと思います。

私の産業医としてのスタンスは、
「産業医の役割は〝社員が元気に働けるか否か〟の判定と、
働ける者については最大限のパフォーマンスをあげられるよう
手伝うこと」です。

町のお医者さんは病気を治しますが、産業医の仕事は病気を治すことが
目的ではありません。
そのため、採血検査や薬の処方はしませんが、その代わり、
社員が働くことができるかの判断と、最大限のパフォーマンスを
あげるためのお手伝いをしています。

私は、実際にメンタルヘルス不調の兆しがあって産業医面談に
来られた人に対して、病的なレベルなのか
(医者にかかるべきか、休職すべきか)、
それとも単に不安やストレスを訴えているのかを見極めます。

ちゃんと眠れていない、いまのつらい状況がいつまで続くのか
わからない、休日も引きこもっている、会社で涙が出てしまう、
「わからない」という
受け答えが多いといった人は、時に医療機関を受診して治療や
休職の相談をすることを勧めます。

カウンセリングや専門家の受診を促したり、
休職者には復職のためのお手伝いも行っています。

そして、社員が元気に働き、それぞれが最大限のパフォーマンスを
あげられるように、クライアント企業とも職場環境に関する
打ち合わせ、相談を随時しています。
時には、社員と企業の間の調整役的な役割をすることもあります。

そのすべての根底にあるのは、社員各自のパフォーマンスを
最大限に発揮する場をつくることへの協力と献身です。

本書では、第1章から第6章まで様々な観点から、
職場のメンタルヘルスの問題と対処法を扱ってきました。

会社は組織であり、チームだからこそ大きな成果をあげることが
できます。その一方、人の集団であるからこそ、
様々な問題が噴出してしまう側面もあります。

「不安やストレスの感情をうまく処理できず、
落ち込み、病気になってしまった人」や、
「同僚のメンタル不調に気づいていながら、
救いの手を差し伸べることができなかったことを後悔している人」を、
あなたもきっと知っているはずです。

私は「10年後にこうなっていたらいいな」
という夢を4つ描いています。

日本で働く人の50~60%が何らかの悩み・不安・ストレスを
抱えているといわれていますが、
これが10年後には半分、つまり25%以下になること。

これが第1の夢です。

第2に、
年間の自殺者数が約2万人とされますが、
これも半分、つまり1万人未満になること。

第3に、
企業研修でメンタルヘルス研修をすると、どうしても
「暗くて辛気くさい」という印象をもたれがちですが、
そうではなくて、明るく楽しいメンタルヘルス研修が、
企業研修の定番になること。

そして第4に、
学校教育のなかで「不安とストレスに対処する」
ということが、総合学習や道徳などで
扱われるようになることです。

こうした夢に共感していただける方は、ぜひ、
一般社団法人日本ストレスチェック協会のホームページに
いらしてください。

最後になりますが、
本書の内容が、少しでも組織内のメンタルヘルス問題の改善の役に立ち、
そして、上司、部下、すべての構成員がそれぞれの本領を
最大限発揮することの一助となれば幸いです。

以上

書籍発売中です。ぜひお読みください。
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以上、お読みいただきましてありがとうございます。

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その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
外資系企業の産業医として、年間1000件以上、通算1万件以上の面談を行っている著者が
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産業医武神より。【コロナ抗体検査に対する私見】

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外資系エリート1万人をみてきた産業医が教えるメンタルが強い人の習慣(PHP研究所)
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タフでハードな環境でも元気に働き続けている人は何が違うのか?
その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
外資系企業の産業医として、年間1000件以上、通算1万件以上の面談を行っている著者が
「メンタルが(ストレスに)強い人に共通する考え方や習慣」を解説しています。
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武神の過去メルマガ転載です。
ご参考となりましたら幸いです。

今日は、
【コロナ抗体検査に対する私見】
について、お話しさせてください。
お役に立てば幸いです。

最近クライエントから聞かれる質問に対する答えの
【考え方】を共有させてください。

【質問】
「コロナの抗体検査って、出社する社員にやった方がいですか?」
「健康診断に含めた方がいいですか?」
「社員がコロナ抗体検査で陽性とのことですが、出社禁止ですか?」
「コロナ抗体検査で陰性の社員が、通勤したくないと言っています…」

あくまで私見です。

コロナの抗体検査陽性となっても、それは、

・いつかかったのかはわからない。
今かかっているのか、過去にかかったのか、わからない。

・今、感染力がある(他人にうつす)とは限らない。
抗体検査はあくまで体内の抗体を調べているので、
コロナウイルスを調べているのではありません。

・もう、二度とコロナにかからないとは限らない。
おたふく風邪やポリオのように、終生免疫が得られる病気もあります。
結核、風疹(麻疹?)などのように、年齢と共に免疫力がなくなりかかる病気もあります。
インフルエンザのように、季節によってはまたかかる病気もあります。
ヘルペスのように、繰り返す病気もあります。

・陰性でも大丈夫とは限らない。
検査後にどこかで感染している可能性は否定できない
そもそも、この検査結果って、何日くらいは有効なの?
(有効な期間なんてないです!)
あくまで、抗体検査を受けた日は陰性だったという過去形の意味しかないです。

・そもそも抗体検査の陽性率(正確性)もわからない。
PCR検査は50-70%の陽性率です。
つまり、コロナの人10人検査しても5-7人しか陽性とはならない…
抗体検査がこれ以上の正確性の保証はない
(メーカーにより様々でしょうが、出てきていない情報ですよね)。

ちなみに、厚生省の現在のスタンスでは、コロナの診断は、
PCRテスト陽性 または、PCRテスト陽性+抗体検査陽性 です。

産業医としての答えは、
・コロナ抗体検査に会社としては関わる必要はない。
(社員の梅毒やエイズ、肝炎ウイルス抗体検査結果に積極的に関わらないのと一緒です)。
・抗体検査は、受けた社員の好奇心を満たしてくれます。医療側に貢献にもなります。(医療サイドが儲かる)
・疫学調査では意味がある。

以上、あくまで私見です。


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「外資系エリート1万人をみてきた
 産業医が教えるメンタルが強い人の習慣」
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■おわりに

最後まで本書を読んでいただき、どうもありがとうございました。

私が産業医となった当初に驚いたことは、大企業でもないかぎり、
ほとんどの場合、産業医は企業に一人だけしかいないということです。

しかし、企業はその産業医(新米かベテランか問わず)に、多くのことを
頼ります。一人しかいない産業医は、誰にアドバイスを仰ぐこともできません。
自分がわからないことをその場でごまかす産業医もいれば、
調べてから返答する真面目な産業医もいます。

産業医を片手間の仕事とし、その場限りのごまかし対応をしている産業医の
技量は伸びることはありません。
そして昨今のように企業がより多くの社会的責任を求められる中で、
産業医の素質や教育も問題となってきています。

一方、真面目な産業医たちにおいては、
現場での経験を自分の糧として仕事をこなし、その蓄積が、
それぞれの産業医の〝スタンス〟(職業方針、ポリシー)として出来上がっていきます。
そして、この産業医のスタンスが、企業の持つ企業理念(社員への価値観)と
合うことが、企業と産業医の相性だと思います。

私の産業医としてのスタンスは、
「産業医の役割は〝社員が元気に働けるか否か〟の判定と、
働ける者については最大限のパフォーマンスをあげられるよう手伝うこと」
です。

町のお医者さんは病気を治しますが、産業医の仕事は病気を治すことが
目的ではありません。
そのため、採血検査や薬の処方はしませんが、その代わり、
社員が働くことができるかの判断と、最大限のパフォーマンスをあげるための
お手伝いをしています。

私は、実際にメンタルヘルス不調の兆しがあって産業医面談に来られた人に
対して、病的なレベルなのか(医者にかかるべきか、休職すべきか)、
それとも単に不安やストレスを訴えているのかを見極めます。

ちゃんと眠れていない、いまのつらい状況がいつまで続くのかわからない、
休日も引きこもっている、会社で涙が出てしまう、「わからない」という
受け答えが多いといった人は、時に医療機関を受診して治療や
休職の相談をすることを勧めます。カウンセリングや専門家の受診を促したり、
休職者には復職のためのお手伝いも行っています。

そして、社員が元気に働き、それぞれが最大限のパフォーマンスを
あげられるように、クライアント企業とも職場環境に関する打ち合わせ、
相談を随時しています。
時には、社員と企業の間の調整役的な役割をすることもあります。

そのすべての根底にあるのは、社員各自のパフォーマンスを最大限に
発揮する場をつくることへの協力と献身です。

本書では、第1章から第6章まで様々な観点から、
職場のメンタルヘルスの問題と対処法を扱ってきました。
会社は組織であり、チームだからこそ大きな成果をあげることができます。
その一方、人の集団であるからこそ、様々な問題が噴出してしまう側面もあります。

「不安やストレスの感情をうまく処理できず、
落ち込み、病気になってしまった人」や、
「同僚のメンタル不調に気づいていながら、救いの手を差し伸べることが
できなかったことを後悔している人」を、
あなたもきっと知っているはずです。

私は「10年後にこうなっていたらいいな」という夢を4つ描いています。

日本で働く人の50~60%が何らかの悩み・不安・ストレスを抱えていると
いわれていますが、これが10年後には半分、つまり25%以下になること。

これが第1の夢です。

第2に、年間の自殺者数が約2万人とされますが、
これも半分、つまり1万人未満になること。

第3に、企業研修でメンタルヘルス研修をすると、どうしても
「暗くて辛気くさい」という印象をもたれがちですが、そうではなくて、
明るく楽しいメンタルヘルス研修が、企業研修の定番になること。

そして第4に、学校教育のなかで「不安とストレスに対処する」ということが、
総合学習や道徳などで扱われるようになることです。

こうした夢に共感していただける方は、ぜひ、
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最後になりますが、
本書の内容が、少しでも組織内のメンタルヘルス問題の改善の役に立ち、
そして、上司、部下、すべての構成員がそれぞれの本領を最大限発揮すること
の一助となれば幸いです。

以上



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最後まで本書を読んでいただき、どうもありがとうございました。

私が産業医となった当初に驚いたことは、大企業でもないかぎり、
ほとんどの場合、産業医は企業に一人だけしかいないということです。

しかし、企業はその産業医(新米かベテランか問わず)に、多くのこと
を頼ります。一人しかいない産業医は、
誰にアドバイスを仰ぐこともできません。

自分がわからないことをその場でごまかす産業医もいれば、
調べてから返答する真面目な産業医もいます。

産業医を片手間の仕事とし、その場限りのごまかし対応をしている
産業医の技量は伸びることはありません。
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産業医の素質や教育も問題となってきています。

一方、真面目な産業医たちにおいては、
現場での経験を自分の糧として仕事をこなし、その蓄積が、
それぞれの産業医の〝スタンス〟(職業方針、ポリシー)として出来上がっていきます。

そして、この産業医のスタンスが、企業の持つ企業理念
(社員への価値観)と
合うことが、企業と産業医の相性だと思います。

私の産業医としてのスタンスは、
「産業医の役割は〝社員が元気に働けるか否か〟の判定と、
働ける者については最大限のパフォーマンスをあげられるよう
手伝うこと」です。

町のお医者さんは病気を治しますが、産業医の仕事は病気を治すことが
目的ではありません。
そのため、採血検査や薬の処方はしませんが、その代わり、
社員が働くことができるかの判断と、最大限のパフォーマンスを
あげるためのお手伝いをしています。

私は、実際にメンタルヘルス不調の兆しがあって産業医面談に
来られた人に対して、病的なレベルなのか
(医者にかかるべきか、休職すべきか)、
それとも単に不安やストレスを訴えているのかを見極めます。

ちゃんと眠れていない、いまのつらい状況がいつまで続くのか
わからない、休日も引きこもっている、会社で涙が出てしまう、
「わからない」という
受け答えが多いといった人は、時に医療機関を受診して治療や
休職の相談をすることを勧めます。

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そして、社員が元気に働き、それぞれが最大限のパフォーマンスを
あげられるように、クライアント企業とも職場環境に関する
打ち合わせ、相談を随時しています。
時には、社員と企業の間の調整役的な役割をすることもあります。

そのすべての根底にあるのは、社員各自のパフォーマンスを
最大限に発揮する場をつくることへの協力と献身です。

本書では、第1章から第6章まで様々な観点から、
職場のメンタルヘルスの問題と対処法を扱ってきました。

会社は組織であり、チームだからこそ大きな成果をあげることが
できます。その一方、人の集団であるからこそ、
様々な問題が噴出してしまう側面もあります。

「不安やストレスの感情をうまく処理できず、
落ち込み、病気になってしまった人」や、
「同僚のメンタル不調に気づいていながら、
救いの手を差し伸べることができなかったことを後悔している人」を、
あなたもきっと知っているはずです。

私は「10年後にこうなっていたらいいな」
という夢を4つ描いています。

日本で働く人の50~60%が何らかの悩み・不安・ストレスを
抱えているといわれていますが、
これが10年後には半分、つまり25%以下になること。

これが第1の夢です。

第2に、
年間の自殺者数が約2万人とされますが、
これも半分、つまり1万人未満になること。

第3に、
企業研修でメンタルヘルス研修をすると、どうしても
「暗くて辛気くさい」という印象をもたれがちですが、
そうではなくて、明るく楽しいメンタルヘルス研修が、
企業研修の定番になること。

そして第4に、
学校教育のなかで「不安とストレスに対処する」
ということが、総合学習や道徳などで
扱われるようになることです。

こうした夢に共感していただける方は、ぜひ、
一般社団法人日本ストレスチェック協会のホームページに
いらしてください。

最後になりますが、
本書の内容が、少しでも組織内のメンタルヘルス問題の改善の役に立ち、
そして、上司、部下、すべての構成員がそれぞれの本領を
最大限発揮することの一助となれば幸いです。

                                武神健之

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産業医武神より。【ストレス耐性は天性のものではなく、強化できる技術(スキル)である①】

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私は外資系企業の産業医として、年間1000件以上の面談を行っています。

そして、これまでに1万人以上の様々な職種の人たちから、じかに話を聴いてきました。
業種も、金融、コンサルティング、IT、輸送用機器、教育など多岐にわたります。

よく言われるように、外資系企業では常に厳しく成果を問われ、
業績不調が続けば解雇されることも珍しくありません。

また中途採用が基本のため、人間関係は一般的な日本企業に比べるとドライです。
一人ひとりにかかるストレスは決して小さくありません。

したがって、そこで長く活躍していくためには、
ストレス耐性やメンタルタフネスというものが決定的に重要なのです。

このストレス耐性というのは、学生時代の優秀さとは比例しません。

外資系企業には有名大学の出身者もたくさん入社してきますが、
産業医として日々診察をしていると、そうした受験エリートが
ストレスに悩み、心身ともに疲弊し潰れてしまうというケースを見かけます。

逆に、学生時代には目立った成績ではなかった、クラスの平均かそれ以下だった人が、
しっかり結果を出し、どんどん昇進していくこともあります。

では、この違いはどこにあるのでしょうか?

産業医としての私は、メンタル不調者に注目するだけではなく、
「同じ職場環境でも不安やストレスで悩まず、元気に前向きに働き
続ける人たちには、どのような特性があるのか、
何が共通しているのか」を注意して見てきました。

そして、通算1万人以上と面談するなかで見えてきたのは、
不安やストレスに対する対処の仕方、向き合い方が影響しているということでした。

不安やストレスに悩まされない人たちは、
それと上手に付き合う習慣や考え方をしているのです。

もともとそのような習慣や心構えの人もいましたが、
社会人になってから自ら学んだり気づいたり、
ときに傷つきながら身につけてきた人たちも少なからずいました。

メンタル不調で休職した社員が、こうした習慣や考え方を意識的に取り入れ、
身につけることによって無事に職場復帰し、その後はメンタル不調になることもなく
元気に働き続けているケースもたくさん見てきています。

私は、この不安とストレスとの上手な付き合い方は、誰もが学び、
身につけられるものだと断言できます。

つまり、「ストレス耐性(=メンタルの強い弱い)は天性のものではなく、
強化できる技術(スキル)である」というのが、
産業医として通算1万人以上の働く人たちを見てきた私の結論です。

技術(スキル)ですから、自分自身の性格を変えたりする必要もありません。
また、我慢したり、頑張り努力し続けたりする必要もないものです。

では、どのようなことを意識し、どのようなスキルを磨けば、
不安とストレスに悩まされない高いストレス耐性が身につくのか。

本書ではそれを紹介させていただきます。

まず第1章では、ストレスマネジメントやメンタルヘルス強化が
今後ますます重要になっていく時代背景について述べます。

続く第2章では、ストレスに弱い人やメンタル不調になりやすい人の
特徴を7つのパターンに分けて解説。

そして、本書のメインパートの第3章では、
第2章の解答編ともいえる、
「ストレスに強くなるための7つの習慣」をご紹介します。

続く第4章では、職場のストレスの定番である
「人間関係のストレス」への対処法を扱います。

また、仕事はチームで行う以上、自分自身のメンタルをケアするだけ
では十分とはいえないため、
周囲へのケア方法についての章を第5章として設けました。

最後の第6章は、「上司編」です。
職場のストレスに与える影響度がなんといっても大きいのが
上司であることは、論を俟たないところでしょう。

そのため、第六章では「できる上司がやっている
『チームのメンタル強化術』」と題して、
ストレスフルな職場でも、メンタル不調者を出さない上司の
習慣や心得について解説していきます。

本書を執筆しているいま、新型コロナウィルスの感染が
世界中を震撼させています。

先行きが見えない不安と、普段とは違う慣れない生活の中で、
非常に強いストレスを感じていらっしゃる方も多いと思います
(テレワーク時のストレス対策については、第2章の最後に急きょ加筆しました)。

当然ながら、本書で紹介すること全てをやる必要はありません。
1つでも自分ができそうな習慣があれば、
それから気軽に取り入れてみてください。

みなさんの日々の不安やストレスが少しでも軽減し、
活力あふれる職業人生を歩む一助となれば幸いです。

※文中で紹介している様々な事例は、クライアントのプライバシーに配慮し、
いずれもアレンジを加えています。

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「外資系エリート1万人をみてきた産業医が教えるメンタルが強い人の習慣」
amzn.to/2WIsXUA
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産業医武神より。【5月のFT勉強会ご報告と推薦図書について】

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外資系エリート1万人をみてきた産業医が教えるメンタルが強い人の習慣(PHP研究所)
amzn.to/2WIsXUA
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タフでハードな環境でも元気に働き続けている人は何が違うのか?
その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
外資系企業の産業医として、年間1000件以上、通算1万件以上の面談を行っている著者が
「メンタルが(ストレスに)強い人に共通する考え方や習慣」を解説しています。
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武神の過去メルマガ転載です。
ご参考となりましたら幸いです。

今日は、
【5月のFT勉強会ご報告と推薦図書について】
について、お話しさせてください。
お役に立てば幸いです。

2020/5/23 zoomで全国の協会FTとつながり
勉強会を開催しました。

新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言下での不安や
ストレスに対処するコツ、産業医として職場でどのような対応をしているか
(過去・現在、そしてこれからする予定か)をみんなで共有。
同時に、お互いの近況報告(これが一番ホッとする)等々、
充実の2時間以上でした。

在宅の続く中、月1回の週末勉強会。僕自身も愛菜様とつながることの
できる良さを感じ始めています。

今回学んだこと:それぞれの置かれている状況に応じて、
不安やストレスの状況は異なる
(年配者と暮らしているかどうか、出社しないといけないかどうかなど)。
未来に向けてどうするのかという方向に考えられるといい。などなど。

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今回の個人的な推薦図書は、以下です。
―――――――――――――――
セルフドリブン・チャイルド 脳科学が教える「子どもにまかせる」育て方
amzn.to/2zmTTBD
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子供だけでなく、大人にも当てはまる部分が多いと感じました。

コロナ後の世界の話が今後社会で出てくると思います。
多種多様なワークライフスタイルがあると思いますが、
大切なのは、まず自分はどうありたいか、自分がどうしたいか、です。

選択の自由が与えられたり、
選択肢が多いことはいいことですが、
それをきちんと享受し使いこなすためには、
自分がどうありたいのか・何をしたいのかが大切です。

そしてもちろん、自己規律も。

その上で、「コントロール感」が持てることが
今後は大切かと思います。

会社によりコロナ後の出勤具合や仕事の運びは異なると思います。
いろいろな文句も出てくると思います。

しかし、自分の意見(価値観)なく文句を言うのではなく、
自分の価値観(意見)をもとに、
進みたい方向を目指せることが
今後、ストレスに強い人には必要かなと感じました。

この本を読みながらそんなこと考えました。
―――――――――――――――

いかがでしょうか。
以上、お読みいただきましてありがとうございます。
コメント、ご質問等、お待ちしております。
bit.ly/jw17lT
全てしっかり、読ませていただいております。ご質問には、真剣にお答えさせていただきます。

今日もお読みいただきどうもありがとうございました。
あなたも、一緒に活動しませんか?
セルフケアと周囲のケアをしっかり学べます。
必ず、身につきます。

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外資系エリート1万人をみてきた産業医が教えるメンタルが強い人の習慣(PHP研究所)
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その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
外資系企業の産業医として、年間1000件以上、通算1万件以上の面談を行っている著者が
「メンタルが(ストレスに)強い人に共通する考え方や習慣」を解説しています。
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産業医武神より。【出社に関しての企業からのご質問にお答えします】

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外資系エリート1万人をみてきた産業医が教えるメンタルが強い人の習慣(PHP研究所)
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その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
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今日は、
【出社に関しての企業からのご質問にお答えします】
について、お話しさせてください。
お役に立てば幸いです。

6/1より原則全社員出社勤務になった会社は、
私のクライエントでは実際は1割以下です。

が、
ボチボチ、世の中が、「withコロナ」の生活としての
出勤を伴う勤務へ動いていると感じています。

そんな中、以下の質問をいただきましたので、
あくまで個人的見解としてお答えさせていただきます。

—–【質問】—–
Split体制勤務を実施している他社では、
現在マイカーまたはタクシーでの移動が義務となっていると聞きました。
Split体制で勤務が開始されたとして、オフィスでは席の配置など
ソーシャルディスタンスを保てるかもしれないが、混雑した電車で
長距離移動するのかが不安。

電車内では容易にソーシャルディスタンスを保てないと予想されます。
時差出勤にしてもどのように実現したら有効かがわからず、
産業医の先生に有効な実例があればお聞きしたいです。

—–【お答え】—–
あくまでも個人見解です。

1.
現在split体制等で勤務している会社もありますが、
・本当に必要な人たちを出勤させている会社
・ある程度社員の希望でしている会社

その状況で、交通費を会社負担でタクシーにするかなどは、
かなり幅が広いです。
距離や値段制限がある会社もあります。
など、その程度は様々です。

2.
オフィスなら「ソーシャルディスタンスが保てる」から安心、
通勤電車は危険という意見は他社でもありますが、
感情(気持ち)としては理解できます。

しかし、医師の衛生概念からすると、
50%が出勤したオフィスで「ソーシャルディスタンスが保てるから安全」
という考え方自体が危険に思います。

社員が数ににれば、廊下、トイレ、会議、
昼を外に買いに行く(レストランで食べる)などなど、
様々なリスクがあります。

机についたてをおくべきかなどの相談も
他社ではありましたが、
それで「安全」が保証されるとは全く思いません。

その効果効能はあくまで、
”心配している社員の感情を満足させる(納得して出社してもらう)”
程度のものと思います。

個人的に効果的と思うのは、
出社人数(割合)の制限、通勤中と会社でのマスク義務、
こまめな手洗い、フロア間の移動禁止、(できれば会議も禁止か制限) かと思います。

3.
時差出勤に対して。
これはやる価値はあると思います。
(手間に対して、従業員側の満足度は増えるという意味で)

出社する人たちの自主性に委ねるのがいいと思います。
ここの電車の混み具合は異なりますので。
また、出社組は会社にいて欲しいコアタイムは
あった方がいいと思います。

以上、あくまで個人的な感覚です。

いかがでしょうか。
以上、お読みいただきましてありがとうございます。
コメント、ご質問等、お待ちしております。
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産業医武神より。【新常態に上手に適応している人たちに共通するポイント(4月の面談から感じたこと)】

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今日は、
【新常態に上手に適応している人たちに共通するポイント(4月の面談から感じたこと)】
について、お話しさせてください。
お役に立てば幸いです。

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として
緊急事態宣言が出されて1ヶ月以上が経ちます。

在宅勤務や外出自粛など、今までの生活とは異なる生活様式が、
私たちにとって新しい常態(New Normal)になってきています。

私はこの間も、産業医としてクライエント社員の方々と、
電話やZoom等で産業医面談を行ってきました。

そしてこの新常態について、不安やストレス、
ポジティブ面やネガティブ面について面談者に聞いてきました。

答えは色々ありましたが、新常態に上手に適応している人たちに共通
していることが5つありました。

今月はその内容を、新常態に適応する5つのコツとして、ここに紹介します。

【新常態に上手に適応している人たちに共通するポイント】

1. 規則正しい生活(食事・運動)を心がけている。
新しい習慣を生活に取り入れて、規則正しい在宅勤務生活を
始めている人がいる一方、ペットの散歩など従来の習慣が、
生活上のアクセントになっている人もいました。

2. 趣味や好きなことで、在宅での仕事のオン/オフの
メリハリをつけている、気分転換ができている。
野外での趣味ばかりだったので、現在できないと嘆く人もいますが、
ひとり暮らしの人で、寂しさや孤独感を感じている人がいる一方、
屋内での新しい趣味を始めて気分転換をしている人もいます。

3. 実際に同僚や友人達と会えなくても、SkypeやZoom、FBやLINE等々を使い、
新しい形での関わり合い方(コミュニケーション)を行っている。
はじめはオーバーコミュニケーションと意識するようでしたが、
次第にそれが普通になっている印象です。

4. 情報の選別と断捨離。
情報の質(信頼性)の高いものを取り入れ、質がわからないものは
見ないか見ても流している。
また、COVID-19関連のニュースに接する時間を制限し、
情報の量をコントロールしている人は、過度な情報からの不安は少ないようです。

5. やりすぎないことを意識している。
新常態に適応できるようになるまでは、知らず知らずのうちに
不安やストレス、疲労の蓄積があり得ることを理解し、
何事もやりすぎないように意識することで、
心の安静を維持している人はかなりいます。

いかがでしょうか。
以上、お読みいただきましてありがとうございます。
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その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
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産業医武神より。【新常態の不安やストレスの原因(4月の面談から感じたこと)】

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タフでハードな環境でも元気に働き続けている人は何が違うのか?
その「ストレスとの上手な付き合い方」とは?
外資系企業の産業医として、年間1000件以上、通算1万件以上の面談を行っている著者が
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【新常態の不安やストレスの原因(4月の面談から感じたこと)】
について、お話しさせてください。
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新型コロナウイルス感染症(COVID-19)対策として
緊急事態宣言が出されて1ヶ月以上が経ちます。

在宅勤務や外出自粛など、今までの生活とは異なる生活様式が、
私たちにとって新しい常態(New Normal)になってきています。

私はこの間も、産業医としてクライエント社員の方々と、
電話やZoom等で産業医面談を行ってきました。

そしてこの新常態について、不安やストレス、
ポジティブ面やネガティブ面について面談者に聞いてきました。

答えは色々ありましたが、新常態に対する不安やストレスの原因として
多くの人が感じていることは4つに集約されます。

【新常態の不安やストレスの原因】

1. COVID-19も緊急事態宣言も、誰にとっても想定外の事態であり、
精神的なインパクトだけでなく、生活へのインパクトも大きかったようです。
精神的インパクトと生活へのインパクトは、どちらが先にきたかは人それぞれでした。

2. 在宅勤務や外出自粛等が、いつまで続くか見通しがわからないことは、
多くの人にとっての不安やストレスの原因になっているようです。
ひとり暮らしの人で、寂しさや孤独感を感じている人がいる一方、
ずっとご家族や同居人と一緒にいることや世話(家事)が増えることについての
ストレスを感じている人もいました。

3. 自分や家族、友人がCOVID-19にかからないか不安、また、
重症化や死が怖いと心配する声も多数ありました。
正しく怖がることは大切ですが、不安が強い人はテレビ等を見過ぎている、
根拠不明な情報を信じすぎている印象もありました。

4. COVID-19について、情報は多いのに、わからないことが多いことも問題のようです。
何がフェイクか、何が信頼できるのかわからず不安。
そもそも、わかっていないことが多い現状に対して、
漠然とした不安を感じている方もいらっしゃいました。

いかがでしょうか。
以上、お読みいただきましてありがとうございます。
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外資系企業の産業医として、年間1000件以上、通算1万件以上の面談を行っている著者が
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