なぜ、上司が部下をサポートする必要があるのか?

いつもありがとうございます。
産業医の武神です。

今回は、
【なぜ、上司が部下をサポートする必要があるのか?】
という内容のお話しをさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



産業医の仕事の中で「メンタル社員関連の対応」は、それなりにウェイトの占めるものです。

ここ数年の中で、そのウェイトが増えてきているのは事実ですが、それ以上に、その内容の変化について、気付いたことがあります。以前は、メンタルヘルスを害した社員個人との面談が主体でした。ここ数年は、そのメンタル社員の関係者(上司や人事)への対応が増えてきています。


私自身は、幸い、クライエントさんにも恵まれており、協力的な職場や上司の方々が多いです。

しかし、企業内セミナーなどで、若い人やメンタル社員の同僚くらいの年齢の人たちからは、「なぜ、やらないといけないのかわからない。」、「甘えじゃないの。」など、正直な声を聞きます。(正直な声はいつでもウェルカムです!)

このときの答えとして、ありきたりなのが、
  • 「企業には、安全配慮義務がある」
  • 「その実行責任者は、上司である」
  • 「会社が訴えられたくなければ、会社のために業務として協力してください」
  • 「近年は、会社だけでなく、上司等の個人が訴えられているケースもありますよ」
こんな回答です。

こういうことも言ってくれない産業医は、変えたほうがいいです。本当に。



ここで、こんな話もしてくれる産業医がいるといいですよね。(もしご存知でしたら、ご紹介下さい。弊社はそのようなハイレベルな産業医の先生方とのネットワークを大切にしています。)

Eisenbergerさんという先生が唱えた
【知覚された組織支援(Perceived Organizational Support; POS)】
という概念があります。

メンタルヘルス関連事項にとどまらず、企業の中でのサポート体制という観点からみると、上司の役割は重要です。部下は上司の行動を組織そのものの行動と認知し、組織へ貢献しようとポジティブになるのですから。

POSが高い従業員ほど、欠勤が少なく、慣習的な職務を責任を持って遂行しようとする傾向が強く、組織への情緒的な関与が高く、高い業績をあげればそれに見合うだけの高い報酬を得ることができるという期待を強く持ち、組織にとって好ましい革新的な意見を提案する傾向が強いということが、わかっています。

知覚された組織支援とは、組織成員が組織サポートについて形成している全体的な信念(global beliefs)のことで、組織サポートは組織の人格化を通じて組織成員に供与されます。つまり部下は、上司のとる行動を“組織の行動”とみなすようになるということです。
  
上司と部下の支持的な人間関係は直接的な接触を通じて、日々の仕事へのモチベーションを高め、ストレス・緊張を緩和し、他方では組織の人格化による組織サポートの供与を通じてより長期にわたる組織活動への柔軟な対応を促進します。

(Eisenberger , Huntington ,Hutchinson & Sowa,1986 ; Eisenberger, Fasolo & Davis-LaMastro,1990)

以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

 http://bit.ly/FBdrtakegamikenji

自殺しやすい職業について

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【自殺しやすい職業について】

という内容のお話しをさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。


私にとっては、ショッキングなニュースです。


University of Michigan Health Systemの研究者らが

『General Hospital Psychiatry』に

発表した研究によると、


医師は、

仕事上のストレスやメンタルヘルスに問題を抱えた場合、

非医師に比べて自殺する率が、

【高くなる。】

そうです・・・。



医師は、診療を受けやすいにも関わらず、

【きちんとした治療を受けない】

傾向が強いらしいですね。


そして、特に、

女性医師は自殺率が高い

とのことです。



■参考リンクはこちら■
bit.ly/WsAYF4


以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

「日本人の15人に1人がうつ」の根拠

いつもお世話になっております。

産業医の武神です。


先日の読者様からのお問い合わせ

【「日本人の15人に1人がうつ」の根拠】

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



よく言われていることですが、


日本人のうつ病生涯有病率は、6.5%
(一生涯のうち一度でもうつ病になったことがあるという割合)


日本では、1年間でおよそ2.2%が、うつになっている


「日本人の15人に1人がうつ」


の根拠をお示しします。


参照リンクは、最後にあります。


「心の健康問題と対策基盤の実態に関する研究(平成14年)」


4ページ目右側のC結果に以下の記載があります。


地域住民における非精神病性精神障害
(DSM-IV あるいはICD-10 診断)の生涯有病率(調査時点までの経験率)はうつ病 6.5-7.5%、いずれかの気分障害 9-11%、いずれかの不安障害9-12%、いずれかの物質関連障害 2.6%、いずれかの精神障害 18-19%であった。また過去12 ヶ月有病率(過去12 ヶ月間の経験率)は、うつ病 2.2%、いずれかの気分障害 3%、いずれかの不安障害5-6%、いずれかの物質関連障害 1%、いずれかの精神障害 8-9%であった。これらの精神障害の経験者は、高い頻度で自殺行動を経験し、また生活上の支障を感じていた。しかし4人に3人は医療機関で治療を受けていなかった。過去1ヶ月間にストレスを感じた者は57%、精神的に健康と感じている者は59%、過去12 ヶ月間に自殺を真剣に考えた者は1.5%であった。


■参考リンクはこちら■
bit.ly/SX9dpX



また、以下をクリックして、アンケートにご協力頂けますと幸いです。
これからも、ご質問のある方は、以下のアンケートよりお願いします。
■http://bit.ly/jw17lT■

以上、

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

メンタルな病気で休職中の方にお勧めの本

いつもお世話になっております。

産業医の武神です。


休職者への対応に関して、よくあるお問い合わせが、

「休職中の社員が、時間をもてあましているようです、何をアドバイスすればいいですか?」

「メンタルな病気で休職中の方にお勧めの本はありますか?」

です。 


個人的には、

1.認知行動療法に関するもの

2.復職というプロセスをざっと理解できるもの

をお勧めしております。 

 
上記をキーワードとして、アマゾンなどで調べ、

ご自分の直感で、決めてるのが、いいと思います。

1冊でなく、

できれば10冊程度、読むことが出来れば、

偏りのない知識が得られると思います。


こういった勉強は、実は、復職後のストレス耐性にとても有効です。

読んでいる人の方が明らかに再休職になりません。



個人的にお勧めのものを以下に列記します。(順不同)

ご参照下さい。

自信をもてないあなたへ―自分でできる認知行動療法自信をもてないあなたへ―自分でできる認知行動療法
著者:メラニー フェネル
販売元:阪急コミュニケーションズ
(2004-06-26)


ワイル博士のうつが消えるこころのレッスンワイル博士のうつが消えるこころのレッスン
著者:アンドルー・ワイル
販売元:角川書店(角川グループパブリッシング)
(2012-09-01)





現役 精神科産業医が教える 「うつ」からの職場復帰のポイント現役 精神科産業医が教える 「うつ」からの職場復帰のポイント
著者:吉野 聡
販売元:秀和システム
(2009-02)

(注意:この著者のいう復職体制が、あなたの会社でもあるとは限りません。復職体制は企業独自のものであり、企業ごとにことなります。あくまでひとつの例としてお読み下さい。)

こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳こころが晴れるノート―うつと不安の認知療法自習帳
著者:大野 裕
販売元:創元社
(2003-03-20)



はじめての認知療法 (講談社現代新書)はじめての認知療法 (講談社現代新書)
著者:大野 裕
販売元:講談社(2011-05-18)


認知行動療法のすべてがわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)認知行動療法のすべてがわかる本 (健康ライブラリーイラスト版)
販売元:講談社
(2010-05-11)







以上、お役に立てば幸いです。

今までに本気で自殺したいと思ったことがありますか?

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いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【今までに本気で自殺したいと思ったことがありますか?】

という内容のお話しをさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。


いきなり、ショッキングな質問で恐縮です。


内閣府からでたアンケート結果によると、


1808人に上記質問をしたところ、


(注)回答を負担に思う対象者がいることが想定されるため,その場合は回答しなくてもよい旨を伝えています。


「ある」と答えた者の割合は、全体で

【19.1%】

だったそうです。



性別に見ると,

「自殺したいと思ったことがある」と答えた者の割合は

女性(21.9%) vs 男性(16.3%)


年齢別に見ると,

「自殺したいと思ったことがある」と答えた者の割合は

20歳代(24.6%)

30歳代(27.8%)

で高くなっていました。



職業別に見ると,

パート・アルバイト(25.8%)

で高くなっていました。

詳しくは以下参照(クリックで拡大します)
(2)自殺を考えた経験



職場では、メンタルヘルス対策は行っていても、

自殺対策までは行っていないのが現状かと思います。タブー視しすぎるのも、考えものです。



このメルマガでは、適度に、扱っていきたいと思います。




私のFacebookには、

一般の方むけの

【精神疾患(うつ病・不安障害)の簡便なスクリーニング】

も載っています。



6つの質問に、

5段階の選択肢(まったくない、から、いつも等)

で答えると、



合計点数で、

うつ病・不安障害のリスクが、スクリーニングできます。



○点以上は、精神疾患である確率が 50%以上です!


御社のスクリーニングにご活用下さい。

詳しくは、

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以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

社員への病院紹介について

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「いいね!」ボタンを押してくださった方に、
衛生委員会のネタ[オフィスに潜む雑菌]をプレゼント中!

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【社員への病院紹介について】

という内容のお話しをさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。


今回は、よく頂く質問のひとつにお答えしたいと思います。


【Q.人事の者です。メンタル社員から病院の紹介を頼まれたのですが、特定の病院を紹介してもいいのでしょうか?】


【A.原則として「会社として」の紹介はしない。産業医が個別判断で紹介するのは可、しかしその時も「複数」の施設をあげてもらい、最終的にどこを受診するかは、「社員に」ゆだねるべき。】


そのこころ(理由)は、

病気は、治るものばかりとは限りません。

なかなか期待した結果とならないときに、ネガティブな感情が紹介者に向かうこともあるかもしれません。


産業医との面談の中で、産業医が紹介をしてくれる場合もあります。

 施設名(と担当医名)を教えてくれるだけの場合から、

 紹介状を書いてくれる場合もあります。
 (もちろん無料なはずです)



これは、メンタルな病気でも、カラダの病気でも同じはずです。



カラダ病気の場合は紹介するけれど、メンタルではなし、という産業医は、問題があると思います。



また、巷では、

「最低でも、病気が改善しない場合、その責任を会社・産業医に追及しない旨の承諾書を提出させる」

ポリシーの会社(産業医)もいるようですが、個人的には、そこまでは不要と考えています。

(高血圧や糖尿病での病院紹介でもここまでやるのでしょうかね。)




産業医は、

【従業員のもしものときも、信頼できる機関との提携・連携による安心の医療体制により、最善の選択枝を提案】

するべきです。

これは、メンタルな病気でも、カラダの病気でも同じはずです。



ただし、最終的には、医者と患者の【相性】も重要です。

なので、私は、2-3つの施設(と担当医)を紹介させていただくことが多いです。

あくまで、最終判断は、その社員のものと思っています。




これはあくまで、産業医の仕事、であって、

会社(人事)の仕事ではないと思います。



ここらへんは、産業医の先生の考え方にもよりますので、

一度、産業医の先生とご相談されてはいかがでしょうか。


これからも、ご質問のある方は、以下のアンケートよりお願いします。


以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

休職中のメンタル社員との面談で、何をしているのですか?

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【休職中のメンタル社員との面談で、何をしているのですか?】

という内容のお話しをさせて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。



企業の人事担当者方からも、産業医の先生方からも、受ける質問です。


「休職中のメンタル社員との面談で、何をしているのですか?」



いろいろな状況の休職中社員がいますので、

一概に言えることではありませんが、

だいたい、共通して意識していることを説明させていただきます。


基本的なスタンスとして、休職中(自宅治療中)でも、継続してコンタクトを取り合いましょう、と思っています。

その理由は、以下(だけでないが)などの重要事項を定期的に確認、状況に応じて説明する必要があるからです。


病気の正しい知識(脳の神経伝達物質に関する問題であって、性格や考え方の問題ではないこと)

治療方法は、薬物療法、休養、カウンセリングなどがあり、どれか一つだけよりも、コンビネーション(併用)が効果的なこと。

通院と服薬の確認と情報提供(再発予防のため、改善後も一定期間服薬が必要であり早めの薬物中止は再発のおそれが高いこと、薬の副作用についてなど)

復職後に備え、ある程度改善した後にもストレスを軽減するため、思考法やリラクゼーション、気分転換の方法を身につける必要があること、その実施指導。
 
⑤復職を目指す場合、症状が遷延した場合、そのために役立つ福祉制度などの社会資源についての情報提供。

⑥あとは企業秘密・・・


おかげさまで、休職社員の復職率は概ね9割を超えています。

(復職してからこそが大変なので、復職=成功とは思っていませんが)


また、復職後、会社を去っていった人々からも、Exit Interview(退職前のインタビュー)で、「産業医の先生なしには、ここまで治らなかった。」などの声を多数頂いております。



もちろん、「いい」街のお医者さんたちも、上記の事を考えつつ診療をしていると思います。

しなしながら、街のお医者さんという立場と、産業医という立場では、立ち位置に違いがあり、その違いを認識したコミュニケーションが必要です。

そこらへんを出来るか否かが、

ふつうのお医者さん(街のお医者さん)で産業医資格を持っている

から、

「産業医!」

への脱却のポイントの一つかと思います。



すでに産業医はいるのだけれど、こうしたこの指導をご希望される企業の方、

すでに産業医はしているのだけれど、一皮向けたい産業医の先生方、


弊社のコンサルティングサービスをご活用ください。

お問い合わせは、無料です。


以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。

【衛生委員会でも使える。無料で、自由に利用可能。医療説明ボード】

新年明けましておめでとうございます。
産業医の武神です。

今年もよろしくお願い申し上げます。

今回は、

【無料で、自由に利用可能。医療説明ボード】

のご紹介をさせていただきます。



ipadをお持ちでも、お持ちでなくても、

医療関係者でなくても、無料で、自由に利用可能。

衛生委員会でフルに活用できる内容をご紹介させていただきます!

私の作った資料も無料で、自由に利用可能!



このアプリは、— http://bit.ly/vovszQ  または  http://bit.ly/rqmwLY 

治療や検査内容の説明、栄養指導など、医療者が患者さんに説明を行う際の補助ツールです。

患者さん本人や家族に対して説明することが多い、様々な疾患の説明スライドをipadにダウンロードしてアプリにインストールして使用する事が出来ます。


さらに、

進化版であるこの「医療ボード Pro」は、続々登場する最新スライド集をインポートして治療や検査内容の説明、栄養指導など、シチュエーションごとに医療者が患者さんに説明を行う際の補助ツールです。
アドヒアランス向上だけでなく、コメディカルが説明者となることで、忙しい医師の時間節約にも貢献。在宅診療や、病棟や介護施設内でのムンテラ、院内研修や自己学習、学会や講演での発表などにも最適なアプリとなっています。






このリンクサイトは、— http://bit.ly/smSa25

iPadアプリ『描いて消せる患者さんへの説明ボード』で利用可能な“カセット”(コンテンツ群のまとまり)ライブラリです。

全国の有力施設/有力医師が実際に使っている秀逸スライド&動画を、どんどん公開しています。

「患者さんへの説明」効率がグンと上がります。

登録料・利用料・コンテンツ料は、すべて無料です。

自由にダウンロードして、ご利用ください。



※スライド群を実際にダウンロードするには、iPad(アプリ)経由でないと出来ません
※スライドは今後、続々追加されます。


**************************
アプリで「うつ」で検索、もしくは、QlifeBooksで「うつ」で検索していただけますと、


どうぞご活用ください。

*************************

以上、
あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。


最後になりますが、本アプリの提供元であるQLife山内社長に感謝申し上げます。

メンタルヘルス・ストレス検診(検査)の実施義務化は見送り

いつもありがとうございます。

産業医の武神です。


今回は、

【メンタルヘルス・ストレス検診(検査)の実施義務化は見送り】

という記事をご紹介させて頂きます。

あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。


産経新聞(2011.11.9.)からの記事です。

——–
厚生労働省は8日、事業者に全従業員を対象とした医師によるストレス検査の実施を義務づける労働安全衛生法改正案について、今国会への提出を見送る方針を固めた。改正案のもう一つの柱である受動喫煙防止策に与野党の愛煙家らが反発し審議入りのめどが立たなくなったため。嫌煙家で知られる小宮山洋子厚労相だが、今回ばかりは煙たがるたばこに足をすくわれた格好だ。

 改正案は、労働行政に精通する小宮山氏が今国会への提出を強く求めていた。過剰なノルマや上司の叱責などが原因で鬱病となり、労災申請をする労働者は増加しており、これを防止しようと10月の政務三役会議で提出が決まった。

 だが、改正案には、すべての事業所と工場に「全面禁煙」か、喫煙室以外での喫煙を禁止する「空間分煙」を義務づける受動喫煙防止策が小宮山氏の強い意向で盛り込まれた。厚労省は参院での先行審議を予定していたが、与野党から「受動喫煙部分を切り離さないと審議に応じない」との声が続出。12月9日の会期末まで1カ月しかないため、来年の通常国会までに仕切り直すことになった。
——-

なんとまあ、というのが正直な感想・・・

以上、あなたの会社の労働安全衛生管理・産業医活動のヒントになれば幸いです。