痛みが原因で、半数以上の人が年に1カ月以上仕事を休んでいた。
調査は昨年12月、過去5年以内にうつ病と診断され治療薬服用中の有職者と、月1人以上うつ病患者を診察している医師それぞれ約300人を対象に実施した。
うつに伴う体の痛みを経験した患者は59.9%、なしが40.1%。一方、痛みが多くの場合にある、または常にあると認識している医師は33.6%だった。
うつ病の診断前に、痛みが症状の一つだと知っていた患者は5人に1人だけ。わずらわしい痛みの症状は頭痛(33.7%)が最多だが、背中(24.7%)、体全体の漠然とした痛み(25.8%)も多かった。
痛みがある人の51.1%が、痛みが原因で年に1カ月以上仕事を休んでおり、休みが0日だった人を含めた平均日数は106.7日だった。
(2009/12/07-05:04)
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